奈良井宿~鳥居峠~藪原宿~宮ノ越宿~中山道中間点~木曽福島DSC04541

自然の明かりは天窓からという民宿「かとう」のおかみさん、鳥居峠で食べなさいとりんごを1個手渡してくれた。DSC04549DSC04553奈良井川に架かる木曽大橋や落葉には霜が降り朝は寒い。マリア観音像、高札場IMGP1345、水場などをゆっくり見学しながら宿場を抜けると紅葉の旧道に出た。

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坂を登りながら振り返ると山あいの奈良井宿が美しい。

 

 

 

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鳥居峠にも熊が出るらしく、「熊除けの鐘」が設置されていた。カランカランと鳴らし、腰にも熊鈴を着けて峠を目指す。

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頂上近くの丸山公園でりんごをかじる。御嶽遥拝所の鳥居は倒壊の危険があるため立ち入り禁止。

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あきらめて先へ進むと裏からなら大丈夫なので急斜面を登って頂上へ。石仏にお社もあり、雪をかぶった御嶽の頂上をはるか西に拝むこともできた。

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石畳の道を降り、すっかり葉の落ちた「天降社の大モミジ」を見上げる。IMGP1394

 

 

 

 

 

 

 

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「飛騨街道追分の碑」から薮原宿に入る。

キツネ顔の白猫発見。

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「一里塚の跡」には蒸気機関車D51が展示されていた。

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お六櫛を買うつもりでいたが、奈良井の店に行IMGP1404っているという張り紙が出ていたり、閉店だったり。蕎麦屋さえもなし。仕方がないので昼食は道の駅で。すき焼き丼に山賊揚げ定食は不味く、テラスで振舞っていたそま人汁の方が美味DSC04630しかった。

国道沿いに鳥居峠のおおきなレリーフがあった。

 

 

 

吉田洞門を出た先で国道を横断し、山吹トンネIMGP1412ルを迂回する旧道へ入った。車が通らないので、落葉だらけ。崖から転げ落ちてきたらしい石もごろごろ。旧道の出口を出て初めて「落石崩壊等危険なため立入禁止」の表示に気付いた。

 

IMGP1419宮ノ越宿は木曽義仲ゆかりの地。巴ヶ淵の赤く色づいた紅葉は地元の女性はもう終わりだと言っていたが、まだ十分きれいだった。

 

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「義仲館」の展示で彼の生い立ちを学ぶ。ちらほら人の姿が見えたのは、見学者ではなく木曽町町議会議員の投票のため。隣の建物が投票所になっていた。

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本陣、脇本陣問屋跡に建物はなかったが、江戸時代に大工集団が活躍したという宮ノ越では民家の入り口にも彫刻があった。

 

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原野の「中山道中間地点67里28町」に到着したのが午後4時。

鉄板の橋を渡り、手習神DSC04659社へ。この近くでも投票所に向かう町の人を見かけた。

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「出尻の一里塚」上から下へと藪道を降り、ようやく福島宿へ。国道沿いのコンビニで肉まん・ピザまんを買い、トイレ休憩。とっぷり日も暮れ、懐中電灯で足元を照らしながら今日の宿「三河屋」を目指し木曽川沿いを歩く。

夕食はホテルお勧めのとうDSC04670ふ料理「和幸家」へ。酒も飲まずヘルシーな食事になった。かつて仕事で滞在した覚えのある宿は今年から経営者が変わり名前も「自由旅クラブ木曽三河屋」となっていた。湯船にヒノキの大きなボールが浮かんでいる温泉で疲れをいやし、就寝。

41,100歩 25.1km

por Amelia

Andres y Amelia中山道中奈良井宿~鳥居峠~藪原宿~宮ノ越宿~中山道中間点~木曽福島 自然の明かりは天窓からという民宿「かとう」のおかみさん、鳥居峠で食べなさいとりんごを1個手渡してくれた。奈良井川に架かる木曽大橋や落葉には霜が降り朝は寒い。マリア観音像、高札場、水場などをゆっくり見学しながら宿場を抜けると紅葉の旧道に出た。 坂を登りながら振り返ると山あいの奈良井宿が美しい。       鳥居峠にも熊が出るらしく、「熊除けの鐘」が設置されていた。カランカランと鳴らし、腰にも熊鈴を着けて峠を目指す。 頂上近くの丸山公園でりんごをかじる。御嶽遥拝所の鳥居は倒壊の危険があるため立ち入り禁止。               あきらめて先へ進むと裏からなら大丈夫なので急斜面を登って頂上へ。石仏にお社もあり、雪をかぶった御嶽の頂上をはるか西に拝むこともできた。 石畳の道を降り、すっかり葉の落ちた「天降社の大モミジ」を見上げる。    ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)