ジェノバ~パルマ

チェックアウトしてすぐ近くの広場から路線バスでGenova Piazza Principe駅へ。パルマまでの切符を買う。窓口の列は短い。

発車まで2時間ほどあり、カフェでDSC02371つぶすにも長すぎるので、バスでジェノバを巡ってみることにする。適当に乗ったバスが、ジェノバを囲む高台を通って街を半周DSC02370するような路線だった。港の巨大なクルーズ船が屋根の向こうに見える。40分ほどで終点に着いたが、全員が降りたわけではないので、そのまま乗り続ける。10分後に発車して、ほぼ往路と同じ道で駅に戻る。冷たい雨だったので、バスの中からでも街を眺められて良かった。

 

列車はまずPiacenzaまDSC02373での普通列車。半分ほどの席が埋まっていただろうか。車中で若い女性が座席に紙片を置いて回り、しばらくすると回収に来る。書かれている文は「私と二人の兄弟は失業中でホームレスです。神の愛のために少しのお金で私の家族を助けてください。ありがとうございます。神のご加護を」というような意味だろうか。一人の初老の男だけがお金をあげていた。

Piacenza駅で寒さしのぎと時間つぶしでBarに。ここは最初にレジで代金を払ってから品を受け取る仕組み。カフェ・マッキャートを頼んだが、私の前の客も私もミルクを入れるのを忘れられる。

Piacenza からParmaまでは指定席の急行。普通の座席。
Parmaは冷たい雨がまともに降り、寒い。ほんの数百メートルのホテルまでの道のりでも身体が冷え切ってしまう。部屋で少し休んで温まるのを待つ。IMGP6079

ピロッタ宮殿にある考古学博物館とテアトロ・ファルネーゼ、国立美術館。テアトロは古い劇場で、造りがすばらしい。その脇に美術館があり、宗教画と肖像画が主。まずまずのコレクション。

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ドゥオーモは珍しくファサードの装飾が少ない。

相変わらず冷たい雨が降り続き、身体は冷えるばかり。一旦ホテルに戻り、休む。1時間ほどベッドに潜り込んで少し回復。

 

 

 

 

夕食にでかける。温かいスープが飲みDSC02386たいところだが、メニューにはスープがない。パルマなのでハムを食べることにして、プロシュートとメロンのあるレストランに入る。メロンは夏の甘さには遠いが、おいしいパルマのプロシュートと一緒に満足させDSC02387てくれる。Ameliaはカツレツだと思ってエスカロペを頼んだが、豚肉の薄目のステーキにトマトを主としたソースのかかったものだった。DSC02391

 

ハムの街。ショーウィンドーの並んだハムやソーセージ。様々に包まれていて、中身が想像できない。生ハムは、外見が味以上にスペインのとは違っている。

 

Parmaの街は氷雨のせいか、非常に静かだった。

por Andrés

Andres y Amelia海外旅行ジェノバ~パルマ チェックアウトしてすぐ近くの広場から路線バスでGenova Piazza Principe駅へ。パルマまでの切符を買う。窓口の列は短い。 発車まで2時間ほどあり、カフェでつぶすにも長すぎるので、バスでジェノバを巡ってみることにする。適当に乗ったバスが、ジェノバを囲む高台を通って街を半周するような路線だった。港の巨大なクルーズ船が屋根の向こうに見える。40分ほどで終点に着いたが、全員が降りたわけではないので、そのまま乗り続ける。10分後に発車して、ほぼ往路と同じ道で駅に戻る。冷たい雨だったので、バスの中からでも街を眺められて良かった。   列車はまずPiacenzaまでの普通列車。半分ほどの席が埋まっていただろうか。車中で若い女性が座席に紙片を置いて回り、しばらくすると回収に来る。書かれている文は「私と二人の兄弟は失業中でホームレスです。神の愛のために少しのお金で私の家族を助けてください。ありがとうございます。神のご加護を」というような意味だろうか。一人の初老の男だけがお金をあげていた。 Piacenza駅で寒さしのぎと時間つぶしでBarに。ここは最初にレジで代金を払ってから品を受け取る仕組み。カフェ・マッキャートを頼んだが、私の前の客も私もミルクを入れるのを忘れられる。 Piacenza からParmaまでは指定席の急行。普通の座席。 Parmaは冷たい雨がまともに降り、寒い。ほんの数百メートルのホテルまでの道のりでも身体が冷え切ってしまう。部屋で少し休んで温まるのを待つ。 ピロッタ宮殿にある考古学博物館とテアトロ・ファルネーゼ、国立美術館。テアトロは古い劇場で、造りがすばらしい。その脇に美術館があり、宗教画と肖像画が主。まずまずのコレクション。 ドゥオーモは珍しくファサードの装飾が少ない。 相変わらず冷たい雨が降り続き、身体は冷えるばかり。一旦ホテルに戻り、休む。1時間ほどベッドに潜り込んで少し回復。         夕食にでかける。温かいスープが飲みたいところだが、メニューにはスープがない。パルマなのでハムを食べることにして、プロシュートとメロンのあるレストランに入る。メロンは夏の甘さには遠いが、おいしいパルマのプロシュートと一緒に満足させてくれる。Ameliaはカツレツだと思ってエスカロペを頼んだが、豚肉の薄目のステーキにトマトを主としたソースのかかったものだった。   ハムの街。ショーウィンドーの並んだハムやソーセージ。様々に包まれていて、中身が想像できない。生ハムは、外見が味以上にスペインのとは違っている。   Parmaの街は氷雨のせいか、非常に静かだった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)