目が覚めたら8時半。昨夜、Swapから今夜の夕食の場所と時刻を知らせるメールが届いていたので、朝食後すぐに返事を出す。

午前中はAmeliaはシーツなどにアイロン掛け。私は滞ってしまったブログの記事を作成し、投稿の準備。1週間分を作成できた。部屋からはWiFiに繋がらないので一人で近くのHotel Sardineroに行き、新聞をダウンロードしながらブログをアップする。時間が余ったので更に2日分の記事を作成して投稿。それでも26日の分までしかできなかった。

砂浜を見てみると昨日までなかったのだが、ずらりと日よけが並び、その下にはデッキチェアが並んでいる。またアイスクリーム屋の近くには細長い小屋が作られている。さらにカジノの下のつぶれた店が並んでいるところには店の前にずらりと柱が立てられている。すっかり夏だと思っていたが、夏本番はやはり7月1日からなのだろうか。1日に私たちはSantanderを発つのだが。

2時に帰って昼食、昼寝。

昼寝から目覚めたところでブザーが鳴る。何のブザーかわからず玄関を開けてみるが誰もいない。もう一度鳴ったので玄関わきのインターホンをとってみると女性の声で、明日が最終日だが、金曜日の出発時には鍵をホテルの方の受付に返すようにとのこと。何時に出られるかと聞くので9時か10時だと言うと、それで結構だとのこと。明日にでもどこに鍵を返すのか聞いてみようと思っていたので、手間が省けた。

5時ごろに出かける。歩いてCentroに行き、SumoでSwapたちへの土産として梅酒とカップ麺を買う。羊羹もあったが、聞いてみるとスペイン人は豆を甘く煮たものだと言うと気持ち悪がるそうだ。日本人にArroz con lecheを気持ち悪いという人が多いのと同様だろう。

昨日見かけたスペイン戦争の跡を展示してあるところに行く。着いてみると何度か通りがかったところで、地下駐車場の入口のような場所。入口で受付のようなことをしていたのを見かけたことがある。しかし今日は入口に鍵がかかっている。

脇を見ると13時と16時~17時に案内付きで見学できるとの掲示がある。6時なのでもうダメ。Turismoへ連絡するようにとも書いてあるので行ってみると、予約を受け付けてくれた。明日の13時。

Estación de Autobusesに行き、明後日のOviedo行きの切符を購入。切符売り場の窓口は一つしか開いておらず数人の列ができている。列の後尾につくが、脇の自動販売機で買っている人もいる。自動販売機では買うのに苦労しているようだったが、何とか買えたようなのでAmeliaは列に並んだまま、私は自販機での購入を試みる。日付、行き先、人数、名前を入力し、座席の選択もでき、クレジットカードの決済も済んだところで、機械は動作を続けているのだがなかなか切符が出てこない。しばらく待ったところで紙が2枚出てきたが、画面にはエラー表示。1枚の紙にはカードでの支払い済みが印字されているが、もう1枚の紙は乗車券ではない。切符売り場のドアをノックして紙を見せてエラーが出た旨伝えると、開いている窓口に行けとの指示。列に並ぶとどれだけ待たされるかわからないので、窓口で購入していた客が終わったところで2枚の紙を差し出してエラーが出た旨を伝える。しばらく端末を操作していたがどうなっているかわからない様子。後ろには客が並んでいるので気になって仕方がないがどうしようもない。5分以上かかっただろうか、もう一度クレジットカードを見せるように言われて提示すると、番号と名前を控え、ようやく乗車券が発行された。自販機があってもスペイン人があまり利用しない理由が分かった。少々の人数なら、窓口に並んだ方が早いのだ。

Swapたちとの会食の場所、Bodega Fuente Deの方に行き、近くの海岸通りに出てCafé Suizoで休憩。この店は、昨日もそうだったが老婦人が席の多くを占領している。端の方の席に座り、通りがかる人々を眺めて過ごすが、東洋人は一人も通らなかった。先週後半にはなぜか日本人らしき人を何組か見たのに。

