7時半起床。9時前に出かける。寒くないので、上着1枚にウインドブレーカーを重ねただけ。起きた時には空は一面雲に覆われていたが、天気予報は曇り時々晴れ。出かける時にはすっかり晴れている。地下鉄でPlaza de Españaへ。地下鉄の駅を出ようとすると、階段を下りてくる人が濡れた傘をたたんでいる。出口まで上ると、外はまともに雨が降っている。すぐ横のBarに飛び込んで朝食にする。
朝食
朝食
クロワッサン、トスターダにトマトを塗ったもの、Café con leche、Té con leche。食べている間に見る間に青空が広がり陽が差し始める。
Convento de la Encarnación
Convento de la Encarnación
食後、Convento de la Encarnaciónに行く。見学はガイド付きで次回は11時半から。30分ほど時間があるので、付近を散歩。王宮前の公園まで行って戻ってくる。
Conventoの見学は20人近いグループ。王家の女性たちが入った修道院と言うことで、さらに贅沢な様子。何よりも印象に残ったのは多数の聖遺物。さすがにそれぞれが何かの説明はないが、年に一度だけ7月29日に液体になる凝血については、簡単な説明がある。
Monasterio de las Descalzas
Monasterio de las Descalzas
ここと共通入場券のMonasterio de las Descalzasは1時の回を指定される。行ってみるとCallaoのfnacなどのすぐそばで、繁華街のど真ん中。ここもガイド付きで20人近いグループ。今度のガイドは早口で、何百回も繰り返して自動的に出てくるような説明。最初は何とか理解しようと一生懸命聞いていたが、途中であきらめて見る方に集中する。絵画などが多数あるが、感心するようなものはない。
昼食は近くのTaberna La Bolaで、Madrid名物のCocidoにする。店に着くと2時だというのに満員。入口わきの2人席だけが空いている。予約はないがと言うと、3時半までで良ければと、空いている入口わきの席を指定される。
昼食
昼食
Cocido MadrireñoとEnsaladaをそれぞれ一人分、それにVino de la casaとUna jarra del agua。最初にCocidoが来る。スープ皿にFideuaの入ったのと壺を持ってきて、壺のふたをずらしてスープを皿に注いでくれる。Astorgaでの経験があるので重すぎないかと心配していたが、意外とあっさりしている。サラダを持ってくるが、テーブルも狭くてサラダを食べる余地がない。Fideuaのスープを食べ終え、壺の中の肉とガルバンソを食べる。パンもここのは美味しい。壺などを片付けてもらい、最後にサラダを食べることになった。一人分を二人で食べたので、量はちょうどよかった。他の客を見ているとCocidoだけにしている人も多い。
ここは相当な人気店らしく、私たちの後に次々に客が来るが、予約のない人はすべて断られていた。1時間半の間に10組はいた。私たちは予約なしで入れた最後の客で、運が良かった。やはりCaminoを歩き通したことで神のご加護に与ったのだろう。
Callaoのfnacで本を探す。私とAmeliaでそれぞれ2冊ずつ。1時間以上かかってしまう。
近くのCaféで休憩。ちょうどテレビが良く見える席で、テレビを見るとクラシコが始まろうとしている。今日あるのは知っていたが、開始時間はもっと遅いと思っていたら6時15分ごろのようだ。テレビは音を消してあったが、試合開始が近づくと音量が上げられ、テレビの前の席が空くと他から客が移ってくるようになった。私たちは買い物があるので店を出ることにする。最上の席だったので、すぐにおじさんが移ってきて、礼を言う。
El Corte Inglésでお土産のお菓子を急いで購入。地下鉄で宿のあるCampo de los Nacionesへ。駅の近くのBarのうち1軒は閉まっていたがもう1軒は開いていたので入る。テレビはコマーシャルを流していて、クラシコを放映しているのかどうかわからないが、客は少ないながら、皆テレビの方を向いて座っているので、大丈夫だと思い席に着く。サンドイッチとCaña、Ameliaはオレンジジュース。Cañaにはポテトチップとカナッペが2枚ついてきた。
コマーシャルが終わってクラシコの後半がはじまる。客がみな静かだと思ったら、前半2対0でバルサがリード。後半、バルサが1点追加。客たちはあきらめムード。ここでしばらく負傷で欠場していたメッシが交代で出場。さらにイニエスタは交代で引っ込みと、バルサは余裕を見せる。さらにバルサが1点追加して4対0になる。レアルも何度か決定的なチャンスを作るのだが得点できない。すると客の中にはレアルの選手に対して¡Coño!といった罵声まで浴びせる人もでてくる。そのまま試合が終わると、客たちはいっせいに店を出て行くが、その表情には気落ちしているのがはっきり表れていた。この地区の様子からして客層は大騒ぎをするような人たちではないうえに、レアルが大敗では騒ぎようもないだろう。
この店に3人だけ男性客で全くクラシコに興味を示さす、ずっと大声でしゃべり続けているグループがいた。こういう光景も初めて見た。
私たちも引き上げる。ホテルはすぐ近く。ホテルのBarでも大画面テレビでクラシコの中継をやっていて、大勢の客が見ていた。もちろん居合わせなかったのでここの客の反応は分からないが、このホテルの雰囲気からして大騒ぎはしなかっただろう。
