合計距離: 10663 m
最高点の標高: 144 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 493 m
累積標高(下り): -394 m
総所要時間: 03:23:10

※経路の最後の1.5㎞ほどが記録されていませんでした。

冬時間になったせいか、6時に目が覚めてしまった。7時に目覚ましが鳴るまでベッドの中にいたが、身体は夏時間で動いているようだ。

8時20分に下のBarで朝食。ここは宿代に朝食は含まれていないので、Tostada2人前、Zumo de naranja2杯、Café con leche、Té con lecheを注文。Tostadaがずいぶん薄かった。客は結構いて、中学生か高校生の合宿らしき団体もいた。

9時15分にチェックアウト。

Miñoの街を抜けてCaminoを進む。途中、Albergue近くのBarで朝食を取っているPeregrino数人を見かける。

街を抜けてもしばらくはほぼ平坦な道。Riaに沿って進むことになる。しかしやがて上り坂がはじまる。そんなに大変な坂ではないのだが、上りはやはりきつい。

街を外れてすぐのところにイノシシの像。ちょっとユニーク。

林の中を進むと、Peregrino接待所。無人だが椅子やテーブルがいくつも並べられ、屋根のある部分もあって雨でも利用できるようになっている。selloも置いてあったのでクレデンシャルに押す。バナナやリンゴ、清涼飲料に加えてボカディージョも置いてある。バナナを1本購入。

急坂を上り切った後も短い上り下りが繰り返される。やがて遠くに今日の目的地Betanzosの街が見下ろせるようになる。

街に向かって急坂を下る途中に墓地がある。明後日の諸聖人の日を控えて、お墓の掃除や献花に来ている人が多い。ちょうど教会から出てきた家族と出会い、お婆さんが声をかけてきた。日本人かと。中国人でも、Caminoに多い韓国人でもなく、いきなり日本人と思ったのはなぜだろう。Ameliaには、いかにも日本人らしい顔だと言っていた。

坂を降り切って川を渡るとBetanzos旧市街。城壁を抜ける狭い通路を通って今夜の宿のApartamentoに行く。約束の時間は2時で、まだ1時間ほどあるので、場所を確認したらBarで一休みするつもり。Apartamentoの住所に着いたが、該当番地の入口が見つからない。近くにいた男性に聞いてみると脇道を少し入ったところにある入口を示してくれ、セニョーラは黒い車で来るとまで教えてくれた。

人の多そうな方向に行ってみると広場があって、周囲にいくつものBarが並んでいる。その一つに入って2時近くまで過ごす。

2時にApartamentoの入口に行くが、誰も来ない。周囲を探してみても誰もいない。入口のブザーを鳴らしてみても反応がない。仕方なく入口に来てるとメールを送ると、すぐに返事が来てドアからセニョーラが出てきた。

部屋は広くて、昨夜までのホテルの2倍以上の面積。新しく清潔で、キッチンや洗濯機も備わっている。暖房も入る。何点か説明を受ける。チェックアウト時には鍵をテーブルの上に置いて行くだけで良いとのこと。近所の良いレストランを教えてもらった。

荷物を少し整理して昼食に出かける。しかし諸聖人の日を含めた連休中だからか、教えてもらったレストランはどこも満席。今日は良い店はどこも予約で埋まっているようなので、諦めて広場から少し外れたところに行き、空席のあるレストランに入る。

ステーキと鶏肉。味は悪くないが、単調で飽きる。鶏肉の方は食べきれなかったので持ち帰りにしてもらう。プラスチック容器に詰め、それを大きな紙袋に入れてくれた。パンも一緒に持ち帰った。

広場に戻りケーキ屋で明朝用の菓子パンと諸聖人の日のお菓子Huesosを買って帰る。広場やそこから伸びる小路のBarなどにはまだまだ多くの客が残っていた。

ちょっと散歩しながら宿に帰ったが、広場以外は人通りも少なく、宿の近くの通りは特に閑散としていた。

宿に戻って明日の予定を決める。明日行くつもりだった元修道院の建物を改装したホテルは満室になっている。他に適当な場所の宿はないので、明日は十数km歩いてからタクシーか何かでここに戻ってくることにし、もう一泊する旨をセニューラにメール。ブッキングコムで再度申し込めば大丈夫とのことで予約を入れる。明日のタオル交換などについてセニューラと何度かやりとりして明日の宿泊問題は解決。

シャワーを使い、洗濯は洗濯機で。暖房も入ったので洗濯物もよく乾くはず。夕食は昼に持ち帰った鶏肉料理とパンで済ませる。持参のリンゴをむいてみると中まで赤かった。味は普通の安いリンゴ。

パーコレーターとコーヒー粉、何種類かのティーバッグ、冷蔵庫にはミネラルウォーター、その他必要最低限のものは揃っていて、その気になれば1ヶ月以上でも暮らせそう。快適な場所でよかった。

