3年ぶりの海外旅行。22時30分の便なので、自宅を出たのは15時過ぎ。時間に余裕があるのでいつもとは違う経路で成田空港に向かったが、乗り継ぎが悪く時間が予想以上にかかって少々疲れた。

メディアでは、外国人観光客が戻って来たと盛んに報じているが、成田空港は閑散としており第2ターミナルの出発カウンターは開いているところはわずかで、フィンランド航空のところだけに列ができていた。

初めてラッピングサービスを利用した。バックパックなので紐などが引っかかったり、パックが破れたりすることが心配だったから。大きなラップで荷物をぐるぐる巻きにしてくれた。大きな繭のようになったが、元からするとずいぶん小さくなったように見えた。ロストバッゲージは防ぎようがないが、これで破損、汚損の心配はなくなった。

まったく並ぶ人のいないカタール航空のカウンターで荷物を預け、4階に行って夕食にする。

営業中の店がほんの少ししかないので、選択の余地はない。営業時間内に食べ終えられそうなところで、「つるはん」にしたが、客が集中して結構混んでいて待たされた。味は可もなく不可もなく。

食後、4階を一巡してみたが、営業時間を短縮しているところも多いが、休業中も多く、廃業した店も少なくなかった。まだまだ海外との往来はコロナ前の数分の1、あるいは10分の1にも達していないのではという印象だった。

ラウンジで1時間ほど潰してから出国手続きへ。保安検査もパスポートチェックも並ぶことなく完了。その先の免税店などもほとんど閉まっていた。小さなコンビニでお茶を買い、搭乗口へ。カタール航空の搭乗口前にだけは人が集まっていた。

機内は8割ほどの席が埋まっていた。

ドーハまでの12時間、今回は映画を見るのは2本だけにして、できるだけ眠るようにした。4〜5時間は眠れたようだ。

機内食は日本時間の24時過ぎに夕食、翌朝8時ごろに朝食。今回は私は普通食、AmeliaはFruitsにしてみたら、まさにパン以外は全て生の果物。メインが果物でデザートも果物。2人で分け合って食べたのでちょうど良かった。

ほぼ定刻にドーハ着。空調が効いているので暑さは分からない。乗り換えのための保安検査もすぐに通過できた。

有名な巨大なクマのぬいぐるみの前を通って、次のMadrid行きの搭乗口を確認に。ここは成田と違って店も開いているし、夜明け前の時間帯なのに人も多かった。

巨大な空港で、一番はずれにあるMadrid行きの搭乗口まで歩いて10分ほどもかかっただろうか。

クマのぬいぐるみの近くにあるラウンジに行くのに電車を使うと、すぐに着けた。ラウンジは混んでいたが何とか座れた。食欲はないので、飲み物を少しとパンを少し。

ラウンジに入る前に見た情報板では定刻より出発が30分早まるとのことだったが、ラウンジを出てから見ると、定刻より10分遅れになっている。先ほどの電車で搭乗口に戻って待った。

列に並んで搭乗手続きをすると、どうしたことかチェックイン時には私と離れていたAmeliaの席を私の隣に移してくれていた。

本拠地の空港にもかかわらず、わたしたちの機は「沖留め」。しかも何故かバスがなかなか来ず随分待たされた。バスの乗降時に外気に触れたが、さすがに暑かった。短時間だったので蒸し暑いのかどうかまでは分からなかったが。

定刻より1時間ほど遅れて出発。満席。周囲からはスペイン語が聞こえてくる。

機内食は2度。最初は朝食で、私はポテトグラタン、Ameliaはソーセージと卵。Ameliaのの方が美味しかった。2度目はピザ。2人で1つだけにしたが、量はそれで十分だった。味は意外に良かった。

少し眠り、映画を1本観て、あとは日記を書いて過ごす。

定刻より少し遅れてMadridに到着。入国審査は窓口が少なく列ができていたが、審査そのものはパスポートチェックだけ。荷物は何の問題もなく無事到着。ラップを剥がすのに少し手間取るが、中は当然無傷で汚れもなし。

renfeで予約してあるホテルのあるChamartín駅へ向かうが、切符の自動販売機でクレジットカードのタッチレス決済が機能せず、少々手間取った。結局現金で支払ったが。

Chamartín駅隣接のHotel Chamartín the One は少々旧くなっているような印象。チェックインして部屋に行くが、早速カードキーが機能しない。フロントに戻ってキーの再設定をしてもらう。部屋に入ってみるとバスルームの扉が閉まらない。もう一度フロントに行って事情を話し、来てもらう。途中、エレベーターの中で少し話す。ホテルの客は今日も非常に多くて、スペインではパンデミックはもう終わったようだと言っていた。

シャワーを浴びてすっきりしてから、明日の切符を買いに駅に行く。Ferrol行きを買うつもりだったが朝は8時発しかなく、間に合うように起きる自信がないのでrenfeでA Coruñaに行き、そこからバスでFerrolに行くことにする。それなら10時発なので大丈夫だろう。しかし駅の切符売り場では明日の便のはもう締め切ったので、ネットで買うか明朝ここで買うかとのこと。

