Pamplona 〜 Zaragoza

まず、闘牛場へ。通りには、サン・フェルミンでのEncierroのブロンズ像。闘牛場はサン・フェルミンの時には当然PA060383使われているが、壁に貼ってあるポスターの古さや、あたりの雰囲気からすると、普段から闘牛が行われているようには思えない。

闘牛場を半周して裏手に行くと、昨日散歩PA060388した道の上にかかっていた鉄の歩道橋に出る。赤錆を出したのは昨日のエレベーターもそうだったので、同じデザイナーあるいは建築家によるものなのだろう。それを渡って城壁の上に出、城壁の上のPA060394遊歩道を散歩して旧市街を半周。結構高い壁で、ところによっては空堀もつくられていて、実戦的な城壁らしい。

遊歩道の終わったところで旧市街の中に戻り、客が結構入っているバル、Mesón de la NabarrPA060399-401eriaで朝食。サラダとトルティージャの小さなボカディージョにカフェ・コン・レーチェ。ボカディージョはおいしい。

食後はカテドラルへ。カテドラルそのものより、隣接する博物館がメイン。ローマ時代の遺跡の上にあるもので、遺跡や遺物の展示。さらに教会関係の展示。

カテドラルの近くに巡礼者用品PA050357専門店(Caminoteca)があるので、入ってみる。杖、リュック、靴からポンチョ、膝のサポーター、帆立貝、ガイドブック、さらには日焼け止め、シャンプー等の小さな容器に入ったものなど。アウトドア用品店にあるようなものが、種類は少ないが必要なものは揃っている。これなら巡礼に来たときに忘れ物をしたり、不足したりしても大丈夫だ。おそらくサン・ジャン・ピエ・ド・ポーやレオンにはもっと充実した品揃えの店があるだろう。

巡礼路の残りを旧市街を出るところまでたどってみる。路面に5mおき位に帆立貝印の金属製プレートが埋め込まれているので、迷うことはない。

昨日見かけた巡礼者メニューを昼食にしようと思ったが、その店は今日は開いていない。カウディージョ広場の近くのバル街に行き、適当な店で昼PA060429-437食。一皿目はチーズの入ったサラダとトマトとホワイトアスパラのサラダ。トマトは少し未熟だがあっさり。チーズの方は量も多く美味しい。二皿目は仔牛肉の煮込みとスズキの焼いたもの。スズキは開き。スペインで魚の開きは初めて見た。オリーブオイルとニンニクをかけてあるが、塩気が足りない。仔牛肉の方はよく煮込んであって柔らかく美味しい。デザートはチーズムースのようなものとモヒートシャーベット。美味しい。巡礼者のグループも食べに来ていた。PA060442

サン・マルコ橋へ。城壁の外にありアルガ川にPA060444かかる石のアーチ橋。ここからのパンプローナの眺めが素晴らしいとのことだが、木が茂りすぎて街の姿はほんのわずかしか見えないPA060446。帰りは違う道を進んでみると、旧市街への崖を斜めに昇降するエレベーターがあったので助かる。

ホテルに戻って荷物を受け取りバスセンターへ。

今日のパンプローナは朝はひんやりしていたのでダウンジャケットを着て出たが、昼食後に日向を歩くと暑くなり、ダウンジャケットは脱いで長袖のポロシャツになる。

バスは定刻に出発。街を抜けると間もなくロPA060449ーマ時代のだろう水道橋が長く延びているのが見える。

アラゴンに入ったあたりから風力発電の風車PA060452が丘の上などに無数に並んでいるのが見える。

サラゴサに2時間で到着。バスセンターは駅PA060453舎と同じ建物で新しい。鉄道の自動券売機があったので、バルセローナまでのAveの切符購入をやってみる。直後の発車の切符購入もできそうなので、バルセローナに行く時は予約なしでやってみよう。

