目覚ましをかけずにいたら、起床は8時半になってしまった。今日は休養日。ホテルは変わるがBurgosに連泊。
10時過ぎにチェックアウトし、荷物を持ってアルランソン川沿いのカフェテラスへ行って朝食。
アルランソン川
アルランソン川
川の水量は思ったほど多くない。最初は外のテラスでと思ったが、寒いので店内へ。非常に混んでいたが、客が出た後の席が空いていて座ることができた。しかし結構広い店内で満員に近く、席が空いてもすぐに新しい客が入ってくるという状態なのに店員はカウンター内1人、客席1人で手が回らない様子。私たちのテーブルを片付けて注文を聞いてくれたのは入店後20分もたってからだった。Café con leche、Zumo de naranja、クロワッサン、ナポリターナ(ここではロケッタ)。朝食セットのつもりで注文したが、請求書ではそれぞれの値段が出ていて、単純に合計額。日曜日なので朝食セットはないのだろうと思い、店を出てから看板を見てみるとやはりそうだった。店内にも店の前の通りにもちらほらと巡礼者の姿を見かける。
1時間ほどかけて朝食を済ませ、今夜の宿、Hotel Norte y Londresへ。
建物の中の路地
建物の中の路地
途中で建物の中を突き抜ける路地を通る。まだ部屋には入れないので、荷物を預けてカテドラルへ。入館料は一般7ユーロだが巡礼者はクレデンシャルの提示で半額の3.5ユーロ。チケット売り場にSelloがあるので押す。オーディオガイド付きで、日本語はないのでスペイン語。
キリスト受難
キリスト受難
後陣のキリスト受難の場面を5つに分けて描いた彫刻が印象に残った。なぜか一枚が損傷が激しい。
オペラ座の階段(?)
オペラ座の階段(?)
パリのオペラ座云々という解説のある階段も興味深い。なぜここに、という疑問があるが。
マグダラのマリア
マグダラのマリア
そしてダ・ヴィンチ作のマリア・マグダレーナ。本当にダ・ヴィンチの作品だろうか。娼婦性を強調し過ぎていて、好きになれない。
昨夜のミサが行われたのと同じCapillaで今日もミサが行われていたが、多くの参列者を集めていた。とは言ってもせいぜい200人。
このカテドラルは観光を主にしてしまっている。カテドラルの主要部は完全に観光だけに使われ、ミサはCapillaでのみ。それが「現実的対応」と言ってしまえばそれまでだが。
カテドラルを出ると雨。昼食はOlla Podridaを食べようと決めていたので、雨の中を傘も持たずにいくつかのレストランをのぞいてみるが、メニューにOllaを載せているところはない。Hotelにいったん戻り、聞いてみることにする。チェックインしてOlla Podridaを食べたいのだがと言うと、提供できるレストランは少ないと言って、まず昨夜の夕食をとったレストランの隣のCuevaを紹介し、電話をかけてくれる。しかしそこはだめで、次にRincón de Españaに電話して、席を予約してくれる。3時15分から。
Hotel Norte y Londresからの眺め
Hotel Norte y Londresからの眺め
部屋に荷物を入れる。部屋は床が少し傾いている。広場に面して良い部屋だが。
昼食に出かける時には雨はほとんど止んでいた。
店は非常に混んでいて空席待ちの客もいるが、私たちは予約があるのですぐに席に着くことができた。
Rincón de Españaの昼食
Rincón de Españaの昼食
アラカルトで注文。Vino rosado、Agua con gas、Ensalada mixta、Butifarra、Olla Podrida、Croqueta。VinoはMedia botellaを頼んだら、一本開けてカラフェに半分入れてくれる。オリーブが出されたが、塩気が少なく美味しい。パンは揚げパンのような感じ。サラダはごく普通。ブティファラはカリッと焼いてあって昨夜のものより舌触りが良く美味しい。Ollaは肉野菜煮込みだと思っていたら、豆(小豆)を肉、ブティファラ、チョリソとじっくり煮込んだもの。これは昔からの家庭料理なのだろう。美味しいが、また食べたいというようなものではない。ここでもうお腹いっぱい。Croquetaもおいしいが、食べるのに苦労。一品注文し過ぎた。食後にコーヒーを飲んでいると、休日と言うことでリモンチェーロのサービス。凍らせた小さなグラスに注いでくれた。アルコールが強いので、ゆっくり飲む。昼食に2時間かかり、満腹でアルコールも入って気持ち良く、ゆっくり歩いてホテルに戻る。
昼寝。2時間近く眠ってしまい、目が覚めたら外は薄暗く、8時になっていた。
明日の宿を探すが、Hornillos del Caminoには公営Albergue以外にはCasa ruralのDe sol a solがあるだけ。しかもそこは満員と出ている。悩んだ挙句、あすは予約なしで歩き、もしも情報にない宿があれば泊まる、Albergueが良さそうなら泊まる、さもなければタクシーで近くの国道沿いの街に出て泊まる、最悪の場合はタクシーでBurgosに戻って泊まる。そう決めた。明後日のCastrojerizは予約。
De sol a solにメールを送れるサイトがあったので、ダメもとで、念のために送ってみた。どんな回答が来るだろう。
まだお腹は空かず、外出する気にもなれない。窓から外を見ると、10時過ぎまではあたりのBarも混雑していたが、11時45分現在は人通りもさすがに少なくなってきた。
