成田空港10:40発のKLMオランダ航空で、アムステルダム乗り継ぎリスボンへ。アムステルダムでは、15:05着で20:55発と5時間以上の待ち時間があるので、街中まで出かけて運河巡りをすることにした。事前に調べたところでは空港からツアーバスが出ているようだったが、空港内の案内所で聞いてみると、DSC00478アムステルダム中央駅から出ているとのこと。空港から中央駅までは電車で15分ほど。中央駅を出ると、駅前の運河にいくつもの運河巡り遊覧船の乗り場が並んでいる。

1時間の運河巡りツアー。運河の発達した街だとは聞いていたが、これほどまでとは思っていなかった。ヴェネチアとは全く雰囲気が違うが、運河網は負けないぐらいに張り巡らされているように思えた。ただしここでは観光船以外に動いている船は見かけず、係留されているボートも苔のついたのが多い。ヴェネチアと違って道路網も発達し自転車道も整備されているので、船よりも自転車や車、といった生活になっているのだろう。街を歩いてみると、自転車最優先、次が車で、歩IMGP4925行者は最下位という印象。

船は街中を巡って走る。岸には人の生活している船の家がいくつも並んでいて、日向ぼっこをする姿も見られるが、いずれも固定されていて移動するとは思えない。船の幅ぎりぎりの橋をくぐったり、ほとんどその場で回転するようにして90度の角を曲がったり、狭くなったところを信号待ちで対向船をやり過ごしたり。運河沿いにはいかにもオランダという街並みが続いている。アンネ・フランクの家の前には少し人だかりが見えるが、そんなに大勢ではない。

中央駅前に戻ったところで船を下り、歩いてアンネ・フDSC00507ランクの家に行ってみる。想像していたより現代的な建物で、意外に小さい。1635年の建築だが外装の1・2階部分は改装されているとのこと。入口に行列はなくなっていたが、大きな荷物は持ち込み禁止との表示。係の人に預ける場所はないかと尋ねても、ないとの返事。時間もあまりないので入館はあきらめた。IMGP4933

駅に戻る途中の通りには、ユーロ2012のためか大きなサッカーボールの飾りが随所に見られる。

 

 

 

 

リスボン空港には22時50分着。タクシーでホテルに向かう。運転手と英語、スペイン語、ポルトガル語を混ぜて会話。最初に経済危機のひどさを訴えていた。しかしリスボンはいい町、ポルトガルはすばらしい、などとお国自慢をするところは本心なのか観光に携わる者の務めを果たしているのか。今月はイワシ祭をやっていて、あちこちでイワシが食べられるとも教えてくれた。

por Andrés

Andres y Amelia海外旅行成田空港10:40発のKLMオランダ航空で、アムステルダム乗り継ぎリスボンへ。アムステルダムでは、15:05着で20:55発と5時間以上の待ち時間があるので、街中まで出かけて運河巡りをすることにした。事前に調べたところでは空港からツアーバスが出ているようだったが、空港内の案内所で聞いてみると、アムステルダム中央駅から出ているとのこと。空港から中央駅までは電車で15分ほど。中央駅を出ると、駅前の運河にいくつもの運河巡り遊覧船の乗り場が並んでいる。 1時間の運河巡りツアー。運河の発達した街だとは聞いていたが、これほどまでとは思っていなかった。ヴェネチアとは全く雰囲気が違うが、運河網は負けないぐらいに張り巡らされているように思えた。ただしここでは観光船以外に動いている船は見かけず、係留されているボートも苔のついたのが多い。ヴェネチアと違って道路網も発達し自転車道も整備されているので、船よりも自転車や車、といった生活になっているのだろう。街を歩いてみると、自転車最優先、次が車で、歩行者は最下位という印象。 船は街中を巡って走る。岸には人の生活している船の家がいくつも並んでいて、日向ぼっこをする姿も見られるが、いずれも固定されていて移動するとは思えない。船の幅ぎりぎりの橋をくぐったり、ほとんどその場で回転するようにして90度の角を曲がったり、狭くなったところを信号待ちで対向船をやり過ごしたり。運河沿いにはいかにもオランダという街並みが続いている。アンネ・フランクの家の前には少し人だかりが見えるが、そんなに大勢ではない。 中央駅前に戻ったところで船を下り、歩いてアンネ・フランクの家に行ってみる。想像していたより現代的な建物で、意外に小さい。1635年の建築だが外装の1・2階部分は改装されているとのこと。入口に行列はなくなっていたが、大きな荷物は持ち込み禁止との表示。係の人に預ける場所はないかと尋ねても、ないとの返事。時間もあまりないので入館はあきらめた。 駅に戻る途中の通りには、ユーロ2012のためか大きなサッカーボールの飾りが随所に見られる。         リスボン空港には22時50分着。タクシーでホテルに向かう。運転手と英語、スペイン語、ポルトガル語を混ぜて会話。最初に経済危機のひどさを訴えていた。しかしリスボンはいい町、ポルトガルはすばらしい、などとお国自慢をするところは本心なのか観光に携わる者の務めを果たしているのか。今月はイワシ祭をやっていて、あちこちでイワシが食べられるとも教えてくれた。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)