合計距離: 18026 m
最高点の標高: 63 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 502 m
累積標高(下り): -531 m
総所要時間: 06:22:34

 

6時半起床。雨。支度を済ませ、8時に下に降りてホテルのBarで朝食。

Café con leche、Zumo de naranja、Tostada、Bollo de chocolate。ホテルの宿泊客だけを対象にしているのかと思っていたら、外からの客もポツポツと来ていた。クレデンシャルに昨日の日付でスタンプをもらう。

9時出発。雨はほとんど止みかけていた。坂道を下ってCaminoに出る。昨日も少し歩いた道なので迷うことはない。しかし繁華街を抜けたところで昨日は手持ちの地図に沿って進んだのだが、今朝は通りがかりの人がCaminoは向こうだと教えてくれ、確かにそちらに進むとCaminoを示す矢印があった。

軍の施設に沿ってしばらく進むことになる。やがて地図が示すルートに戻るが、やがてまた矢印は別の方向を示す。矢印が頻繁に現れ、迷うことがないので手持ちの地図は無視して進むことにする。

道はやげて湾沿いになる。海水が汚れているわけではなさそうだが、浜辺の土は黒っぽい泥のようで、そこに海藻が打ち上げられ、曇天で海も暗く、美しい海岸には見えない。深く入り組んだ海岸線を今日の目的地である対岸までずっと遠回りして進まなければならない。途中に湾を横切る長い橋があるのだが、Caminoは岸辺を進む。

出発時には小雨だったのが、止んだり降ったり、本降りになったり、日が差し始めたりと目まぐるしく変わる天候。気温は低くないので出発時に着ていたダウンでは暑くなって、途中のバス停で脱いで少し薄着にする。それでも少し汗ばむほど。

Barがあったので休憩。Café con lecheとKAS limón。チューロがついてきた。私たちの後にペレグリーノが一人入ってきた。途中でも数人のグループを3組ほど見かけた。結構歩いている人がいるようだ。やはり100km少々ということで手軽だし巡礼証明書ももらえるからだろうか。

さらに湾岸沿いを進む。土の道、遊歩道、道路等の変化はあるが、景色の変化は少ない。それでも暑からず寒からず、上り下りは緩やかで長くもなく、歩くのは楽だった。

修道院Monasterio de San Martiño do Couto。庭には入れたが入口は閉まっていて、無人のように思えた。入口には土曜と日曜にだけ開くとの掲示。ここの修道士がミサを行うのか、他から出張してくるのか。いずれにしても教会の衰退は明らか。

湾の最奥部を過ぎて公園があり、中高生くらの約10人が運動部の練習のようなことをしていた。他にもジョギングをする男女、散歩する人など、雨にもかかわらず運動に励む姿が見られた。ここも健康ブームのようだ。

Nedaの住宅街を通る。静かな街で平穏に暮らしているような雰囲気。

今日の宿、Pazo da Mercedに到着したのはちょうど15時。結婚式場も併設したホテル。季節外れだからか、閑散として私たち以外には客はいなさそう。チェックイン時に夕食の予約時間を聞かれ、一番早い20時半からにする。

部屋は気持ち良さそうだが、洗濯物が乾くかどうか怪しい。

周辺に人家はないので、ホテルのカフェテリアでCafé con leche を飲み、持参のチョコレートで小腹を満たす

シャワーを浴び、Ameliaは洗濯、私は日記。部屋が建物の一番奥にあり、その前の廊下が日当たりが良くて暖かいので、そこで日記を書く。誰も来ないのでゆったり過ごせる。おかげで日記が捗った。

 

この後、事件が起こった。

Cuarta Peregrinación 02b に続く

/images/2022/11/154ec5f1f8f8113c0f0bdd26b4f0d03e-700x394.png/images/2022/11/154ec5f1f8f8113c0f0bdd26b4f0d03e-150x150.pngAndrésイギリス人の道Camino,Camino de Satiago,Camino Inglés,Ferrol,Neda,イギリス人の道,サンティアゴ巡礼,スペイン  6時半起床。雨。支度を済ませ、8時に下に降りてホテルのBarで朝食。 Café con leche、Zumo de naranja、Tostada、Bollo de chocolate。ホテルの宿泊客だけを対象にしているのかと思っていたら、外からの客もポツポツと来ていた。クレデンシャルに昨日の日付でスタンプをもらう。 9時出発。雨はほとんど止みかけていた。坂道を下ってCaminoに出る。昨日も少し歩いた道なので迷うことはない。しかし繁華街を抜けたところで昨日は手持ちの地図に沿って進んだのだが、今朝は通りがかりの人がCaminoは向こうだと教えてくれ、確かにそちらに進むとCaminoを示す矢印があった。 軍の施設に沿ってしばらく進むことになる。やがて地図が示すルートに戻るが、やがてまた矢印は別の方向を示す。矢印が頻繁に現れ、迷うことがないので手持ちの地図は無視して進むことにする。 道はやげて湾沿いになる。海水が汚れているわけではなさそうだが、浜辺の土は黒っぽい泥のようで、そこに海藻が打ち上げられ、曇天で海も暗く、美しい海岸には見えない。深く入り組んだ海岸線を今日の目的地である対岸までずっと遠回りして進まなければならない。途中に湾を横切る長い橋があるのだが、Caminoは岸辺を進む。 出発時には小雨だったのが、止んだり降ったり、本降りになったり、日が差し始めたりと目まぐるしく変わる天候。気温は低くないので出発時に着ていたダウンでは暑くなって、途中のバス停で脱いで少し薄着にする。それでも少し汗ばむほど。 Barがあったので休憩。Café con lecheとKAS limón。チューロがついてきた。私たちの後にペレグリーノが一人入ってきた。途中でも数人のグループを3組ほど見かけた。結構歩いている人がいるようだ。やはり100km少々ということで手軽だし巡礼証明書ももらえるからだろうか。 さらに湾岸沿いを進む。土の道、遊歩道、道路等の変化はあるが、景色の変化は少ない。それでも暑からず寒からず、上り下りは緩やかで長くもなく、歩くのは楽だった。 修道院Monasterio de San Martiño do Couto。庭には入れたが入口は閉まっていて、無人のように思えた。入口には土曜と日曜にだけ開くとの掲示。ここの修道士がミサを行うのか、他から出張してくるのか。いずれにしても教会の衰退は明らか。 湾の最奥部を過ぎて公園があり、中高生くらの約10人が運動部の練習のようなことをしていた。他にもジョギングをする男女、散歩する人など、雨にもかかわらず運動に励む姿が見られた。ここも健康ブームのようだ。 Nedaの住宅街を通る。静かな街で平穏に暮らしているような雰囲気。 今日の宿、Pazo da Mercedに到着したのはちょうど15時。結婚式場も併設したホテル。季節外れだからか、閑散として私たち以外には客はいなさそう。チェックイン時に夕食の予約時間を聞かれ、一番早い20時半からにする。 部屋は気持ち良さそうだが、洗濯物が乾くかどうか怪しい。 周辺に人家はないので、ホテルのカフェテリアでCafé con leche を飲み、持参のチョコレートで小腹を満たす シャワーを浴び、Ameliaは洗濯、私は日記。部屋が建物の一番奥にあり、その前の廊下が日当たりが良くて暖かいので、そこで日記を書く。誰も来ないのでゆったり過ごせる。おかげで日記が捗った。   この後、事件が起こった。 Cuarta Peregrinación 02b に続く退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)