赤坂宿~藤川宿~岡崎宿IMGP2800

9時前に赤坂宿を出発。1時間ほど歩いたところで「法蔵寺」に到着。IMGP2806

 

 

 

ここには近藤勇の首塚がある。板橋で処刑され、京都でさらされた後、ここに葬られたそうだ。

 

 

法蔵寺の門前では「法蔵寺団子」が売られていて、東海道筋の名物だったとのことだが、現在は全く作られていない模様。残念。

IMGP2811

さらに進むと、山中八幡。

木立に覆われた丘の頂上に社殿があり、その左下の斜面に「鳩ケ窟」がある。徳川家康が潜んでいた穴で、見つかりそうになった時に鳩が飛び立ったIMGP2813ために助かったとの言い伝えがある。

 

 

 

 

IMGP2817

 

このあたりから大豆畑が目立つようになる。畑に中で立ち枯れる迄になっているが、こうした景色がこの後も頻繁に見られる。八丁味噌の地が近いので、その原料なのだろうか。

 

IMGP2823

藤川宿本陣跡に着いたのは、13時20分。民家の一角に小さな標石があるだけ。

 

 

 

 

IMGP2825

脇本陣跡が資料館になっているが、ここは無人で、勝手に入って電灯を点け、自由に見学できるようになっている。

 

 

 

IMGP2830

今日も食事処が見つからず、昼食にありつけたのは14時半。それまでのつなぎに和菓子屋で買った「八丁味噌巻」と「鬼まんじゅう」を街道脇のベンチで食べる。美味しいのだが、熱いお茶と一緒でないのが頂けない。

IMGP2838

岡崎に入る手前の乙川。私の地図では橋があったはずの場所が、堰になっている。夏なら渡れなくもない程度の浅い流れだが、当然私たちは100mくらい上流にある橋を通る。

 

IMGP2840

ここの河原にポルトガル語の注意書き。

「ごみを家に持ち帰るように!」

愛知県もブラジルからの出稼ぎが多いからだろうか。

 

 

 

 

 

IMGP2842

ここにはまた、なぜか馬小屋があり、3頭が飼われている。競走馬でも農耕馬でもなさそうだ。

 

 

 

IMGP2847

乙川から1km程の所を少し右に入ると「大岡越前守陣屋跡」がある。立派な外壁と門がつくられているが、中には何もない。

 

 

 

IMGP2850

ようやく岡崎に到着。岡崎は宿場町であると同時に城下町。街道は城を守るために「二十七曲がり」と呼ばれる曲り角の連続になっている。その出発点がここ。

 

IMGP2861

現在は街中の変哲もない道なので、地図を見ながらでも曲がり角は非常に分かりにくい。写真のような標識が立てられていて一見親切なのだが、これが「二十七曲がり」全ての曲り角にあるわけではないのだ。標識を頼りに歩くと次の曲り角にはたどり着けない。なぜこんなに中途半端なことをするのだろう。立てるのなら全部の角に立てるべきだし、部分的にしかやらないのなら、全く立てない方がましだ。

IMGP2855

岡崎宿西本陣跡に着いたのは17時15分。

コンビニの前にポツンと標石が立っていた。

 

 

 

赤坂宿から岡崎宿まで21.05km。33,100歩。

この日の総歩数37,391。

por Andres

Andres y Amelia東海道中赤坂宿~藤川宿~岡崎宿 9時前に赤坂宿を出発。1時間ほど歩いたところで「法蔵寺」に到着。       ここには近藤勇の首塚がある。板橋で処刑され、京都でさらされた後、ここに葬られたそうだ。     法蔵寺の門前では「法蔵寺団子」が売られていて、東海道筋の名物だったとのことだが、現在は全く作られていない模様。残念。 さらに進むと、山中八幡。 木立に覆われた丘の頂上に社殿があり、その左下の斜面に「鳩ケ窟」がある。徳川家康が潜んでいた穴で、見つかりそうになった時に鳩が飛び立ったために助かったとの言い伝えがある。           このあたりから大豆畑が目立つようになる。畑に中で立ち枯れる迄になっているが、こうした景色がこの後も頻繁に見られる。八丁味噌の地が近いので、その原料なのだろうか。   藤川宿本陣跡に着いたのは、13時20分。民家の一角に小さな標石があるだけ。    ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)