東京…名古屋…穂積駅~美江寺宿~赤坂宿~美濃赤坂駅…大垣駅

所用で一旦東京に戻ったが、今日からいよいよ最後の中山道歩き。今回で京都まで行き着く予定。

新幹線で名古屋へ。今日は「ぷらっとこだま」を使ったので、少し安い。購入が昨日だったのでグリーン車しか残っていなかった。それでも普通に買うより1000円以上安い。しかし沖縄まで10,000円以下で行けることを思うと、新幹線は高い。

新幹線車内で早めの昼食をすませ、名古屋で東海道線に乗り換えて穂積駅へ。自宅を出るときは、かろうじて雨は降っていなかったが、東京駅で降り始め、途中では雨脚が強まっていた。穂積駅では土砂降りではないが、本降り状態の上に風も強まっていたので、ポンチョを着込む。27日に休憩した喫茶店の前まで戻って中山道歩きを再開。

美江寺までは雨風が強く、特に激しい向かい風で傘を正面に向けて前が見えないままで歩く状態。DSC05513

美江寺宿は静かな宿場町の雰囲気は何IMGP2442となく残っているが、特に見るべきものはない。美江寺観音堂には十一面観音が安置されていたが、斎藤道三が岐阜に移してしまった。DSC05519

美江寺千手観音像は新しいもの。

 

雨が上がったのでポンチョを脱いだが、その後も照ったり降ったり。風は相変わらず強い。DSC05534

畑の中の道を進み、揖斐川を鷺田橋で渡り、呂久の集落に入ると小簾紅園(和宮記念公園)。和宮が揖斐川を渡るときに梅の枝を採って来させ船縁に飾ったそうで、それを記念して昭和初期にこの公園を作っDSC05537たそうだ。

近鉄の東赤坂駅前に喫茶店があったので休憩。コーヒーを頼むと、卵サンドイッチ、コーヒーゼリー、メロンがついてくる。名古屋圏の喫茶店文化は本当に素晴らしい。特に歩き旅ではありがたい。

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杭瀬川の岸に「赤坂港跡」。杭瀬川は小さな運河のようにしか見えない。DSC05551

赤坂宿本陣跡の石碑を過ぎて今日の街道歩きは終わり。

左折して美濃赤坂駅へ。地図ではDSC05552東海道本線の駅となっているが、ここは終着駅。現在は無人駅でホームは一本しか使われていないが、他に荒れたホームが何本もあって、その向こうには廃墟のような工場が見える。この工場のために敷かれた路線なのだろう。今は45分に1本ほどの電車が大垣との間を往復している。やってきた電車は2両編成のワンマンカー。大垣まではほんの数分。DSC05558

夕食は駅ビルの「鶏匠庵」で。注文した「鶏ちゃん焼き」は先日の朝食で出たのとは大違い。陶板に鶏モツと野菜を盛り上げたものを、目の前で焼く。辛いタレがかけられていて、体が温まる。

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「鶏つけソバ」も大量のネギが盛られていて、つけ汁も辛いもの。

両方とも美味しかった。

 

 

24,000歩 15.9km

por Andrés

Andres y Amelia中山道中東京…名古屋…穂積駅~美江寺宿~赤坂宿~美濃赤坂駅…大垣駅 所用で一旦東京に戻ったが、今日からいよいよ最後の中山道歩き。今回で京都まで行き着く予定。 新幹線で名古屋へ。今日は「ぷらっとこだま」を使ったので、少し安い。購入が昨日だったのでグリーン車しか残っていなかった。それでも普通に買うより1000円以上安い。しかし沖縄まで10,000円以下で行けることを思うと、新幹線は高い。 新幹線車内で早めの昼食をすませ、名古屋で東海道線に乗り換えて穂積駅へ。自宅を出るときは、かろうじて雨は降っていなかったが、東京駅で降り始め、途中では雨脚が強まっていた。穂積駅では土砂降りではないが、本降り状態の上に風も強まっていたので、ポンチョを着込む。27日に休憩した喫茶店の前まで戻って中山道歩きを再開。 美江寺までは雨風が強く、特に激しい向かい風で傘を正面に向けて前が見えないままで歩く状態。 美江寺宿は静かな宿場町の雰囲気は何となく残っているが、特に見るべきものはない。美江寺観音堂には十一面観音が安置されていたが、斎藤道三が岐阜に移してしまった。 美江寺千手観音像は新しいもの。   雨が上がったのでポンチョを脱いだが、その後も照ったり降ったり。風は相変わらず強い。 畑の中の道を進み、揖斐川を鷺田橋で渡り、呂久の集落に入ると小簾紅園(和宮記念公園)。和宮が揖斐川を渡るときに梅の枝を採って来させ船縁に飾ったそうで、それを記念して昭和初期にこの公園を作ったそうだ。 近鉄の東赤坂駅前に喫茶店があったので休憩。コーヒーを頼むと、卵サンドイッチ、コーヒーゼリー、メロンがついてくる。名古屋圏の喫茶店文化は本当に素晴らしい。特に歩き旅ではありがたい。 杭瀬川の岸に「赤坂港跡」。杭瀬川は小さな運河のようにしか見えない。 赤坂宿本陣跡の石碑を過ぎて今日の街道歩きは終わり。 左折して美濃赤坂駅へ。地図では東海道本線の駅となっているが、ここは終着駅。現在は無人駅でホームは一本しか使われていないが、他に荒れたホームが何本もあって、その向こうには廃墟のような工場が見える。この工場のために敷かれた路線なのだろう。今は45分に1本ほどの電車が大垣との間を往復している。やってきた電車は2両編成のワンマンカー。大垣まではほんの数分。 夕食は駅ビルの「鶏匠庵」で。注文した「鶏ちゃん焼き」は先日の朝食で出たのとは大違い。陶板に鶏モツと野菜を盛り上げたものを、目の前で焼く。辛いタレがかけられていて、体が温まる。 「鶏つけソバ」も大量のネギが盛られていて、つけ汁も辛いもの。 両方とも美味しかった。     24,000歩 15.9km por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)