合計距離: 16968 m
最高点の標高: 669 m
最低点の標高: 455 m
累積標高(上り): 447 m
累積標高(下り): -452 m
総所要時間: 02:50:16

ホテルの部屋で昨夜買っておいたパンとファンタオレンジで朝食。8時にチェックアウト。外に出てみると小雨。ホテルのロビーに戻ってザックカバーをつけ、傘をさして出発。一時間ほど小雨が降る。その後は曇り空で寒いほど。

Caminoを歩き始めるが、すぐにブドウ畑の間の道になる。Portada Romántica15分ほどで16世紀のErmita de Santa María de Jesúsと12世紀のPortada Románticaに到着。正面だけが残っているもので、写真を撮っただけで通過。

間もなく陶器の製造即売所が見える。ちょっと欲しくなった陶器庭に置くと面白そうなものもあるが、もちろん買えるわけがない。

出発時には巡礼者の姿は少なかったが、歩いているうちに追いつかれて十数人が数十メートルのなかにいるような状態になり、それがほとんどそのまま前後しながら進むことになる。 ブドウ畑の道

あとはなだらかな上りが続くブドウ畑の道。何度も味見をするが、なかなか美味しいものに当たらない。ワイン用のものだし、熟したら収穫してしまうのだから、畑にあるには十分熟していないものだけなのは当たり前か。

ブドウ畑で作業する人を昨日までは全く見かけなかったが、今日は何人か見かける。季節労働者のブドウ収穫車で様子を見に来た人だけでなく、季節労働者だと思われる数人が収穫している姿もある。

途中、Ventosaの村を通ればBarがあるかもと思っていたら、コースが変えられたのか、Caminoを示す標識を追って歩いていたら村は通らずに過ぎてしまった。お腹が空いてきたが、ブドウとホテルから持参のキャンディーしか口にするものがない。 Nájeraの詩篇

Nájeraが近づいたところで、壁に詩篇が書かれている。ドイツ語とスペイン語。

12時少し前にNájeraに着く。すぐにBarがあるが、狭い店内で入れない。少し進んでちょっとわきに入ったところのBar Buenos Airesへ。Nájeraの昼食BocadilloもCafé con lecheも暖かくておいしい。ピンチョはカニカマの揚げ物だった。

市街地を進んでNajerilla川のほとりにつくと、お祭りらしき様子。あとで来てみることにする。

1時前にチェックイン。Camino沿いのホテル。フロントでSelloも押してもらえた。部屋は最上階で、天井が斜めになっている。明日のSan Millán行きの情報が必要なので13時半までにTurismoへ行かなければならないので、急いで出かける。

Turismoはすぐ近くにあった。街の地図をもらい、San Millánへ歩いて行く道を聞く。あまり歩く人はいないのか、歩き用の地図はなく、街を出る道筋を書き込んでくれる。

Iglesia de la Santa Cruzが今ミサの最中で今しか中に入れないとのことなので、急いで行く。もうミサは始まっていた。Iglesia de la Santa Cruzミサが終わって中を見学しようとしたが、すぐに電気を消され、外に出されてしまった。特に見るべきものがあったようには見えない。

Paso Malo 「危険 落石」
Paso Malo 「危険 落石」

Turismoで教えられたSan millánへの道を確認しに行ってみる。Paso Maloと言っていたが、いつ崩れるかわからない赤土の崖の下の道。それでもSan Millánと行く先を示す道標が立てられていたので、大丈夫だろう。 農機具展示会

お祭り会場に行ってみると、農業祭のようで、農作物を売る店が並び、トラクターのような農業機械の展示会もやっている。規模は小さいが、乗用車の展示会や薪ストーブの展示会もある。 木の飾り物

自然の木の形を利用した飾り物も売っている。スペインも日本もこういうところは変わらない。

昼食のレストランを探してCalle Mayorや周辺を歩く。レストランやBarが結構ある。最初に見たレストランが地元の料理も出しているので決める。ちょうど巡礼者の団体が入ったところで満員だったが、入口近くに席を作ってくれた。

Menú Peregrinoもあったが、Menú Especialを選ぶ。Nájeraの食事ワインと水。ワインはちょっと良いもの。一皿目はサラダと茸の卵とじ。サラダは小さなレチュ-ガにサージン。両方美味しい。二皿目はタラとピーマンの詰め物。こちらも美味しいが、タラは量が多すぎる。デザートはクワハーダとチーズケーキ。クワハーダにはハチミツだけでなく、砂糖とクルミもついてくる。やはりハチミツがよく合う。

食後、Convento de Santa Elenaへ。中に入ると、後方が柵で区切られていて、修道女が何人か祈っている。堂内に特記するものはない。

祭り会場の前にバス停があったので念のためにSan Millán行きのバスの時刻を見てみる。平日は13:25と19:05の2本。これでは利用できない。歩くかタクシーかだ。

Santa Maria Realへ。ここは有料。中にはサンチョ王の墓などもあるが、Cueva del Virgenが良かった。Cueva del Virgenロマネスクの聖母子像。この教会は旧市街の裏に立ちふさがる赤土の崖に掘り込むように造られているのか、母子像が置かれているところは一部に赤土が露出している。