駅構内には適当な食事場所が見つからなかったので、ホテルのレストランで食べることにする。

Menu del Díaにする。まずまずのものだった。

部屋に戻ってネットで明日の列車の切符を買おうとするが、眠気に耐えられずやめてしまった。

/images/2022/11/ebfa5500858aed67514d805df290a9f0-700x394.png/images/2022/11/ebfa5500858aed67514d805df290a9f0-150x150.pngAndrésイギリス人の道3年ぶりの海外旅行。22時30分の便なので、自宅を出たのは15時過ぎ。時間に余裕があるのでいつもとは違う経路で成田空港に向かったが、乗り継ぎが悪く時間が予想以上にかかって少々疲れた。 メディアでは、外国人観光客が戻って来たと盛んに報じているが、成田空港は閑散としており第2ターミナルの出発カウンターは開いているところはわずかで、フィンランド航空のところだけに列ができていた。 初めてラッピングサービスを利用した。バックパックなので紐などが引っかかったり、パックが破れたりすることが心配だったから。大きなラップで荷物をぐるぐる巻きにしてくれた。大きな繭のようになったが、元からするとずいぶん小さくなったように見えた。ロストバッゲージは防ぎようがないが、これで破損、汚損の心配はなくなった。 まったく並ぶ人のいないカタール航空のカウンターで荷物を預け、4階に行って夕食にする。 営業中の店がほんの少ししかないので、選択の余地はない。営業時間内に食べ終えられそうなところで、「つるはん」にしたが、客が集中して結構混んでいて待たされた。味は可もなく不可もなく。 食後、4階を一巡してみたが、営業時間を短縮しているところも多いが、休業中も多く、廃業した店も少なくなかった。まだまだ海外との往来はコロナ前の数分の1、あるいは10分の1にも達していないのではという印象だった。 ラウンジで1時間ほど潰してから出国手続きへ。保安検査もパスポートチェックも並ぶことなく完了。その先の免税店などもほとんど閉まっていた。小さなコンビニでお茶を買い、搭乗口へ。カタール航空の搭乗口前にだけは人が集まっていた。 機内は8割ほどの席が埋まっていた。 ドーハまでの12時間、今回は映画を見るのは2本だけにして、できるだけ眠るようにした。4〜5時間は眠れたようだ。 機内食は日本時間の24時過ぎに夕食、翌朝8時ごろに朝食。今回は私は普通食、AmeliaはFruitsにしてみたら、まさにパン以外は全て生の果物。メインが果物でデザートも果物。2人で分け合って食べたのでちょうど良かった。 ほぼ定刻にドーハ着。空調が効いているので暑さは分からない。乗り換えのための保安検査もすぐに通過できた。 有名な巨大なクマのぬいぐるみの前を通って、次のMadrid行きの搭乗口を確認に。ここは成田と違って店も開いているし、夜明け前の時間帯なのに人も多かった。 巨大な空港で、一番はずれにあるMadrid行きの搭乗口まで歩いて10分ほどもかかっただろうか。 クマのぬいぐるみの近くにあるラウンジに行くのに電車を使うと、すぐに着けた。ラウンジは混んでいたが何とか座れた。食欲はないので、飲み物を少しとパンを少し。 ラウンジに入る前に見た情報板では定刻より出発が30分早まるとのことだったが、ラウンジを出てから見ると、定刻より10分遅れになっている。先ほどの電車で搭乗口に戻って待った。 列に並んで搭乗手続きをすると、どうしたことかチェックイン時には私と離れていたAmeliaの席を私の隣に移してくれていた。 本拠地の空港にもかかわらず、わたしたちの機は「沖留め」。しかも何故かバスがなかなか来ず随分待たされた。バスの乗降時に外気に触れたが、さすがに暑かった。短時間だったので蒸し暑いのかどうかまでは分からなかったが。 定刻より1時間ほど遅れて出発。満席。周囲からはスペイン語が聞こえてくる。 機内食は2度。最初は朝食で、私はポテトグラタン、Ameliaはソーセージと卵。Ameliaのの方が美味しかった。2度目はピザ。2人で1つだけにしたが、量はそれで十分だった。味は意外に良かった。 少し眠り、映画を1本観て、あとは日記を書いて過ごす。 定刻より少し遅れてMadridに到着。入国審査は窓口が少なく列ができていたが、審査そのものはパスポートチェックだけ。荷物は何の問題もなく無事到着。ラップを剥がすのに少し手間取るが、中は当然無傷で汚れもなし。 renfeで予約してあるホテルのあるChamartín駅へ向かうが、切符の自動販売機でクレジットカードのタッチレス決済が機能せず、少々手間取った。結局現金で支払ったが。 Chamartín駅隣接のHotel Chamartín the One は少々旧くなっているような印象。チェックインして部屋に行くが、早速カードキーが機能しない。フロントに戻ってキーの再設定をしてもらう。部屋に入ってみるとバスルームの扉が閉まらない。もう一度フロントに行って事情を話し、来てもらう。途中、エレベーターの中で少し話す。ホテルの客は今日も非常に多くて、スペインではパンデミックはもう終わったようだと言っていた。 シャワーを浴びてすっきりしてから、明日の切符を買いに駅に行く。Ferrol行きを買うつもりだったが朝は8時発しかなく、間に合うように起きる自信がないのでrenfeでA Coruñaに行き、そこからバスでFerrolに行くことにする。それなら10時発なので大丈夫だろう。しかし駅の切符売り場では明日の便のはもう締め切ったので、ネットで買うか明朝ここで買うかとのこと。 駅構内には適当な食事場所が見つからなかったので、ホテルのレストランで食べることにする。 Menu del Díaにする。まずまずのものだった。 部屋に戻ってネットで明日の列車の切符を買おうとするが、眠気に耐えられずやめてしまった。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)