娘との旅行の最終日。明日、娘を飛行場で見送った後に、私たちはPamplona経由でSaint-Jean-Pied-de-Portへ行くつもり。ALSAのバスの便があるので、切符を買わなければならない。宿の近くのEl Corte Ingrés旅行代理店へ行き、切符を売っているかどうか尋ねる。ここでは売っていない。Estación Sur de AutobusesのALSAの窓口で売っているとのこと。Pamplona行きも売っているかと確認すると、売っているとのこと。
Estación Sur de AutobusesまでRenfeで行き、ALSAの窓口で買おうとすると、ここではPamplona行きは売っていない。Avenida de Américaで売っているとのこと。El Corte Ingrésの男は確言したのに間違いだった。
地下鉄でAvenida de Américaへ移動。ALSAで無事明日の切符を買うことができたが、Pamplonaから先は、Pamplonaで買うようにとのこと。買えればSaint-Jeanまで行き、だめならPamplonaで一泊して、明後日Saint-Jeanへ移動することにする。
地下鉄でOperaへ行き、王宮前のCafé Orienteで一休み。
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カフェ・オリエンテ地下
ここは16世紀の修道院跡地だそうで、地下のトイレに行くとずいぶん凝った作りになっている。
王宮前の通りですばらしく美しい白馬の騎馬警官に遭遇。
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王宮前の騎馬警官
娘とAmeliaは王宮の見学に行き、私は携帯のSIMカードを買いに行く。地図で調べたGran VíaのMovistarに行ってみると、そこは携帯の様々な模様のカバーを売る店になっている。店員の女の子にMovistarの店はどこにあるかと尋ねると、知らないと答える。近くのCallaoにfnacがあるはずなので、そちらに向かう。fnacの向かいに小さな携帯ショップがあったので、そこに入る。MovistarのSIM prepagoを買いたいというと、Orangeしか売っていないという。明日からCaminoを歩くが、Orangeのサービスエリアは広いのかと尋ねると、それだったらMovistarの方が良いと言って、MovistarはPlaza Mayorにあると教えてくれる。Plaza Mayorに行って、BarでMovistarの場所を尋ねると、Calle Mayorだとのこと。Calle Mayorに出てあたりを見渡してもわからないので、またBarで聞いてみる。店の前まで出てきて、Calle Mayorをずっとまっすぐ進むと右側にある、と教えてくれる。しばらく歩くとPuerta del Solに着き、そのはずれにようやくMovistarが見つかった。
しばらく順番を待って、2カ月スペインに滞在し、月に2GBほどインターネットを使うと言ってSIMのプランを紹介してもらう。1ヶ月1GB使え、50分まで通話無料。追加はネットでも店舗でもできるとのこと。設定もやってくれ、5分後には開通するとのこと。30ユーロだった。
AandrésがMovistarに行っている間に娘と王宮見学。入場券購入でしばらく待たされたが無事入場。護衛の間、列柱の間、玉座の間とどれも豪華で贅沢な造り。ガスパリーニの2番目の部屋にあるゴヤの描いたカルロス四世とマリア・ルイサ妃の肖像画はすっかりお馴染み。その後も磁器の間、黄色の間、饗宴の食堂と王家ならではの金に糸目をつけない部屋が続く。当時の貧富の差の大きさを思いながら、一方で彼らの存在が文化保存に役立っているんだなあと認めてしまう。娘が興味を持っていた王室薬剤局は閉鎖されていた。隣りにあった武器展示室は確かに立派だが、アルカサールで嫌というほど武器を見たのでもういやという気分で早々に退出した。待ち合わせ場所のベンチでAndrésを待つ。 
Calle Mayorを歩いて王宮の方に戻り、Ameliaたちと合流してレストランCasa Ciriacoで昼食。ここは伝統的家庭料理で有名なところらしい。Menúが20ユーロ。
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Pepitoria Gallina
