余裕をとって4時起床。8時過ぎに夜明けなので当然真っ暗。ゆっくり支度を済ませ、5時15分に部屋を出る。レセプションに行くが、誰もいないし真っ暗。明かりを点けて鍵をテーブルの上に置く。外に出ようとするが、扉の鍵の位置が暗くて分からない。出入口の明かりのスイッチを探しているところにホテルの男性が外から入ってくる。あいさつし、鍵はテーブルに置いたと言うと、すぐに外に出て私たちを駅まで案内してくれる。ホテルの前で「この道を行って」と示してくれるだけだと思っていたら、そのままどんどん歩いて駅の入口まで連れて行ってくれた。5分ちょっとの距離だが、街灯のある通りとはいっても人っ子一人いない真夜中の道で一緒に歩いてくれて助かった。Camino francesとCamino del norteを歩いたと言うと、次はPortuguesかPrimitivoが美しくて良いと薦めてくれる。中心街には坂を上らなけれなならないのが難だが、部屋もスタッフの人柄も隣のBar・Restauranteも素晴らしかったので、次も泊まりたい。

駅には6時の列車の客が十数人来ていて、徐々に増えてくる。列車は入線しているがなかなか乗車させてくれない。5時45分ごろにようやく乗車できた。車内は空いている。定刻を少し過ぎて発車。線路の状態が良くない上にカーブも多いのでよく揺れ、しかもスピードは出ない。これではMadridまで5時間以上かかるのも無理はない。何度もうとうとする。途中駅で少しずつ乗客が増え、Zamoraでたくさん乗って来るが、それでも空席が目立つ。夜が明けて景色が見えだす。最初は色づいた秋景色の林も見えた。PB195328PB195333しかし次第に枯れて茶色のトウモロコシの切り株や枯れた牧草に降りた霜の白ばかりになる。大きな丘の連続で切通しやトンネルを通ることが多かったが、次第に起伏が緩くなり遠くまで見渡せるようになる。すると列車のスピードも上がってくる。

車内で、昨日スーパーで買ったラスクのようなものとバナナで朝食にする。

PB195334MadridのChamartín駅に定刻より10分ほど早く到着。早く着くなど初めてのこと。

Cercanias(近郊線)に乗り換えっるためにホームを探していると、C2のちょうど発車するのに間に合った。

約1時間で目的地のAlcalá de Henaresに到着。駅の改札機には私たちの切符は通らないので駅員に言って改札を通してもらう。

駅を出ると日曜日の昼過ぎで通りにはたくさんの人が歩いている。20分ほど歩いて旧市街のホテルに到着。チェックインするが部屋はまだ空いていないので、リュックを預けて外出。20171119_161200Turismoに行って地図や資料をもらい、Mayor通りに出てケーキ屋さんが13時までDesayunoセットをやっているので入る。担当の人は時計を見てまだ5分前だから大丈夫と言ってくれた。20171119_130014Cafe con leche, Té conlecheに人参ケーキとナポリターノ。昼食前にしては少し多かった。人参ケーキはひたすら甘い。

もう一度Turismoに行って、ここからバラハス空港まで行くバスの便はないか聞いてみる。1時間に1本ほどあるとのことでバス停の場所を教えてくれる。そんなに遠くないので行って時刻を確認してくる。ALSAのバスで40~60分間隔で走っている。

近くに混んでいるレストランがあったので昼食にする。Menú del día。水とグラスワインを頼むが、水が2本出される。一皿目は20171119_144917アンチョビ・サラダと魚介のスープ。二皿目はAtúnに20171119_151116Matanzaという名のこの時期にある豚の屠殺で作られるソーセージ類の盛り合わせ。私たちには多すぎる。Ameliaは他の客の多くがが頼んだエビフライが美味しそうと何度も繰り返して悔しさをあらわにしている。デザートはプリンとナティージャとコーヒーを頼んだが、プリンは出てこなかった。このCamareroは注文をよく聞かずにやっているようだ。

食後、ホテルに戻ってAmeliaは昼寝、シャワー、洗濯。私はシャワー、ブログのアップなど。

20時過ぎに軽く食べようと外出。Mayor通りを端まで歩いてみる。人出が多く、飲食店以外にも開いている店がいくつっもある。ゆったりした椅子のある店があったので入ると、奥の、中庭の中にビニールで囲ったテラス席に案内される。サンドウィッチ、紅茶、Agua con gas。どれもどうということもないもの。明日月曜日に見学できるところを探してみると5か所ほどあるので、明日はそれらを巡ることにする。

ホテルに戻りレセプションで鍵を受け取りながら宿泊の延長と部屋の変更を頼む。今の部屋は1階で、窓を開けると向かいのレストランと向かい合わせで落ち着かないので。3階の広場側の部屋に明日から移れるようにしてくれた。

