近江八幡…武佐駅~鏡宿立場~守山宿~草津宿~ホテル(瀬田駅付近)DSC06012

近江八幡駅から近江鉄道で一駅、武佐駅まで戻る。昨日は車内でスペイン人としゃべっていて沿線を全く見ていなかったが、町中を抜けると長い直線が続き、結構な距離がある。

武佐駅前から中山道を歩きはじめる。しばらくは、外国人が仕事で来るような会社どころか、商店さえもなく、DSC06017静かな家並みや畑が続く。ところが国道8号線に合流したところにフォークリフト製造工場UNICARRIERSの大きな工場がある。昨日のスペイン人たちは、このフォークリフト工場に来ていたのだ。その先も大工場が続いている。DSC06021

住蓮坊首洗池。法然の弟子の住蓮坊の首をはねた後で洗ったと言われる池。桜は満開、池は涸れている。DSC06024

国道を離れて進むと日野川の土手に出、舟橋がかけられていた跡に出る。もちろん今は橋はないので、少し上流に行って橋を渡る。

 

 

鏡宿には義DSC06032経の宿泊地、元服した池や元服後に源氏復興を祈願した鏡神社など、義経関連の場所が続く。

「道の駅 竜王かがみの里」があったので、少し早めの昼食にする。昨日はまともな昼食がとれなかったので、食べられるときに食べておくことにする。DSC06050

しばらく国道を進んだり、国道と平行する住宅や畑の間の道を歩いたりし、ようやく国道から完全に離れて野洲の町並みに入ると朝鮮人街道分岐点。

 

 

 

 

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さらに1時間近く歩いて、やっと守山宿に着く。もう3時を過ぎている。喫茶店「忍ぶ庵」で休憩。ゆっくり休み、コーヒーとケーキ類の盛り合わせで元気になって再出発。草津まで2〜3時間かかると言われ、ちょっと足を早める。守山宿を出たのは4時。IMGP2945

急いだためか、草津宿には5時20分ごろに到着。東海道との合流点。3年半前に通ったときは、中山道で再びここを訪れるとは考えていなかったように思う。IMGP2948

 

 

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もう、本陣も閉館。

GPSの中山道のデータはここまでなので、東海道のデータを読み込んで歩きはじめようとしたが、どういうわけか読み込めない。仕方なくガイドブックの大雑把な地図を頼りに進むことにする。DSC06096

ところどころ、「野路の玉川」など記憶にある史跡や町並みやある。DSC06103

今夜のホテルは今南草津駅と瀬田駅の中間にある。南草津を過ぎて夕暮れ。ホテルは国道沿いにあるので、街道を外れて数百メートル歩いてホテルに着く。すっかり暗くなっている。

今日は一日中晴れて日差しが強く、午前中から汗をかき、日焼けしてしまった。昨日と同じように長距離の歩きになってしまったが、なぜか疲れは今日の方が少ない。

44,800歩 29.3km

por Andrés

Andres y Amelia中山道中近江八幡…武佐駅~鏡宿立場~守山宿~草津宿~ホテル(瀬田駅付近) 近江八幡駅から近江鉄道で一駅、武佐駅まで戻る。昨日は車内でスペイン人としゃべっていて沿線を全く見ていなかったが、町中を抜けると長い直線が続き、結構な距離がある。 武佐駅前から中山道を歩きはじめる。しばらくは、外国人が仕事で来るような会社どころか、商店さえもなく、静かな家並みや畑が続く。ところが国道8号線に合流したところにフォークリフト製造工場UNICARRIERSの大きな工場がある。昨日のスペイン人たちは、このフォークリフト工場に来ていたのだ。その先も大工場が続いている。 住蓮坊首洗池。法然の弟子の住蓮坊の首をはねた後で洗ったと言われる池。桜は満開、池は涸れている。 国道を離れて進むと日野川の土手に出、舟橋がかけられていた跡に出る。もちろん今は橋はないので、少し上流に行って橋を渡る。     鏡宿には義経の宿泊地、元服した池や元服後に源氏復興を祈願した鏡神社など、義経関連の場所が続く。 「道の駅 竜王かがみの里」があったので、少し早めの昼食にする。昨日はまともな昼食がとれなかったので、食べられるときに食べておくことにする。 しばらく国道を進んだり、国道と平行する住宅や畑の間の道を歩いたりし、ようやく国道から完全に離れて野洲の町並みに入ると朝鮮人街道分岐点。         さらに1時間近く歩いて、やっと守山宿に着く。もう3時を過ぎている。喫茶店「忍ぶ庵」で休憩。ゆっくり休み、コーヒーとケーキ類の盛り合わせで元気になって再出発。草津まで2〜3時間かかると言われ、ちょっと足を早める。守山宿を出たのは4時。 急いだためか、草津宿には5時20分ごろに到着。東海道との合流点。3年半前に通ったときは、中山道で再びここを訪れるとは考えていなかったように思う。     もう、本陣も閉館。 GPSの中山道のデータはここまでなので、東海道のデータを読み込んで歩きはじめようとしたが、どういうわけか読み込めない。仕方なくガイドブックの大雑把な地図を頼りに進むことにする。 ところどころ、「野路の玉川」など記憶にある史跡や町並みやある。 今夜のホテルは今南草津駅と瀬田駅の中間にある。南草津を過ぎて夕暮れ。ホテルは国道沿いにあるので、街道を外れて数百メートル歩いてホテルに着く。すっかり暗くなっている。 ...退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)