映画「サルバドールの朝」
32年間の勤務、6ヶ月の職業訓練を終えて、本格的に退職者生活がはじまりました。週末や休日ではない日にのんびり出かけられ、用事をいっぺんに3つ4つ済ませる必要もなくなり、明日の仕事の心配もない。幸せです。
今日は「サルバドールの朝」を日比谷のシャンテシネに見に行きました。平日なので、街を歩くサラリーマンはスーツ姿。ジーンズの夫が浮いてます。
映画は1974年、スペインの不当な軍事裁判で死刑に処された25歳の若者サルバドールが、反体制運動に加わり、逮捕され死を迎えるまでとその周りの人々を描いたもの。
70年代の自由が得られると信じて武力闘争に走る若者たち。力で押さえつける公権力。友人、家族の必死の支援むなしく処刑されるサルバドール。ぐりぐりと首を鉄の輪で締め上げる鉄環絞首刑(ガローテ)は残酷でした。
公平な裁判を受けることなく殺害されていくサルバド-ルの姿は、ミャンマーの僧侶に重なります。不当な権力に抵抗する若者の純粋さが力で押さえ込まれていくやるせなさ。救いは看守のへススとの友情、家族のつながり、弁護士アラウのひたむきな姿勢でした。
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2007/10/02/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%89%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%9c%9d%e3%80%8d/映画・テレビ32年間の勤務、6ヶ月の職業訓練を終えて、本格的に退職者生活がはじまりました。週末や休日ではない日にのんびり出かけられ、用事をいっぺんに3つ4つ済ませる必要もなくなり、明日の仕事の心配もない。幸せです。 今日は「サルバドールの朝」を日比谷のシャンテシネに見に行きました。平日なので、街を歩くサラリーマンはスーツ姿。ジーンズの夫が浮いてます。 映画は1974年、スペインの不当な軍事裁判で死刑に処された25歳の若者サルバドールが、反体制運動に加わり、逮捕され死を迎えるまでとその周りの人々を描いたもの。 70年代の自由が得られると信じて武力闘争に走る若者たち。力で押さえつける公権力。友人、家族の必死の支援むなしく処刑されるサルバドール。ぐりぐりと首を鉄の輪で締め上げる鉄環絞首刑(ガローテ)は残酷でした。 公平な裁判を受けることなく殺害されていくサルバド-ルの姿は、ミャンマーの僧侶に重なります。不当な権力に抵抗する若者の純粋さが力で押さえ込まれていくやるせなさ。救いは看守のへススとの友情、家族のつながり、弁護士アラウのひたむきな姿勢でした。 por AmeliaAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
サルバドールの朝
脚本ゼミの友人と、映画を見る会を作って観に行ってます。
本当は月1回開催したいところですが
なかなか都合が合わず、3ヶ月ぶりの開催です。
秋場所というところだね。
数作品候補をあげて、その中から選んでます。
今回はメンバーの一人が推したこの作品に決まりました。…