マラガは夏だった。

マラガ空港にからタクシーでホテルに向かうと、窓から吹き込む風は熱く、日差しもまた熱い。街を歩く人々はすべて半袖で、半ズボン姿も珍しくない。

長袖姿になっていた東京からコートが必要になっていたコペンハーゲンを経て、マラガへ。くらくらするような強烈な陽光ではなくなっているとは言え、秋とはとても呼べない。ここはやはり夏としか言いようがない。

今年、4度目の夏。

2月のキューバ、4月の沖縄、7月の東京、そして今日のマラガ。

夏が嫌いな私はもちろん、暑さが得意なAmeliaも、さすがにちょっとうんざり。この街を選択したのは間違いだったかと後悔しかけた。しかし午後4時を過ぎると風は涼しくも感じられるようになり、耐えられない暑さではないことを教えてくれ、少し安心することができた。

それでも日暮は8時。何だか昨年7月に離れたバレンシアを、そのまま引き継いだような気がしてきた。

por Andres

Andres y Ameliaスペイン留学生活マラガは夏だった。 マラガ空港にからタクシーでホテルに向かうと、窓から吹き込む風は熱く、日差しもまた熱い。街を歩く人々はすべて半袖で、半ズボン姿も珍しくない。 長袖姿になっていた東京からコートが必要になっていたコペンハーゲンを経て、マラガへ。くらくらするような強烈な陽光ではなくなっているとは言え、秋とはとても呼べない。ここはやはり夏としか言いようがない。 今年、4度目の夏。 2月のキューバ、4月の沖縄、7月の東京、そして今日のマラガ。 夏が嫌いな私はもちろん、暑さが得意なAmeliaも、さすがにちょっとうんざり。この街を選択したのは間違いだったかと後悔しかけた。しかし午後4時を過ぎると風は涼しくも感じられるようになり、耐えられない暑さではないことを教えてくれ、少し安心することができた。 それでも日暮は8時。何だか昨年7月に離れたバレンシアを、そのまま引き継いだような気がしてきた。 por Andres退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)