アーカイブ: 8月, 2010
東京外国語大学サマースクール スペイン語文化講読
8月23日(月)から27日(金)までの5日間、東京外国語大学サマースクールの中の講座、「スペイン語文化講読」を受講してきた。 このサマースクールは英仏西伊露蘭の6言語に関して行われたもので、スペイン語…
パウロ・コエーリョ「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」
自信を失い人生に迷う29歳の女性ピラール。奇蹟の治癒力を持つ修道士の幼馴染と12年ぶりに会い、真実の愛と信仰心を取り戻して行く。聖母に導かれ啓示を受けながら二人は愛を育て信仰の道、人々を救う道を共に歩…
映画「シルビアのいる街で」
ストラスブールの街で画家の青年がシルビアという名の女性を探す。 前半は、青年がカフェに座って周りの客たちを観察し、その中の何人かの女性をスケッチする場面が延々と続く。聞こえてくるのは街のざわめきと客た…
関哲行「スペイン巡礼史」講談社現代新書
サンティアゴ巡礼の歴史を、様々な角度から読み解いたもの。キリスト教信仰だけではなくその下層に潜む土着信仰も含めての宗教的背景。巡礼者が抱えていた信仰心だけではない事情。中世にもあった巡礼の「観光」的側…
ヘルマン・ケステン「ゲルニカの子供たち」
尊敬できる父と美しい母の下で7人兄弟の一人として幸福に育っていたカルロス少年。20年ぶりに帰郷したパブロ伯父が同居することになって家族間にきしみが出てくる。スペイン戦争が彼らの住むゲルニカにも迫ってく…