名物のPepitoria Gallinaも入っているので、Menúにする。量はどのくらいかと尋ねると、普通だ、そんなに多くないとのことなので、二人分を注文する。一皿目はミックスサラダとチョリソ。チョリソは美味しいのだが、塩っぱい。二皿目がPepitoria Gallinaとビフテキ。ビフテキは1.5cmほどの厚さだが、柔らかく程よい焼き加減で美味しい。Pepitoriaは鶏肉を卵の黄身、アーモンド、サフランの入ったソースでじっくり煮込んだもの。肉は柔らかく、ソースも思ったほどしつこくなく美味しい。デザートはスイカ、アイスクリームケーキ、Tarta del Borracho de Guadarajara。グアダラハラは袋に包まれたお菓子が3つだったので、2つは持ち帰る。
Calle Mayorを下る。
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Madridで一番小さな建物
途中に、Madridで一番小さな建物という表示がある。
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サン・ミゲル市場
San Miguel市場に寄ってみるが、ここは完全に観光客向けになってしまっていて、本来の市場の機能は絶無のようだ。タパスもどきを売る店ばかりで、肉屋も魚屋も八百屋も見当たらない。観光客がたむろして軽食を楽しんでいる。
 
空中浮揚の大道芸。
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空中浮揚
カラクリが分かってしまった。右腕一本で体を支え、重心の位置からするとものすごい腕力を要するように見える。実は右腕は偽物で金属製。支柱になっていて、それが服の内部まで伸びていて、体はそれに載っているだけ。大変な仕事には違いないが。
Solの近くのRaal Madridのオフィシャルショップに行って息子へのお土産のユニフォーム上下を買う。近くのEl Corte Ingrésの地下食品売り場に行き、土産のチーズやお菓子を買う。
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チョコラーテとチューロ
近くのChocolatería San Ginésへ。Chocolate y Churos二人分とファンタオレンジ。チューロもチョコレートも確かにおいしい。この店は食券を買うシステム。こんなのは初めて。
Plaza Mayorを抜けCalle de Atochaを下って宿へ。Plaza Mayorは一部が工事中のせいか、昼間だからか、人出がそんなに多くなく寂れたように見えた。
明日、娘は帰国。私たちはいよいよCaminoに向かう。今夜は荷物整理。
por Andrés y Amelia
Andrésスペイン旅行娘との旅行の最終日。明日、娘を飛行場で見送った後に、私たちはPamplona経由でSaint-Jean-Pied-de-Portへ行くつもり。ALSAのバスの便があるので、切符を買わなければならない。宿の近くのEl Corte Ingrés旅行代理店へ行き、切符を売っているかどうか尋ねる。ここでは売っていない。Estación Sur de AutobusesのALSAの窓口で売っているとのこと。Pamplona行きも売っているかと確認すると、売っているとのこと。Estación Sur de AutobusesまでRenfeで行き、ALSAの窓口で買おうとすると、ここではPamplona行きは売っていない。Avenida de Américaで売っているとのこと。El Corte Ingrésの男は確言したのに間違いだった。地下鉄でAvenida de Américaへ移動。ALSAで無事明日の切符を買うことができたが、Pamplonaから先は、Pamplonaで買うようにとのこと。買えればSaint-Jeanまで行き、だめならPamplonaで一泊して、明後日Saint-Jeanへ移動することにする。地下鉄でOperaへ行き、王宮前のCafé Orienteで一休み。ここは16世紀の修道院跡地だそうで、地下のトイレに行くとずいぶん凝った作りになっている。王宮前の通りですばらしく美しい白馬の騎馬警官に遭遇。娘とAmeliaは王宮の見学に行き、私は携帯のSIMカードを買いに行く。地図で調べたGran VíaのMovistarに行ってみると、そこは携帯の様々な模様のカバーを売る店になっている。店員の女の子にMovistarの店はどこにあるかと尋ねると、知らないと答える。