部屋で日記の続き。途中で無性に眠くなってきた。

por Andrés

Andrésスペイン旅行北の道 Camino del NorteAlcalá de Henares,Camino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼余裕をとって4時起床。8時過ぎに夜明けなので当然真っ暗。ゆっくり支度を済ませ、5時15分に部屋を出る。レセプションに行くが、誰もいないし真っ暗。明かりを点けて鍵をテーブルの上に置く。外に出ようとするが、扉の鍵の位置が暗くて分からない。出入口の明かりのスイッチを探しているところにホテルの男性が外から入ってくる。あいさつし、鍵はテーブルに置いたと言うと、すぐに外に出て私たちを駅まで案内してくれる。ホテルの前で「この道を行って」と示してくれるだけだと思っていたら、そのままどんどん歩いて駅の入口まで連れて行ってくれた。5分ちょっとの距離だが、街灯のある通りとはいっても人っ子一人いない真夜中の道で一緒に歩いてくれて助かった。Camino francesとCamino del norteを歩いたと言うと、次はPortuguesかPrimitivoが美しくて良いと薦めてくれる。中心街には坂を上らなけれなならないのが難だが、部屋もスタッフの人柄も隣のBar・Restauranteも素晴らしかったので、次も泊まりたい。駅には6時の列車の客が十数人来ていて、徐々に増えてくる。列車は入線しているがなかなか乗車させてくれない。5時45分ごろにようやく乗車できた。車内は空いている。定刻を少し過ぎて発車。線路の状態が良くない上にカーブも多いのでよく揺れ、しかもスピードは出ない。これではMadridまで5時間以上かかるのも無理はない。何度もうとうとする。途中駅で少しずつ乗客が増え、Zamoraでたくさん乗って来るが、それでも空席が目立つ。夜が明けて景色が見えだす。最初は色づいた秋景色の林も見えた。しかし次第に枯れて茶色のトウモロコシの切り株や枯れた牧草に降りた霜の白ばかりになる。大きな丘の連続で切通しやトンネルを通ることが多かったが、次第に起伏が緩くなり遠くまで見渡せるようになる。すると列車のスピードも上がってくる。車内で、昨日スーパーで買ったラスクのようなものとバナナで朝食にする。MadridのChamartín駅に定刻より10分ほど早く到着。早く着くなど初めてのこと。Cercanias(近郊線)に乗り換えっるためにホームを探していると、C2のちょうど発車するのに間に合った。約1時間で目的地のAlcalá de Henaresに到着。駅の改札機には私たちの切符は通らないので駅員に言って改札を通してもらう。駅を出ると日曜日の昼過ぎで通りにはたくさんの人が歩いている。20分ほど歩いて旧市街のホテルに到着。チェックインするが部屋はまだ空いていないので、リュックを預けて外出。Turismoに行って地図や資料をもらい、Mayor通りに出てケーキ屋さんが13時までDesayunoセットをやっているので入る。担当の人は時計を見てまだ5分前だから大丈夫と言ってくれた。Cafe con leche, Té conlecheに人参ケーキとナポリターノ。昼食前にしては少し多かった。人参ケーキはひたすら甘い。もう一度Turismoに行って、ここからバラハス空港まで行くバスの便はないか聞いてみる。1時間に1本ほどあるとのことでバス停の場所を教えてくれる。そんなに遠くないので行って時刻を確認してくる。ALSAのバスで40~60分間隔で走っている。近くに混んでいるレストランがあったので昼食にする。Menú del día。水とグラスワインを頼むが、水が2本出される。一皿目はアンチョビ・サラダと魚介のスープ。二皿目はAtúnにMatanzaという名のこの時期にある豚の屠殺で作られるソーセージ類の盛り合わせ。私たちには多すぎる。Ameliaは他の客の多くがが頼んだエビフライが美味しそうと何度も繰り返して悔しさをあらわにしている。デザートはプリンとナティージャとコーヒーを頼んだが、プリンは出てこなかった。このCamareroは注文をよく聞かずにやっているようだ。食後、ホテルに戻ってAmeliaは昼寝、シャワー、洗濯。私はシャワー、ブログのアップなど。20時過ぎに軽く食べようと外出。Mayor通りを端まで歩いてみる。人出が多く、飲食店以外にも開いている店がいくつっもある。ゆったりした椅子のある店があったので入ると、奥の、中庭の中にビニールで囲ったテラス席に案内される。サンドウィッチ、紅茶、Agua con gas。どれもどうということもないもの。明日月曜日に見学できるところを探してみると5か所ほどあるので、明日はそれらを巡ることにする。ホテルに戻りレセプションで鍵を受け取りながら宿泊の延長と部屋の変更を頼む。今の部屋は1階で、窓を開けると向かいのレストランと向かい合わせで落ち着かないので。3階の広場側の部屋に明日から移れるようにしてくれた。部屋で日記の続き。途中で無性に眠くなってきた。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)