約束の8時半を少し過ぎたところでBodega Fuente Deに行くと、ほぼ満席の店の中でSwapとBeatrízは待っていた。握手やキスの挨拶を済ませ、さっそく食事。アラカルトでサラダ、コロッケ、ピーマンの肉詰め、小イワシ。そして赤ワイン。旅行の話をメインに、Beaの学校の話などもする。日本でいうと中高生に英語を教えているが、勉強はしない、宿題はしない、授業はまじめに受けないとなかなか苦労が多いようだ。9月からは自宅から歩いて5分の学校に転勤になるので、通勤が楽になるが、周り中保護者と生徒で面倒そうだ。騒がしい店内でBeaのスペイン語を聞き取るのは苦労した。隣席に後から来た人が帰りがけにおごりだと言って急須に入った飲み物を提供してくれた。お茶だと思ったら、Holjo de Hierba。香草の入った温めたHoljo。はちみつも入っているようで甘く口当たりがよい。Swapが一番たくさん飲んでいたが、みなおいしくて気に入った。しかしアルコール度数は高い。

Swapたちは1週間後に旅立つ。私たちは明後日にSantanderを出る。何か困ったことがあったら連絡するようにとSwapは言ってくれる。7月25日に東京で会うことにした。昼食を一緒にし、我が家に来てもらって茶道を教え、回転寿司で夕食という予定を伝えると喜んでくれた。二人の予定は概ねアムステルダム経由でソウルに入り、1泊後札幌に。札幌2泊、函館1泊、青森2泊、乳頭温泉1泊、仙台1泊、京都4泊、東京4泊、名古屋1泊、広島1泊、長崎2泊、福岡1泊、沖縄3泊といった強行軍。私たちも若いころはそんな旅行をしていた。車をFestivalに置いてあるというので、そこまで一緒に歩き、7月25日の再会を約束して別れる。

