Barcelona~Colonia Güell~BaPA131267rcelona

ホテルをチェックアウトし、荷物を預けて出発。朝食はCerbeceria Catalanaでクロワッサンとカフェ・コン・レチェ。店の雰囲気は悪くない。客も多い。

地下鉄3号線でPl.Espanaへ。FGCに乗り換えてColonia Güell へ。私たちの持っている切符はZone1用なので、一つ手前の駅までしか乗れないのだが、乗り越し精算が出来るかどうか試してみようと、そのまま乗って行く。しかしColonia Güell は無人駅でそのまま出ることになる。IMGP0774

駅前からペンキで足跡のマークが路面につけられていて、それをたどるとツーリスモに迷わずたどり着ける。途中にPA131270かつてグエルが経営していた繊維工場が、今は何を作っているのかわからないが、操業しているらしくトラックが出入りしている。ツーリスモでコロニア・グエル地下聖堂の入PA131279場券を買い、村の地図をもらう。

早速、地下聖堂へ。客はほんの数PA131288人。静かにゆっくり聖堂内のPA131300雰囲気を楽しむ。30数年前の記憶の通り。昔は椅子に触れられなかったが、今は自由に座ることが出来る。しかしそのせいか、落書きが目立つ。外回りも見ていると、屋上に上がれるようになっており、コンクリートできれいに覆われている。

 

 

松林を通って司祭館へ。司祭が住んでいるのか、外から見るだけ。その後、もらった地図にあるモデルコーPA131277スの通りに村を一巡。小さな村なので、5分もあれば横断できる。通りでは数人の男たちが昨日の祭の片付け中。この村にはPA131336モデルニスモの建築がいくつもあり、大部分は現役。写真左はCa L’Espinal。

最後に広場のBarで休憩。何人PA131341かの老人がのんびりおしゃべり。Pl.Espanaから20分ほどなのに、ここは田舎の村そのものといった空気。

帰りは村はずれから草むらの間の道を抜PA131349けて、隣のMoli Nou駅まで歩く。Moli Nouは多摩ニュータウンのような団地の立ち並ぶ町。たった一駅の違いなのに、ずいぶん大きな差。

途中の L’Hospitalet – Av Carriletで地下鉄L1に乗り換え、Urquinaona駅で下車。レイエターナ通りを少し下る。警察署の前に差し掛かったときに、十人ほどの警官と2〜30人の通行人が通りの反対側を見つめ、ちょっと異様な雰囲気。すると二人の十代後半のような女の子が警官に連行されて来、更に中年女性が口の開いたバッグを手に警官に付き添われて来る。泥棒事件だったようだ。

近くの5つ星ホテルOhlaの地上階にあるOhla Gastrobarで昼食。味は良いが、量はPA131350-356少な目、盛りつけはおしゃれで、まるで東京でフレンチを食べているよう。私たちには適量で美味しく、場所柄からすると値段は安いので、胃を少し休めたいが美味しい食事を、と考えたときには絶好の店。

Santa María del Mar 教会のPA131363前のナッツPA131362屋へ行ってみる。ガイドブックには日月休みとなっていたが、営業している。店員の一人が日本語が堪能で、日本語だけで買い物が出来る。アーモンド、クルミ、レーズンを各200g購入。日本語は独学だが日本に十数回行ったそうだ。今日は何故か日本人客が多い、と言っていたが、何故だろう。

近くのBuboといPA131368うケーキ屋へ。小さめで繊細な作りのケーキが並んでいる。買ってPA131365帰る訳には行かないので、テラスで食べる。味も繊細で、これまた東京で食べているよう。スペインのダイナミックな、あるいは大ざっぱな作りや味はどこへ行ったのかと思うほど。 PA131371

市庁舎と州政府の間を抜けランブラスへ。市庁舎の前に電光掲示板でカウントダウン。カタルーニャ独立の可否を問う住民投票までのだろうか。PA131374

ランブラスはあいかわらずの賑わい。カフェが中央の歩道に席を出していたのがすっかりなくなっていた。通行人が増えたからだろうか。 PA131378

カナレータスの泉で水を飲む。いつも泉の存在をここに来ると忘れていたのが、今回は覚えていて見つけることが出来た。

Pl.Catalunya の fnac でCaminoのガイドブックを探す。2冊買おうとしたが、うち1冊に値札がついていない。レジの人が調べてくれたが、これは地図の付録で、本体の地図が盗まれたようで、在庫もないので申し訳ないが売れないとのこと。仕方ない。1冊だけ購入。

