寝覚~須原駅…木曽福島駅…自宅DSC04798

朝、目覚めてみると、窓の外は雪。屋根や木、芝生の上などにうっすら積もっている。予報は、気温は低いものの晴れだったのに。支度をしている間にも降り続き、積もり続けている。木曽川の向こうの山々は、雪と雲とで見えない。今日もDSC04807ゆっくり目の出発にする。

幸い、朝食をとっている間に雪は止み、少しずつ青空が覗きはじめる。9時過ぎにチェックアウト。外に出てみると、薄日も差して雪もどんどん消えて行く。

 

裏道のようなところはそうでもないが、国道に出て周囲が開けると風が冷たい。おかげで今日もトイレがDSC04811近い。

中山道六十九次の浮世絵にも描かれた小野の滝。真上に鉄橋が通り、景色はすっかり変わってしまった。

 

 

 

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一里塚跡には榎と紅葉の合体木。ここは江戸から73里、京へ64里。風は冬の冷たさだが、まだたまに美しい紅葉を目にすることができる。

 

 

 

 

 

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木曽川にかかる細い吊り橋があるが、中山道から外れる上、寒いのでとても渡ってみる気になれない。

 

 

 

 

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倉本の集落。宿場ではないが、静かな風情のある家並が残っている。

 

 

 

 

 

 

 

DSC0482612時に須原宿の入口に到着。宿場の手前に駅があり、12時43分発の木曽福島方面への電車がある。この先の大桑駅まで歩くと、この電車には乗れそうもない。次の電車までは2時間以上の間隔があるので、野尻から乗ることになるが、そうすると昼食がどうなるか心許ない。相談の結果、ここで今回の中山道歩き旅は中断し、木曽福島に戻ることに。須原駅には駅員さんがいる。

電車には、なぜか高校生がたくさん乗っている。中間試験には遅いし、期末には早いのに。木曽福島駅で降りると、更に沢山の高校生が乗り込む。

バス発車まで2時間半ほどの余裕があるのDSC04837で、昨日通りかかった和食の店で昼食をとることにする。駅から中山道を10分弱戻って目当ての店へ行ってみると、定休日の札。昨日の「くるまや」にまた行こうかとも思ったが、隣に雰囲気の良さそうなビストロがあるので、そこに入る。ビストロ松島亭。質屋だった建物を改DSC04834装したものだそうだ。ランチはサラダ、スープ、メインデッシュ、デザート、コーヒー。特に鯛のポワレが美味しい。
Amelia が櫛を買いたいというので「くるまや」の前の土産物屋に行く。「くるまや」は定休日。ビストロで昼食にして良かった。

菓子屋で土産のお菓子を買い、駅前のバス案内所兼観光案内所でバスを待つ。外は相変わらず寒く、小雪がちらつく。

定刻にバス発車。乗客はほんの数人。道中に立ち寄った道の駅などに停車しながら塩尻駅までちょうど1時間。これを私たちは3日かけて歩いたのだ。塩尻インターで高速に入り、諏訪湖SAと釈迦堂PAでそれぞれ10分休憩。定刻に数分

Andres y Amelia中山道中寝覚~須原駅…木曽福島駅…自宅 朝、目覚めてみると、窓の外は雪。屋根や木、芝生の上などにうっすら積もっている。予報は、気温は低いものの晴れだったのに。支度をしている間にも降り続き、積もり続けている。木曽川の向こうの山々は、雪と雲とで見えない。今日もゆっくり目の出発にする。 幸い、朝食をとっている間に雪は止み、少しずつ青空が覗きはじめる。9時過ぎにチェックアウト。外に出てみると、薄日も差して雪もどんどん消えて行く。   裏道のようなところはそうでもないが、国道に出て周囲が開けると風が冷たい。おかげで今日もトイレが近い。 中山道六十九次の浮世絵にも描かれた小野の滝。真上に鉄橋が通り、景色はすっかり変わってしまった。       一里塚跡には榎と紅葉の合体木。ここは江戸から73里、京へ64里。風は冬の冷たさだが、まだたまに美しい紅葉を目にすることができる。           木曽川にかかる細い吊り橋があるが、中山道から外れる上、寒いのでとても渡ってみる気になれない。         倉本の集落。宿場ではないが、静かな風情のある家並が残っている。  ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)