ホテルの戻って明日のSan Millán行きの検討をする。YusoもSusoも明日は月曜日で見学できないことがわかる。明日は早く着いても仕方ないので、最初の予定通り歩いて行くことにする。

por Andrés

Andrésフランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼ホテルの部屋で昨夜買っておいたパンとファンタオレンジで朝食。8時にチェックアウト。外に出てみると小雨。ホテルのロビーに戻ってザックカバーをつけ、傘をさして出発。一時間ほど小雨が降る。その後は曇り空で寒いほど。 Caminoを歩き始めるが、すぐにブドウ畑の間の道になる。15分ほどで16世紀のErmita de Santa María de Jesúsと12世紀のPortada Románticaに到着。正面だけが残っているもので、写真を撮っただけで通過。 間もなく陶器の製造即売所が見える。庭に置くと面白そうなものもあるが、もちろん買えるわけがない。 出発時には巡礼者の姿は少なかったが、歩いているうちに追いつかれて十数人が数十メートルのなかにいるような状態になり、それがほとんどそのまま前後しながら進むことになる。 あとはなだらかな上りが続くブドウ畑の道。何度も味見をするが、なかなか美味しいものに当たらない。ワイン用のものだし、熟したら収穫してしまうのだから、畑にあるには十分熟していないものだけなのは当たり前か。 ブドウ畑で作業する人を昨日までは全く見かけなかったが、今日は何人か見かける。車で様子を見に来た人だけでなく、季節労働者だと思われる数人が収穫している姿もある。 途中、Ventosaの村を通ればBarがあるかもと思っていたら、コースが変えられたのか、Caminoを示す標識を追って歩いていたら村は通らずに過ぎてしまった。お腹が空いてきたが、ブドウとホテルから持参のキャンディーしか口にするものがない。 Nájeraが近づいたところで、壁に詩篇が書かれている。ドイツ語とスペイン語。 12時少し前にNájeraに着く。すぐにBarがあるが、狭い店内で入れない。少し進んでちょっとわきに入ったところのBar Buenos Airesへ。BocadilloもCafé con lecheも暖かくておいしい。ピンチョはカニカマの揚げ物だった。 市街地を進んでNajerilla川のほとりにつくと、お祭りらしき様子。あとで来てみることにする。 1時前にチェックイン。Camino沿いのホテル。フロントでSelloも押してもらえた。部屋は最上階で、天井が斜めになっている。明日のSan Millán行きの情報が必要なので13時半までにTurismoへ行かなければならないので、急いで出かける。 Turismoはすぐ近くにあった。街の地図をもらい、San Millánへ歩いて行く道を聞く。あまり歩く人はいないのか、歩き用の地図はなく、街を出る道筋を書き込んでくれる。 Iglesia de la Santa Cruzが今ミサの最中で今しか中に入れないとのことなので、急いで行く。もうミサは始まっていた。ミサが終わって中を見学しようとしたが、すぐに電気を消され、外に出されてしまった。特に見るべきものがあったようには見えない。 Turismoで教えられたSan millánへの道を確認しに行ってみる。Paso Maloと言っていたが、いつ崩れるかわからない赤土の崖の下の道。それでもSan Millánと行く先を示す道標が立てられていたので、大丈夫だろう。 お祭り会場に行ってみると、農業祭のようで、農作物を売る店が並び、トラクターのような農業機械の展示会もやっている。規模は小さいが、乗用車の展示会や薪ストーブの展示会もある。 自然の木の形を利用した飾り物も売っている。スペインも日本もこういうところは変わらない。 昼食のレストランを探してCalle Mayorや周辺を歩く。レストランやBarが結構ある。最初に見たレストランが地元の料理も出しているので決める。ちょうど巡礼者の団体が入ったところで満員だったが、入口近くに席を作ってくれた。 Menú Peregrinoもあったが、Menú Especialを選ぶ。ワインと水。ワインはちょっと良いもの。一皿目はサラダと茸の卵とじ。サラダは小さなレチュ-ガにサージン。両方美味しい。二皿目はタラとピーマンの詰め物。こちらも美味しいが、タラは量が多すぎる。デザートはクワハーダとチーズケーキ。クワハーダにはハチミツだけでなく、砂糖とクルミもついてくる。やはりハチミツがよく合う。 食後、Convento de Santa Elenaへ。中に入ると、後方が柵で区切られていて、修道女が何人か祈っている。堂内に特記するものはない。 祭り会場の前にバス停があったので念のためにSan Millán行きのバスの時刻を見てみる。平日は13:25と19:05の2本。これでは利用できない。歩くかタクシーかだ。 Santa Maria Realへ。ここは有料。中にはサンチョ王の墓などもあるが、Cueva del Virgenが良かった。ロマネスクの聖母子像。この教会は旧市街の裏に立ちふさがる赤土の崖に掘り込むように造られているのか、母子像が置かれているところは一部に赤土が露出している。 ホテルの戻って明日のSan Millán行きの検討をする。YusoもSusoも明日は月曜日で見学できないことがわかる。明日は早く着いても仕方ないので、最初の予定通り歩いて行くことにする。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)