ホテルに戻って荷物を受け取り、今日から2泊のホテルに移動。今度のホテルは新市街の現代的なビル。

夕食は、ホテルの受付の女性にお勧めのバルを聞PA131387いて出かける。歩いて20分ほどかかる。着いてみると、カウンターのところは満員。奥に進むとテーブル席があってレストランになっているので、そちらで食べようと思うが、15分待ってくれとのこと。外のテラス席も満席なので、入口で待つ。待っている間にも何組も客が来るが、断られて待つ人、諦めて帰る人と様々。カウンターのところで飲んでいた人たちも空席待ちの客で、順次席に案内されて行く。やがて私たちも席に通される。英語メニューを渡されたのでPA131383-385、スペイン語のに換えてもらう。サラダにしようと思ったが、トマトのフライというのがあったので、注文してみる。コロッケと、もう一品はカラマーレス。そしてパン・コン・トマーテ。料理が運ばれてみると、すべて揚げ物だった。味はどれもよく、揚げかたも素晴らしい。しかしちょっと油もので量が多かった。料理の選定を間違えなければもっと満足できただろう。しかしお薦めの店と言える。

ホテルまで10分ほど。気持ちよく夜道を歩いた。

por Andrés

Andres y Ameliaスペイン旅行Barcelona~Colonia Güell~Barcelona ホテルをチェックアウトし、荷物を預けて出発。朝食はCerbeceria Catalanaでクロワッサンとカフェ・コン・レチェ。店の雰囲気は悪くない。客も多い。 地下鉄3号線でPl.Espanaへ。FGCに乗り換えてColonia Güell へ。私たちの持っている切符はZone1用なので、一つ手前の駅までしか乗れないのだが、乗り越し精算が出来るかどうか試してみようと、そのまま乗って行く。しかしColonia Güell は無人駅でそのまま出ることになる。 駅前からペンキで足跡のマークが路面につけられていて、それをたどるとツーリスモに迷わずたどり着ける。途中にかつてグエルが経営していた繊維工場が、今は何を作っているのかわからないが、操業しているらしくトラックが出入りしている。ツーリスモでコロニア・グエル地下聖堂の入場券を買い、村の地図をもらう。 早速、地下聖堂へ。客はほんの数人。静かにゆっくり聖堂内の雰囲気を楽しむ。30数年前の記憶の通り。昔は椅子に触れられなかったが、今は自由に座ることが出来る。しかしそのせいか、落書きが目立つ。外回りも見ていると、屋上に上がれるようになっており、コンクリートできれいに覆われている。     松林を通って司祭館へ。司祭が住んでいるのか、外から見るだけ。その後、もらった地図にあるモデルコースの通りに村を一巡。小さな村なので、5分もあれば横断できる。通りでは数人の男たちが昨日の祭の片付け中。この村にはモデルニスモの建築がいくつもあり、大部分は現役。写真左はCa L’Espinal。 最後に広場のBarで休憩。何人かの老人がのんびりおしゃべり。Pl.Espanaから20分ほどなのに、ここは田舎の村そのものといった空気。 帰りは村はずれから草むらの間の道を抜けて、隣のMoli Nou駅まで歩く。Moli Nouは多摩ニュータウンのような団地の立ち並ぶ町。たった一駅の違いなのに、ずいぶん大きな差。 途中の L'Hospitalet - Av Carriletで地下鉄L1に乗り換え、Urquinaona駅で下車。レイエターナ通りを少し下る。警察署の前に差し掛かったときに、十人ほどの警官と2〜30人の通行人が通りの反対側を見つめ、ちょっと異様な雰囲気。すると二人の十代後半のような女の子が警官に連行されて来、更に中年女性が口の開いたバッグを手に警官に付き添われて来る。泥棒事件だったようだ。 近くの5つ星ホテルOhlaの地上階にあるOhla Gastrobarで昼食。味は良いが、量は少な目、盛りつけはおしゃれで、まるで東京でフレンチを食べているよう。私たちには適量で美味しく、場所柄からすると値段は安いので、胃を少し休めたいが美味しい食事を、と考えたときには絶好の店。 Santa María...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)