天気予報では明日は雨、宿の予約はなし。さてどうなりますやら。
por Andrés
Andrésフランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼目覚ましをかけずにいたら、起床は8時半になってしまった。今日は休養日。ホテルは変わるがBurgosに連泊。10時過ぎにチェックアウトし、荷物を持ってアルランソン川沿いのカフェテラスへ行って朝食。川の水量は思ったほど多くない。最初は外のテラスでと思ったが、寒いので店内へ。非常に混んでいたが、客が出た後の席が空いていて座ることができた。しかし結構広い店内で満員に近く、席が空いてもすぐに新しい客が入ってくるという状態なのに店員はカウンター内1人、客席1人で手が回らない様子。私たちのテーブルを片付けて注文を聞いてくれたのは入店後20分もたってからだった。Café con leche、Zumo de naranja、クロワッサン、ナポリターナ(ここではロケッタ)。朝食セットのつもりで注文したが、請求書ではそれぞれの値段が出ていて、単純に合計額。日曜日なので朝食セットはないのだろうと思い、店を出てから看板を見てみるとやはりそうだった。店内にも店の前の通りにもちらほらと巡礼者の姿を見かける。1時間ほどかけて朝食を済ませ、今夜の宿、Hotel Norte y Londresへ。途中で建物の中を突き抜ける路地を通る。まだ部屋には入れないので、荷物を預けてカテドラルへ。入館料は一般7ユーロだが巡礼者はクレデンシャルの提示で半額の3.5ユーロ。チケット売り場にSelloがあるので押す。オーディオガイド付きで、日本語はないのでスペイン語。後陣のキリスト受難の場面を5つに分けて描いた彫刻が印象に残った。なぜか一枚が損傷が激しい。パリのオペラ座云々という解説のある階段も興味深い。なぜここに、という疑問があるが。そしてダ・ヴィンチ作のマリア・マグダレーナ。本当にダ・ヴィンチの作品だろうか。娼婦性を強調し過ぎていて、好きになれない。昨夜のミサが行われたのと同じCapillaで今日もミサが行われていたが、多くの参列者を集めていた。とは言ってもせいぜい200人。このカテドラルは観光を主にしてしまっている。カテドラルの主要部は完全に観光だけに使われ、ミサはCapillaでのみ。それが「現実的対応」と言ってしまえばそれまでだが。カテドラルを出ると雨。昼食はOlla Podridaを食べようと決めていたので、雨の中を傘も持たずにいくつかのレストランをのぞいてみるが、メニューにOllaを載せているところはない。Hotelにいったん戻り、聞いてみることにする。チェックインしてOlla Podridaを食べたいのだがと言うと、提供できるレストランは少ないと言って、まず昨夜の夕食をとったレストランの隣のCuevaを紹介し、電話をかけてくれる。しかしそこはだめで、次にRincón de Españaに電話して、席を予約してくれる。3時15分から。部屋に荷物を入れる。部屋は床が少し傾いている。広場に面して良い部屋だが。昼食に出かける時には雨はほとんど止んでいた。店は非常に混んでいて空席待ちの客もいるが、私たちは予約があるのですぐに席に着くことができた。アラカルトで注文。Vino rosado、Agua con gas、Ensalada mixta、Butifarra、Olla Podrida、Croqueta。VinoはMedia botellaを頼んだら、一本開けてカラフェに半分入れてくれる。オリーブが出されたが、塩気が少なく美味しい。パンは揚げパンのような感じ。サラダはごく普通。ブティファラはカリッと焼いてあって昨夜のものより舌触りが良く美味しい。Ollaは肉野菜煮込みだと思っていたら、豆(小豆)を肉、ブティファラ、チョリソとじっくり煮込んだもの。これは昔からの家庭料理なのだろう。美味しいが、また食べたいというようなものではない。ここでもうお腹いっぱい。Croquetaもおいしいが、食べるのに苦労。一品注文し過ぎた。食後にコーヒーを飲んでいると、休日と言うことでリモンチェーロのサービス。凍らせた小さなグラスに注いでくれた。アルコールが強いので、ゆっくり飲む。昼食に2時間かかり、満腹でアルコールも入って気持ち良く、ゆっくり歩いてホテルに戻る。昼寝。2時間近く眠ってしまい、目が覚めたら外は薄暗く、8時になっていた。明日の宿を探すが、Hornillos del Caminoには公営Albergue以外にはCasa ruralのDe sol a solがあるだけ。しかもそこは満員と出ている。悩んだ挙句、あすは予約なしで歩き、もしも情報にない宿があれば泊まる、Albergueが良さそうなら泊まる、さもなければタクシーで近くの国道沿いの街に出て泊まる、最悪の場合はタクシーでBurgosに戻って泊まる。そう決めた。明後日のCastrojerizは予約。De sol a solにメールを送れるサイトがあったので、ダメもとで、念のために送ってみた。どんな回答が来るだろう。まだお腹は空かず、外出する気にもなれない。窓から外を見ると、10時過ぎまではあたりのBarも混雑していたが、11時45分現在は人通りもさすがに少なくなってきた。天気予報では明日は雨、宿の予約はなし。さてどうなりますやら。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)