「チェ 28歳の革命」は1月10日、「チェ 39歳別れの手紙」は1月31日公開予定だが、それに先立って昨夜(16日)、六本木ヒルズのTOHOシネマで2本続けての特別上映会が行われた。18時20分に始まり、20分の休憩をはさんで23時30分に終わった。
最初に監督のスティーヴン・ソダーバーグと主演のベニチオ・デル・トロの舞台あいさつがあった。ゲストとしてアントニオ猪木と父親がアルゼンチン人だというモデルの女性も舞台に上り、4人並んでのマスコミ関係者による撮影。猪木の「1・2・3 チェー」のパフォーマンス。興ざめではあったが、マスコミ向けの企画なのだろうから仕方がないか。
舞台あいさつが終わるとマスコミ関係者は一斉に引き揚げて行った。観客に若い女性が多くて意外な感じだったが、トロの人気のためだったようだ。
「チェ 28歳の革命」は、メキシコでのゲバラとカストロとの出会いからバティスタ政権を倒してハバナに入るまでの革命戦争の過程を、後年のゲバラの国連総会における活動をはさみながら描いている。
「チェ 39歳別れの手紙」は、ゲバラのボリビアでの活動を、入国から死まで描いたもの。
「28歳」は勝利した革命が舞台となっているので高揚感があり、「39歳」は敗北したゲリラ戦が題材なだけに閉塞感に覆われるのは当然だが、両作品とも全体に事実をそのままに描こうという姿勢が見られる。観客を無闇に煽ったり、ゲバラを殊更に英雄化・神格化したりしようとせず、抑制の利いた表現だったように思う。ゲバラの自制が監督に影響したのだろうか。
por Andres
https://dosperegrinos.net/2008/12/17/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e3%83%81%e3%82%a7%e3%80%8028%e6%ad%b3%e3%81%ae%e9%9d%a9%e5%91%bd%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%80%8c%e3%83%81%e3%82%a7%e3%80%8039%e6%ad%b3%e5%88%a5%e3%82%8c%e3%81%ae%e6%89%8b/Andres y Amelia映画・テレビ「チェ 28歳の革命」は1月10日、「チェ 39歳別れの手紙」は1月31日公開予定だが、それに先立って昨夜(16日)、六本木ヒルズのTOHOシネマで2本続けての特別上映会が行われた。18時20分に始まり、20分の休憩をはさんで23時30分に終わった。最初に監督のスティーヴン・ソダーバーグと主演のベニチオ・デル・トロの舞台あいさつがあった。ゲストとしてアントニオ猪木と父親がアルゼンチン人だというモデルの女性も舞台に上り、4人並んでのマスコミ関係者による撮影。猪木の「1・2・3 チェー」のパフォーマンス。興ざめではあったが、マスコミ向けの企画なのだろうから仕方がないか。舞台あいさつが終わるとマスコミ関係者は一斉に引き揚げて行った。観客に若い女性が多くて意外な感じだったが、トロの人気のためだったようだ。「チェ 28歳の革命」は、メキシコでのゲバラとカストロとの出会いからバティスタ政権を倒してハバナに入るまでの革命戦争の過程を、後年のゲバラの国連総会における活動をはさみながら描いている。「チェ 39歳別れの手紙」は、ゲバラのボリビアでの活動を、入国から死まで描いたもの。「28歳」は勝利した革命が舞台となっているので高揚感があり、「39歳」は敗北したゲリラ戦が題材なだけに閉塞感に覆われるのは当然だが、両作品とも全体に事実をそのままに描こうという姿勢が見られる。観客を無闇に煽ったり、ゲバラを殊更に英雄化・神格化したりしようとせず、抑制の利いた表現だったように思う。ゲバラの自制が監督に影響したのだろうか。por AndresAndres y Amelia
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