旧甲州街道 2日目
10/12新宿~調布
前回の続きで、新宿3丁目追分だんご本舗前から歩きはじめる。
その前に紀伊國屋書店に寄って旧甲州街道に関する本を探す。道筋についてはネットで調べてハンディGPSに取り込んであるので問題ないが、宿場、一里塚、名所等の情報が一冊にまとまっていれば便利なので。しかし店頭には1冊しかない。山口徹「甲州街道を歩く」吉川弘文館。購入してみたが、掲載されている地図が国土地理院の2万5千分の1地図で、それに主要地点を上書きしてあり、しかも街道の一部は省略されているので、持ち歩くガイドブックには適さないようだ。
10時40分に歩きはじめる。
新宿駅南口を過ぎたところで少しだけ国道20号線の一本北の道を通るが、高層ビル街に突き当ったところから国道に戻る。
東京オペラシティの庭で休憩。
首都高速の高架が陰をつくっていたので国道の北側を進んでいたが、高架が低くなってきて歩道に日が差しはじめたので南側の歩道に移る。初台から先は、国道沿いにはビルが並んでいるが、その裏は低い家並の住宅街。
環七との交差点の手前にあった「ビストロ ミルエテ」で昼食。オードブルランチとワンプレートランチ。味は悪くなかったのだが・・・。
京王線の明大前駅前で再び国道の北側に移る。ガイドブックによるとこの辺りに樋口一葉の墓があるとのこと。明大キャンパスが途切れた所に築地本願寺和田堀廟所があり、墓地の中を適当に歩いて行くと、一葉の墓への小さな案内板が見つかる。
左から2人目の「智相院釋妙葉信女」が一葉の戒名。真新しい花が供えられていて、ここを訪れる愛読者の存在が知られる。
下高井戸宿、上高井戸宿、それらの手前には一里塚もあったと地図には示されているが、いずれも街道沿いには何の表示も見つからない。
八幡山駅のあたりで一旦国道から旧道が分かれる。仙川駅の手前で再び国道に合流し、少し進むと「仙川一里塚跡」の石碑。
少し進むと道路の南側にマヨネーズを腕に下げたキューピー人形のある時計。キューピーマヨネーズ仙川工場だが、解体工事が進められていて、この時計だけがここが何であったかを示している。
国領駅の手前で国道から旧道が分かれる。調布駅が近づいたところで「甲州街道」を示す柱が見つかるが、これは居酒屋の「甲州屋」が看板を兼ねて立てたもの。
調布の町は、水木しげると調布出身者初の関取「皇風(きみかぜ)」で売り出そうとしている模様。
16時30分、調布駅前で今日の街道歩きは終了。
歩行距離18.6km。26,800歩。
por Andrès
https://dosperegrinos.net/2011/10/12/%e6%97%a7%e7%94%b2%e5%b7%9e%e8%a1%97%e9%81%93%e3%80%80%ef%bc%92%e6%97%a5%e7%9b%ae/甲州道中10/12新宿~調布 前回の続きで、新宿3丁目追分だんご本舗前から歩きはじめる。 その前に紀伊國屋書店に寄って旧甲州街道に関する本を探す。道筋についてはネットで調べてハンディGPSに取り込んであるので問題ないが、宿場、一里塚、名所等の情報が一冊にまとまっていれば便利なので。しかし店頭には1冊しかない。山口徹「甲州街道を歩く」吉川弘文館。購入してみたが、掲載されている地図が国土地理院の2万5千分の1地図で、それに主要地点を上書きしてあり、しかも街道の一部は省略されているので、持ち歩くガイドブックには適さないようだ。 10時40分に歩きはじめる。 新宿駅南口を過ぎたところで少しだけ国道20号線の一本北の道を通るが、高層ビル街に突き当ったところから国道に戻る。 東京オペラシティの庭で休憩。 首都高速の高架が陰をつくっていたので国道の北側を進んでいたが、高架が低くなってきて歩道に日が差しはじめたので南側の歩道に移る。初台から先は、国道沿いにはビルが並んでいるが、その裏は低い家並の住宅街。 環七との交差点の手前にあった「ビストロ ミルエテ」で昼食。オードブルランチとワンプレートランチ。味は悪くなかったのだが・・・。 京王線の明大前駅前で再び国道の北側に移る。ガイドブックによるとこの辺りに樋口一葉の墓があるとのこと。明大キャンパスが途切れた所に築地本願寺和田堀廟所があり、墓地の中を適当に歩いて行くと、一葉の墓への小さな案内板が見つかる。 左から2人目の「智相院釋妙葉信女」が一葉の戒名。真新しい花が供えられていて、ここを訪れる愛読者の存在が知られる。 下高井戸宿、上高井戸宿、それらの手前には一里塚もあったと地図には示されているが、いずれも街道沿いには何の表示も見つからない。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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