芦野宿~白坂宿~白河宿

朝食は7時15分と指定されていた。すでに宿泊客でレストランはいっぱい。健康的な和食を味わった後、広間でNHKの朝ドラ「あまちゃん」を見ながらコーヒーと手作りおはぎのデザート。出発前に3度目の入浴。一通り湯船に浸かり、美味しい水を飲んで遅めのスタート。IMGP6684

宿からは田んぼ道を抜けて芦野宿へと入る。屋号を記した家がかつての宿場を彷彿とさせる。

 

 

 

 

 

 

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モダンな「石の美術館」は素通りしたが、ここは石材工業の町なのだと納得。

 

 

 

 

DSC03147町外れの那須町史跡「遊行柳」は観光名所。休憩所でのお茶のサービスが嬉しい。田んぼの中の一本道の先に遊行柳の木と石碑があった。吹き抜ける風が心地よい。

 

 

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「板屋の一里塚」から先は歩道のある広い道路が続き、交通量もけっこう多い。

 

 

 

 

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鳥?の形の並木が面白い。なぜこの形なのだろう?

 

 

 

 

 

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白川まで何も食べる所がないと宿で聞いていたので、前日コンビニで買った菓子パンが昼食。誰もいない公民館の玄関先にあるベンチが昼食場所。てくてく歩いていく脇を車がビュンビュン走っていくのにラーメン屋どころかコンビニの1つもない。

トイレに困っていると、集落のIMGP6718一角で「興楽寺」の文字。割合に大きなお寺で、ここならばと階段を登っていくとトイレの案内板。「ごめんください」と声をかけるもまったく返事がない。中に入っても誰もいない。勝手に利用させてもらい、「ありがとうございました」とつぶやく。

 

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「泉田の一里塚」を過ぎる。

 

 

 

 

 

 

 

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採石場の削り取られた山肌の白さ、満開の藤の花が目に入ってくる。花房は藤娘の簪そのものだなと思う。

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これが街道かと思われる藪の中を5分ほど歩かされる。

 

 

 

 

 

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アスファルト道路に出てすぐに県境、境明神があり白河市もここから。

 

 

 

 

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地形のせいかこの辺りも戊辰戦争の戦場だったらしい。

観音寺でもトイレを借用。

 

 

 

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その後、街道から300mほどはずれたところにある、「金売り吉次」が群盗に襲われ殺害された場所に建てられたという供養塔まで足をのばす。

 

 

 

午後4時、頑張れば終点までいけるのだが、ホテルは手前の新白河駅周辺にしかないので、明日ゆっくり白河の街を散策しつつ終点を目指すことにする。

36,500歩 22.94km

por Amelia

Andres y Amelia奥州道中芦野宿~白坂宿~白河宿 朝食は7時15分と指定されていた。すでに宿泊客でレストランはいっぱい。健康的な和食を味わった後、広間でNHKの朝ドラ「あまちゃん」を見ながらコーヒーと手作りおはぎのデザート。出発前に3度目の入浴。一通り湯船に浸かり、美味しい水を飲んで遅めのスタート。 宿からは田んぼ道を抜けて芦野宿へと入る。屋号を記した家がかつての宿場を彷彿とさせる。             モダンな「石の美術館」は素通りしたが、ここは石材工業の町なのだと納得。         町外れの那須町史跡「遊行柳」は観光名所。休憩所でのお茶のサービスが嬉しい。田んぼの中の一本道の先に遊行柳の木と石碑があった。吹き抜ける風が心地よい。     「板屋の一里塚」から先は歩道のある広い道路が続き、交通量もけっこう多い。      ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)