シルクスクリーンのみの展示。4~5展の緑を主としたもの以外は、飴色でのモノトーンの作品。いずれの作品からも制作活動の充実ぶりが伝わってくる。青森トリエンナーレで3位に入賞したそうで、入賞作は展示できないが、やはり今回の個展のものと同系統だとのこと。静謐な中に優しい生命力が確かに存在していると感じさせられる。須賀敦子のエッセイを読んだ時に包まれる感覚に似ていると言えば、作品の雰囲気が伝わるだろうか。小さな個展であるが、銀座に行くついでがなくても観に出かける価値のあるものだと思う。残念なことに会期は今日までだったが、この作家の名を記憶にとどめて次に触れられる機会を待ってほしい。
por Andres
https://dosperegrinos.net/2007/11/17/%e5%90%89%e6%b0%b8%e6%99%b4%e5%bd%a6%e5%80%8b%e5%b1%95-transparent-obscurities/Andres y Amelia文化・芸術 シルクスクリーンのみの展示。4~5展の緑を主としたもの以外は、飴色でのモノトーンの作品。いずれの作品からも制作活動の充実ぶりが伝わってくる。青森トリエンナーレで3位に入賞したそうで、入賞作は展示できないが、やはり今回の個展のものと同系統だとのこと。静謐な中に優しい生命力が確かに存在していると感じさせられる。須賀敦子のエッセイを読んだ時に包まれる感覚に似ていると言えば、作品の雰囲気が伝わるだろうか。小さな個展であるが、銀座に行くついでがなくても観に出かける価値のあるものだと思う。残念なことに会期は今日までだったが、この作家の名を記憶にとどめて次に触れられる機会を待ってほしい。
por AndresAndres y AmeliaSubscriberDos Peregrinos
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