私たちは歩いて帰るが、11時を過ぎた通りにまだ少しだが歩く人が見られる。女性の一人歩きもあるので、あらためてSantanderが安全な街だと思った。

我が家の近くのBarは相変わらず賑わっている。

帰ってシャワー。今日はベッドに入るのが2時になってしまった。

por Andrés

/images/2016/06/P6295464_21-644x430.jpg/images/2016/06/P6295464_21-150x150.jpgAndrésスペイン留学生活目が覚めたら8時半。昨夜、Swapから今夜の夕食の場所と時刻を知らせるメールが届いていたので、朝食後すぐに返事を出す。 午前中はAmeliaはシーツなどにアイロン掛け。私は滞ってしまったブログの記事を作成し、投稿の準備。1週間分を作成できた。部屋からはWiFiに繋がらないので一人で近くのHotel Sardineroに行き、新聞をダウンロードしながらブログをアップする。時間が余ったので更に2日分の記事を作成して投稿。それでも26日の分までしかできなかった。 砂浜を見てみると昨日までなかったのだが、ずらりと日よけが並び、その下にはデッキチェアが並んでいる。またアイスクリーム屋の近くには細長い小屋が作られている。さらにカジノの下のつぶれた店が並んでいるところには店の前にずらりと柱が立てられている。すっかり夏だと思っていたが、夏本番はやはり7月1日からなのだろうか。1日に私たちはSantanderを発つのだが。 2時に帰って昼食、昼寝。 昼寝から目覚めたところでブザーが鳴る。何のブザーかわからず玄関を開けてみるが誰もいない。もう一度鳴ったので玄関わきのインターホンをとってみると女性の声で、明日が最終日だが、金曜日の出発時には鍵をホテルの方の受付に返すようにとのこと。何時に出られるかと聞くので9時か10時だと言うと、それで結構だとのこと。明日にでもどこに鍵を返すのか聞いてみようと思っていたので、手間が省けた。 5時ごろに出かける。歩いてCentroに行き、SumoでSwapたちへの土産として梅酒とカップ麺を買う。羊羹もあったが、聞いてみるとスペイン人は豆を甘く煮たものだと言うと気持ち悪がるそうだ。日本人にArroz con lecheを気持ち悪いという人が多いのと同様だろう。 昨日見かけたスペイン戦争の跡を展示してあるところに行く。着いてみると何度か通りがかったところで、地下駐車場の入口のような場所。入口で受付のようなことをしていたのを見かけたことがある。しかし今日は入口に鍵がかかっている。 脇を見ると13時と16時~17時に案内付きで見学できるとの掲示がある。6時なのでもうダメ。Turismoへ連絡するようにとも書いてあるので行ってみると、予約を受け付けてくれた。明日の13時。 Estación de Autobusesに行き、明後日のOviedo行きの切符を購入。切符売り場の窓口は一つしか開いておらず数人の列ができている。列の後尾につくが、脇の自動販売機で買っている人もいる。自動販売機では買うのに苦労しているようだったが、何とか買えたようなのでAmeliaは列に並んだまま、私は自販機での購入を試みる。日付、行き先、人数、名前を入力し、座席の選択もでき、クレジットカードの決済も済んだところで、機械は動作を続けているのだがなかなか切符が出てこない。しばらく待ったところで紙が2枚出てきたが、画面にはエラー表示。1枚の紙にはカードでの支払い済みが印字されているが、もう1枚の紙は乗車券ではない。切符売り場のドアをノックして紙を見せてエラーが出た旨伝えると、開いている窓口に行けとの指示。列に並ぶとどれだけ待たされるかわからないので、窓口で購入していた客が終わったところで2枚の紙を差し出してエラーが出た旨を伝える。しばらく端末を操作していたがどうなっているかわからない様子。後ろには客が並んでいるので気になって仕方がないがどうしようもない。5分以上かかっただろうか、もう一度クレジットカードを見せるように言われて提示すると、番号と名前を控え、ようやく乗車券が発行された。自販機があってもスペイン人があまり利用しない理由が分かった。少々の人数なら、窓口に並んだ方が早いのだ。 Swapたちとの会食の場所、Bodega Fuente Deの方に行き、近くの海岸通りに出てCafé Suizoで休憩。この店は、昨日もそうだったが老婦人が席の多くを占領している。端の方の席に座り、通りがかる人々を眺めて過ごすが、東洋人は一人も通らなかった。先週後半にはなぜか日本人らしき人を何組か見たのに。 約束の8時半を少し過ぎたところでBodega Fuente Deに行くと、ほぼ満席の店の中でSwapとBeatrízは待っていた。握手やキスの挨拶を済ませ、さっそく食事。アラカルトでサラダ、コロッケ、ピーマンの肉詰め、小イワシ。そして赤ワイン。旅行の話をメインに、Beaの学校の話などもする。日本でいうと中高生に英語を教えているが、勉強はしない、宿題はしない、授業はまじめに受けないとなかなか苦労が多いようだ。9月からは自宅から歩いて5分の学校に転勤になるので、通勤が楽になるが、周り中保護者と生徒で面倒そうだ。騒がしい店内でBeaのスペイン語を聞き取るのは苦労した。隣席に後から来た人が帰りがけにおごりだと言って急須に入った飲み物を提供してくれた。お茶だと思ったら、Holjo de Hierba。香草の入った温めたHoljo。はちみつも入っているようで甘く口当たりがよい。Swapが一番たくさん飲んでいたが、みなおいしくて気に入った。しかしアルコール度数は高い。 Swapたちは1週間後に旅立つ。私たちは明後日にSantanderを出る。何か困ったことがあったら連絡するようにとSwapは言ってくれる。7月25日に東京で会うことにした。昼食を一緒にし、我が家に来てもらって茶道を教え、回転寿司で夕食という予定を伝えると喜んでくれた。二人の予定は概ねアムステルダム経由でソウルに入り、1泊後札幌に。札幌2泊、函館1泊、青森2泊、乳頭温泉1泊、仙台1泊、京都4泊、東京4泊、名古屋1泊、広島1泊、長崎2泊、福岡1泊、沖縄3泊といった強行軍。私たちも若いころはそんな旅行をしていた。車をFestivalに置いてあるというので、そこまで一緒に歩き、7月25日の再会を約束して別れる。 私たちは歩いて帰るが、11時を過ぎた通りにまだ少しだが歩く人が見られる。女性の一人歩きもあるので、あらためてSantanderが安全な街だと思った。 我が家の近くのBarは相変わらず賑わっている。 帰ってシャワー。今日はベッドに入るのが2時になってしまった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)