久しぶりに映画に行った。ウディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」(原題“Vicky Cristina Barcelona”)。バルセロナへバカンスを過ごしにきた二人のアメリカ娘VickyとCristinaが、画家のJuan Antonioに誘惑され、それに画家の元妻Maria Elenaを加えた二重三重の三角関係を演じるコメディ。要するに二人の娘がひと夏のアバンチュールを経験するが、結局は元の生活に戻るというだけの話。しかも随所に長いナレーションが入って状況を説明するという、手抜きにしか見えない演出。

この作品でオスカー助演女優賞を受賞したMaria Elena役のペネロペ・クルス(Penélope Cruz)だけがとびぬけて輝いていたように思えるのは、贔屓目だろうか。それでもここでの彼女は、公開時に映画館でも観、たまたま昨夜のテレビ放映でも観た「ボルベール」での演技よりも雑な印象を受けた。

暇つぶしのつもりなら良いが、わざわざ出かけて行って観るほどの作品ではない。

por Andres

Andres y Amelia映画・テレビ久しぶりに映画に行った。ウディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」(原題“Vicky Cristina Barcelona”)。バルセロナへバカンスを過ごしにきた二人のアメリカ娘VickyとCristinaが、画家のJuan Antonioに誘惑され、それに画家の元妻Maria Elenaを加えた二重三重の三角関係を演じるコメディ。要するに二人の娘がひと夏のアバンチュールを経験するが、結局は元の生活に戻るというだけの話。しかも随所に長いナレーションが入って状況を説明するという、手抜きにしか見えない演出。 この作品でオスカー助演女優賞を受賞したMaria Elena役のペネロペ・クルス(Penélope Cruz)だけがとびぬけて輝いていたように思えるのは、贔屓目だろうか。それでもここでの彼女は、公開時に映画館でも観、たまたま昨夜のテレビ放映でも観た「ボルベール」での演技よりも雑な印象を受けた。 暇つぶしのつもりなら良いが、わざわざ出かけて行って観るほどの作品ではない。 por Andres退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)