国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を観てきた。ベルクグリューン美術館所蔵のピカソ、マティス、クレー、ジャコメッティ、セザンヌ、ブラックの作品に加え、日本にある11点を加えた展覧会。

日本初公開のものも多く、特にピカソ作品には見応えのある上質な作品がそろっていた。ただ、展覧会そのもとしては先日観てきたポーラ美術館での「ピカソ 青の時代を超えて」と比べて印象が薄い。それは恐らく、ポーラ美術館でのものが「ピカソの変遷」とでも言うべき明確なテーマに基いたものだったのに対し、西洋美術館でのはベルクグリューン美術館所蔵作品を並べただけだったからからだろう。それに加え、コロナ対策で入場者数を絞っていたにもかかわらず、観覧者が多くて落ち着かなかったこともある。

やはり展覧会は大都市を避けたいものだ。

 

/images/2023/01/ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展001-700x1014.jpg/images/2023/01/ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展001-150x150.jpgAndrés文化・芸術ピカソ,ピカソとその時代,ベルクグリューン,ベルリン,西洋美術館国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を観てきた。ベルクグリューン美術館所蔵のピカソ、マティス、クレー、ジャコメッティ、セザンヌ、ブラックの作品に加え、日本にある11点を加えた展覧会。 日本初公開のものも多く、特にピカソ作品には見応えのある上質な作品がそろっていた。ただ、展覧会そのもとしては先日観てきたポーラ美術館での「ピカソ 青の時代を超えて」と比べて印象が薄い。それは恐らく、ポーラ美術館でのものが「ピカソの変遷」とでも言うべき明確なテーマに基いたものだったのに対し、西洋美術館でのはベルクグリューン美術館所蔵作品を並べただけだったからからだろう。それに加え、コロナ対策で入場者数を絞っていたにもかかわらず、観覧者が多くて落ち着かなかったこともある。 やはり展覧会は大都市を避けたいものだ。  退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)