明日は今回のスペイン旅行の事実上の最終日。予定はすべてこなした。
por Andrés
Andrésスペイン旅行7時半起床。9時前に出かける。寒くないので、上着1枚にウインドブレーカーを重ねただけ。起きた時には空は一面雲に覆われていたが、天気予報は曇り時々晴れ。出かける時にはすっかり晴れている。地下鉄でPlaza de Españaへ。地下鉄の駅を出ようとすると、階段を下りてくる人が濡れた傘をたたんでいる。出口まで上ると、外はまともに雨が降っている。すぐ横のBarに飛び込んで朝食にする。クロワッサン、トスターダにトマトを塗ったもの、Café con leche、Té con leche。食べている間に見る間に青空が広がり陽が差し始める。食後、Convento de la Encarnaciónに行く。見学はガイド付きで次回は11時半から。30分ほど時間があるので、付近を散歩。王宮前の公園まで行って戻ってくる。Conventoの見学は20人近いグループ。王家の女性たちが入った修道院と言うことで、さらに贅沢な様子。何よりも印象に残ったのは多数の聖遺物。さすがにそれぞれが何かの説明はないが、年に一度だけ7月29日に液体になる凝血については、簡単な説明がある。ここと共通入場券のMonasterio de las Descalzasは1時の回を指定される。行ってみるとCallaoのfnacなどのすぐそばで、繁華街のど真ん中。ここもガイド付きで20人近いグループ。今度のガイドは早口で、何百回も繰り返して自動的に出てくるような説明。最初は何とか理解しようと一生懸命聞いていたが、途中であきらめて見る方に集中する。絵画などが多数あるが、感心するようなものはない。昼食は近くのTaberna La Bolaで、Madrid名物のCocidoにする。店に着くと2時だというのに満員。入口わきの2人席だけが空いている。予約はないがと言うと、3時半までで良ければと、空いている入口わきの席を指定される。Cocido MadrireñoとEnsaladaをそれぞれ一人分、それにVino de la casaとUna jarra del agua。最初にCocidoが来る。スープ皿にFideuaの入ったのと壺を持ってきて、壺のふたをずらしてスープを皿に注いでくれる。Astorgaでの経験があるので重すぎないかと心配していたが、意外とあっさりしている。サラダを持ってくるが、テーブルも狭くてサラダを食べる余地がない。Fideuaのスープを食べ終え、壺の中の肉とガルバンソを食べる。パンもここのは美味しい。壺などを片付けてもらい、最後にサラダを食べることになった。一人分を二人で食べたので、量はちょうどよかった。他の客を見ているとCocidoだけにしている人も多い。ここは相当な人気店らしく、私たちの後に次々に客が来るが、予約のない人はすべて断られていた。1時間半の間に10組はいた。私たちは予約なしで入れた最後の客で、運が良かった。やはりCaminoを歩き通したことで神のご加護に与ったのだろう。Callaoのfnacで本を探す。私とAmeliaでそれぞれ2冊ずつ。1時間以上かかってしまう。近くのCaféで休憩。ちょうどテレビが良く見える席で、テレビを見るとクラシコが始まろうとしている。今日あるのは知っていたが、開始時間はもっと遅いと思っていたら6時15分ごろのようだ。テレビは音を消してあったが、試合開始が近づくと音量が上げられ、テレビの前の席が空くと他から客が移ってくるようになった。私たちは買い物があるので店を出ることにする。最上の席だったので、すぐにおじさんが移ってきて、礼を言う。El Corte Inglésでお土産のお菓子を急いで購入。地下鉄で宿のあるCampo de los Nacionesへ。駅の近くのBarのうち1軒は閉まっていたがもう1軒は開いていたので入る。テレビはコマーシャルを流していて、クラシコを放映しているのかどうかわからないが、客は少ないながら、皆テレビの方を向いて座っているので、大丈夫だと思い席に着く。サンドイッチとCaña、Ameliaはオレンジジュース。Cañaにはポテトチップとカナッペが2枚ついてきた。コマーシャルが終わってクラシコの後半がはじまる。客がみな静かだと思ったら、前半2対0でバルサがリード。後半、バルサが1点追加。客たちはあきらめムード。ここでしばらく負傷で欠場していたメッシが交代で出場。さらにイニエスタは交代で引っ込みと、バルサは余裕を見せる。さらにバルサが1点追加して4対0になる。レアルも何度か決定的なチャンスを作るのだが得点できない。すると客の中にはレアルの選手に対して¡Coño!といった罵声まで浴びせる人もでてくる。そのまま試合が終わると、客たちはいっせいに店を出て行くが、その表情には気落ちしているのがはっきり表れていた。この地区の様子からして客層は大騒ぎをするような人たちではないうえに、レアルが大敗では騒ぎようもないだろう。この店に3人だけ男性客で全くクラシコに興味を示さす、ずっと大声でしゃべり続けているグループがいた。こういう光景も初めて見た。私たちも引き上げる。ホテルはすぐ近く。ホテルのBarでも大画面テレビでクラシコの中継をやっていて、大勢の客が見ていた。もちろん居合わせなかったのでここの客の反応は分からないが、このホテルの雰囲気からして大騒ぎはしなかっただろう。明日は今回のスペイン旅行の事実上の最終日。予定はすべてこなした。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)