近くのCallaoにfnacがあるはずなので、そちらに向かう。fnacの向かいに小さな携帯ショップがあったので、そこに入る。MovistarのSIM prepagoを買いたいというと、Orangeしか売っていないという。明日からCaminoを歩くが、Orangeのサービスエリアは広いのかと尋ねると、それだったらMovistarの方が良いと言って、MovistarはPlaza Mayorにあると教えてくれる。Plaza Mayorに行って、BarでMovistarの場所を尋ねると、Calle Mayorだとのこと。Calle Mayorに出てあたりを見渡してもわからないので、またBarで聞いてみる。店の前まで出てきて、Calle Mayorをずっとまっすぐ進むと右側にある、と教えてくれる。しばらく歩くとPuerta del Solに着き、そのはずれにようやくMovistarが見つかった。しばらく順番を待って、2カ月スペインに滞在し、月に2GBほどインターネットを使うと言ってSIMのプランを紹介してもらう。1ヶ月1GB使え、50分まで通話無料。追加はネットでも店舗でもできるとのこと。設定もやってくれ、5分後には開通するとのこと。30ユーロだった。AandrésがMovistarに行っている間に娘と王宮見学。入場券購入でしばらく待たされたが無事入場。護衛の間、列柱の間、玉座の間とどれも豪華で贅沢な造り。ガスパリーニの2番目の部屋にあるゴヤの描いたカルロス四世とマリア・ルイサ妃の肖像画はすっかりお馴染み。その後も磁器の間、黄色の間、饗宴の食堂と王家ならではの金に糸目をつけない部屋が続く。当時の貧富の差の大きさを思いながら、一方で彼らの存在が文化保存に役立っているんだなあと認めてしまう。娘が興味を持っていた王室薬剤局は閉鎖されていた。隣りにあった武器展示室は確かに立派だが、アルカサールで嫌というほど武器を見たのでもういやという気分で早々に退出した。待ち合わせ場所のベンチでAndrésを待つ。 Calle Mayorを歩いて王宮の方に戻り、Ameliaたちと合流してレストランCasa Ciriacoで昼食。ここは伝統的家庭料理で有名なところらしい。Menúが20ユーロ。名物のPepitoria Gallinaも入っているので、Menúにする。量はどのくらいかと尋ねると、普通だ、そんなに多くないとのことなので、二人分を注文する。一皿目はミックスサラダとチョリソ。チョリソは美味しいのだが、塩っぱい。二皿目がPepitoria Gallinaとビフテキ。ビフテキは1.5cmほどの厚さだが、柔らかく程よい焼き加減で美味しい。Pepitoriaは鶏肉を卵の黄身、アーモンド、サフランの入ったソースでじっくり煮込んだもの。肉は柔らかく、ソースも思ったほどしつこくなく美味しい。デザートはスイカ、アイスクリームケーキ、Tarta del Borracho de Guadarajara。グアダラハラは袋に包まれたお菓子が3つだったので、2つは持ち帰る。Calle Mayorを下る。途中に、Madridで一番小さな建物という表示がある。San Miguel市場に寄ってみるが、ここは完全に観光客向けになってしまっていて、本来の市場の機能は絶無のようだ。タパスもどきを売る店ばかりで、肉屋も魚屋も八百屋も見当たらない。観光客がたむろして軽食を楽しんでいる。 空中浮揚の大道芸。カラクリが分かってしまった。右腕一本で体を支え、重心の位置からするとものすごい腕力を要するように見える。実は右腕は偽物で金属製。支柱になっていて、それが服の内部まで伸びていて、体はそれに載っているだけ。大変な仕事には違いないが。Solの近くのRaal Madridのオフィシャルショップに行って息子へのお土産のユニフォーム上下を買う。近くのEl Corte Ingrésの地下食品売り場に行き、土産のチーズやお菓子を買う。近くのChocolatería San Ginésへ。Chocolate y Churos二人分とファンタオレンジ。チューロもチョコレートも確かにおいしい。この店は食券を買うシステム。こんなのは初めて。Plaza Mayorを抜けCalle de Atochaを下って宿へ。Plaza Mayorは一部が工事中のせいか、昼間だからか、人出がそんなに多くなく寂れたように見えた。明日、娘は帰国。私たちはいよいよCaminoに向かう。今夜は荷物整理。por Andrés y Amelia退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)