/images/2022/11/dfda785ed98974ef8387aba1a4a1fe89-700x394.png/images/2022/11/dfda785ed98974ef8387aba1a4a1fe89-150x150.pngAndrésイギリス人の道Betanzos,Camino de Satiago,Camino Inglés,Miño,イギリス人の道,サンティアゴ巡礼※経路の最後の1.5㎞ほどが記録されていませんでした。 冬時間になったせいか、6時に目が覚めてしまった。7時に目覚ましが鳴るまでベッドの中にいたが、身体は夏時間で動いているようだ。 8時20分に下のBarで朝食。ここは宿代に朝食は含まれていないので、Tostada2人前、Zumo de naranja2杯、Café con leche、Té con lecheを注文。Tostadaがずいぶん薄かった。客は結構いて、中学生か高校生の合宿らしき団体もいた。 9時15分にチェックアウト。 Miñoの街を抜けてCaminoを進む。途中、Albergue近くのBarで朝食を取っているPeregrino数人を見かける。 街を抜けてもしばらくはほぼ平坦な道。Riaに沿って進むことになる。しかしやがて上り坂がはじまる。そんなに大変な坂ではないのだが、上りはやはりきつい。 街を外れてすぐのところにイノシシの像。ちょっとユニーク。 林の中を進むと、Peregrino接待所。無人だが椅子やテーブルがいくつも並べられ、屋根のある部分もあって雨でも利用できるようになっている。selloも置いてあったのでクレデンシャルに押す。バナナやリンゴ、清涼飲料に加えてボカディージョも置いてある。バナナを1本購入。 急坂を上り切った後も短い上り下りが繰り返される。やがて遠くに今日の目的地Betanzosの街が見下ろせるようになる。 街に向かって急坂を下る途中に墓地がある。明後日の諸聖人の日を控えて、お墓の掃除や献花に来ている人が多い。ちょうど教会から出てきた家族と出会い、お婆さんが声をかけてきた。日本人かと。中国人でも、Caminoに多い韓国人でもなく、いきなり日本人と思ったのはなぜだろう。Ameliaには、いかにも日本人らしい顔だと言っていた。 坂を降り切って川を渡るとBetanzos旧市街。城壁を抜ける狭い通路を通って今夜の宿のApartamentoに行く。約束の時間は2時で、まだ1時間ほどあるので、場所を確認したらBarで一休みするつもり。Apartamentoの住所に着いたが、該当番地の入口が見つからない。近くにいた男性に聞いてみると脇道を少し入ったところにある入口を示してくれ、セニョーラは黒い車で来るとまで教えてくれた。 人の多そうな方向に行ってみると広場があって、周囲にいくつものBarが並んでいる。その一つに入って2時近くまで過ごす。 2時にApartamentoの入口に行くが、誰も来ない。周囲を探してみても誰もいない。入口のブザーを鳴らしてみても反応がない。仕方なく入口に来てるとメールを送ると、すぐに返事が来てドアからセニョーラが出てきた。 部屋は広くて、昨夜までのホテルの2倍以上の面積。新しく清潔で、キッチンや洗濯機も備わっている。暖房も入る。何点か説明を受ける。チェックアウト時には鍵をテーブルの上に置いて行くだけで良いとのこと。近所の良いレストランを教えてもらった。 荷物を少し整理して昼食に出かける。しかし諸聖人の日を含めた連休中だからか、教えてもらったレストランはどこも満席。今日は良い店はどこも予約で埋まっているようなので、諦めて広場から少し外れたところに行き、空席のあるレストランに入る。 ステーキと鶏肉。味は悪くないが、単調で飽きる。鶏肉の方は食べきれなかったので持ち帰りにしてもらう。プラスチック容器に詰め、それを大きな紙袋に入れてくれた。パンも一緒に持ち帰った。 広場に戻りケーキ屋で明朝用の菓子パンと諸聖人の日のお菓子Huesosを買って帰る。広場やそこから伸びる小路のBarなどにはまだまだ多くの客が残っていた。 ちょっと散歩しながら宿に帰ったが、広場以外は人通りも少なく、宿の近くの通りは特に閑散としていた。 宿に戻って明日の予定を決める。明日行くつもりだった元修道院の建物を改装したホテルは満室になっている。他に適当な場所の宿はないので、明日は十数km歩いてからタクシーか何かでここに戻ってくることにし、もう一泊する旨をセニューラにメール。ブッキングコムで再度申し込めば大丈夫とのことで予約を入れる。明日のタオル交換などについてセニューラと何度かやりとりして明日の宿泊問題は解決。 シャワーを使い、洗濯は洗濯機で。暖房も入ったので洗濯物もよく乾くはず。夕食は昼に持ち帰った鶏肉料理とパンで済ませる。持参のリンゴをむいてみると中まで赤かった。味は普通の安いリンゴ。 パーコレーターとコーヒー粉、何種類かのティーバッグ、冷蔵庫にはミネラルウォーター、その他必要最低限のものは揃っていて、その気になれば1ヶ月以上でも暮らせそう。快適な場所でよかった。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)