時差ボケで夜中の3時ごろには目が覚める。何とか6時ごろまでうとうとする。まだ真っ暗だが起きてシャワー。宿備え付けのエスプレッソマシーンでコーヒーを入れて飲む。7時半にようやく明るくなってくる。

9時半に出て、通りを渡ってすぐのパン屋さんで朝食。クロワッサン、ナポリターナとCafé con leche。
歩いて5分ほどのMuseo de Reina Sofíaへ。
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Museo Reina Sofía
ゲルニカとその関連の展示だけを見ればと思っていたが、結局ほとんどを見て回ることになってしまった。スペイン戦争関連の展示が充実しているとの記憶はなかったが、記録フィルムの上映をやっていたり、当時のポスターやピカソ以外のスペイン戦争を題材とした作品も多く展示されていた。
シュールレアリスムの作品も充実していて、ブニュエルの映画なども面白く観ることができた。20世紀後半以降の現代芸術はつまらないので、この美術館にあまり良い印象は持っていなかったのだが、今回は楽しめた。
日曜日午前中は無料との情報もあったのだが、有料で入場。1時過ぎに出ると入場の列ができているので、あらためて入口の掲示を見てみると13時半から入場無料となっていた。そのための列だった。
美術館併設のレストランで昼食。Menú Diaria。私と娘は豆の煮込み、Ameliaはポテトサラダ。二皿目は私とAmeliaは鶏むね肉のエスカロペ、娘はメルルーサ。味はまずまず、量は多め。少しずつ残してしまう。デザートは私はアイスクリーム。市販の袋入りチョコアイスバーだった。娘はAroz con leche、AmeliaはFlan。コーヒーはなし。
宿に帰って昼寝。30分ほどしか眠れなかったが、疲れはだいぶ取れた。
4時半にMuseo del Pladoに向かう。ずっとヘリコプターが近所を飛び続けていたのでデモでもあるのかと思っていたら、プラド通りの車道と歩道は完全に柵で仕切られていて、横断歩道には警官が立って横断できないようにしている。自転車レースをやっていたのだ。
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プラド通りの自転車エース
やがてパトカーに先導されて1台の自転車が走って来、しばらくすると今度はパトカーや白バイに先導されて自転車レース本体の一団が時速60㎞は出ているようなスピードで走り抜けていった。数分後に緑地帯を挟んだ反対側の車道を自転車レースの一団が走り抜けた。一方はAtocha駅前ロータリーで折り返し、反対側はどこだか分からないが、とにかくプラド通りを周回するコースでのレース。
プラド美術館のちょっと先だけが横断できるようになっていたので、やっと美術館にたどり着く。ここは17時から入場無料なので長蛇の列。17時ごろに列の最後につく。列はプラド美術館の半分以上の長さになっていた。列が動き始めると、そんなに長く待つことなく入場できた。今日は1階のスペイン美術を見る。ベラスケスやゴヤなどなど。宗教画に良いものが多いように思う。王家の肖像画も多い。ベラスケスのは分かるが、ゴヤの手になる王室の肖像画は国王夫妻などの人格の下劣さが露骨に描かれていて、何でゴヤが王室画家を続けられたのかが不思議でしょうがない。ゴヤの作品を雇い主たちは見なかったのだろうか。19時少し前に閉館で追い出される、
まだ自転車レースは続いている。入館前には女性のレースで、大きく2つの集団に分かれて少しずつ差が広がってきていたが、美術館を出て来てみると男性のレースが始まったばかりなのか、まだ一団となって走っている。
まだ夕食時間ではないが、疲れたので軽く食事を済ませて宿に戻ることにする。宿の近くの朝とは別のパン屋でTortillaとサラダ。私はオルチャ―タを飲んだが、懐かしい味がした。
por Andrés
Andrésスペイン旅行時差ボケで夜中の3時ごろには目が覚める。何とか6時ごろまでうとうとする。まだ真っ暗だが起きてシャワー。宿備え付けのエスプレッソマシーンでコーヒーを入れて飲む。7時半にようやく明るくなってくる。9時半に出て、通りを渡ってすぐのパン屋さんで朝食。クロワッサン、ナポリターナとCafé con leche。歩いて5分ほどのMuseo de Reina Sofíaへ。ゲルニカとその関連の展示だけを見ればと思っていたが、結局ほとんどを見て回ることになってしまった。スペイン戦争関連の展示が充実しているとの記憶はなかったが、記録フィルムの上映をやっていたり、当時のポスターやピカソ以外のスペイン戦争を題材とした作品も多く展示されていた。シュールレアリスムの作品も充実していて、ブニュエルの映画なども面白く観ることができた。20世紀後半以降の現代芸術はつまらないので、この美術館にあまり良い印象は持っていなかったのだが、今回は楽しめた。日曜日午前中は無料との情報もあったのだが、有料で入場。1時過ぎに出ると入場の列ができているので、あらためて入口の掲示を見てみると13時半から入場無料となっていた。そのための列だった。美術館併設のレストランで昼食。Menú Diaria。私と娘は豆の煮込み、Ameliaはポテトサラダ。二皿目は私とAmeliaは鶏むね肉のエスカロペ、娘はメルルーサ。味はまずまず、量は多め。少しずつ残してしまう。デザートは私はアイスクリーム。市販の袋入りチョコアイスバーだった。娘はAroz con leche、AmeliaはFlan。コーヒーはなし。宿に帰って昼寝。30分ほどしか眠れなかったが、疲れはだいぶ取れた。4時半にMuseo del Pladoに向かう。ずっとヘリコプターが近所を飛び続けていたのでデモでもあるのかと思っていたら、プラド通りの車道と歩道は完全に柵で仕切られていて、横断歩道には警官が立って横断できないようにしている。自転車レースをやっていたのだ。やがてパトカーに先導されて1台の自転車が走って来、しばらくすると今度はパトカーや白バイに先導されて自転車レース本体の一団が時速60㎞は出ているようなスピードで走り抜けていった。数分後に緑地帯を挟んだ反対側の車道を自転車レースの一団が走り抜けた。一方はAtocha駅前ロータリーで折り返し、反対側はどこだか分からないが、とにかくプラド通りを周回するコースでのレース。プラド美術館のちょっと先だけが横断できるようになっていたので、やっと美術館にたどり着く。ここは17時から入場無料なので長蛇の列。17時ごろに列の最後につく。列はプラド美術館の半分以上の長さになっていた。列が動き始めると、そんなに長く待つことなく入場できた。今日は1階のスペイン美術を見る。ベラスケスやゴヤなどなど。宗教画に良いものが多いように思う。王家の肖像画も多い。ベラスケスのは分かるが、ゴヤの手になる王室の肖像画は国王夫妻などの人格の下劣さが露骨に描かれていて、何でゴヤが王室画家を続けられたのかが不思議でしょうがない。ゴヤの作品を雇い主たちは見なかったのだろうか。19時少し前に閉館で追い出される、まだ自転車レースは続いている。入館前には女性のレースで、大きく2つの集団に分かれて少しずつ差が広がってきていたが、美術館を出て来てみると男性のレースが始まったばかりなのか、まだ一団となって走っている。まだ夕食時間ではないが、疲れたので軽く食事を済ませて宿に戻ることにする。宿の近くの朝とは別のパン屋でTortillaとサラダ。私はオルチャ―タを飲んだが、懐かしい味がした。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)