タクシーでホテルに向かう。思いのほか遠い。ホテルはピラール寺院に近い市場の付近。旧市街の細いPA060455道に面している。部屋からピラール寺院の尖塔が見える。少し休んで夕食のために出掛ける。サラゴサは暑く、日暮れ後の外出でも長袖シャツ1枚で十分。ピラール祭のせいだろう、ピラール寺院周辺は大変な人出。排気ガスの匂いが街中に残り、人の多さにうんざり。ホテル前の広場をはじめ、何カ所かでロックの演奏を大音量でやっているのも耳障り。Ameliaは気持ち悪くなったと言う。水を1リットル買い、一息。ピラール寺院に入ってみると、礼拝中。ざっと一周。巨大な寺院だが、外から見ても中から見ても長方形にしか見えないが、どうなっているのだろう。

バルでの夕食はAmeliaの体調から無理そうなので、どこかでボカディージョでも買ってホテルに戻ろうと思い歩いていると、スーパーが開いている。リンゴ、クロワッサン、オレンジジュースを買ってホテルに戻り、部屋で夕食。

ロックの演奏が部屋にまで響いてきていたが、0時には終わった。

por Andrés

Andres y Ameliaスペイン旅行Pamplona 〜 Zaragoza まず、闘牛場へ。通りには、サン・フェルミンでのEncierroのブロンズ像。闘牛場はサン・フェルミンの時には当然使われているが、壁に貼ってあるポスターの古さや、あたりの雰囲気からすると、普段から闘牛が行われているようには思えない。 闘牛場を半周して裏手に行くと、昨日散歩した道の上にかかっていた鉄の歩道橋に出る。赤錆を出したのは昨日のエレベーターもそうだったので、同じデザイナーあるいは建築家によるものなのだろう。それを渡って城壁の上に出、城壁の上の遊歩道を散歩して旧市街を半周。結構高い壁で、ところによっては空堀もつくられていて、実戦的な城壁らしい。 遊歩道の終わったところで旧市街の中に戻り、客が結構入っているバル、Mesón de la Nabarreriaで朝食。サラダとトルティージャの小さなボカディージョにカフェ・コン・レーチェ。ボカディージョはおいしい。 食後はカテドラルへ。カテドラルそのものより、隣接する博物館がメイン。ローマ時代の遺跡の上にあるもので、遺跡や遺物の展示。さらに教会関係の展示。 カテドラルの近くに巡礼者用品専門店(Caminoteca)があるので、入ってみる。杖、リュック、靴からポンチョ、膝のサポーター、帆立貝、ガイドブック、さらには日焼け止め、シャンプー等の小さな容器に入ったものなど。アウトドア用品店にあるようなものが、種類は少ないが必要なものは揃っている。これなら巡礼に来たときに忘れ物をしたり、不足したりしても大丈夫だ。おそらくサン・ジャン・ピエ・ド・ポーやレオンにはもっと充実した品揃えの店があるだろう。 巡礼路の残りを旧市街を出るところまでたどってみる。路面に5mおき位に帆立貝印の金属製プレートが埋め込まれているので、迷うことはない。 昨日見かけた巡礼者メニューを昼食にしようと思ったが、その店は今日は開いていない。カウディージョ広場の近くのバル街に行き、適当な店で昼食。一皿目はチーズの入ったサラダとトマトとホワイトアスパラのサラダ。トマトは少し未熟だがあっさり。チーズの方は量も多く美味しい。二皿目は仔牛肉の煮込みとスズキの焼いたもの。スズキは開き。スペインで魚の開きは初めて見た。オリーブオイルとニンニクをかけてあるが、塩気が足りない。仔牛肉の方はよく煮込んであって柔らかく美味しい。デザートはチーズムースのようなものとモヒートシャーベット。美味しい。巡礼者のグループも食べに来ていた。 サン・マルコ橋へ。城壁の外にありアルガ川にかかる石のアーチ橋。ここからのパンプローナの眺めが素晴らしいとのことだが、木が茂りすぎて街の姿はほんのわずかしか見えない。帰りは違う道を進んでみると、旧市街への崖を斜めに昇降するエレベーターがあったので助かる。 ホテルに戻って荷物を受け取りバスセンターへ。 今日のパンプローナは朝はひんやりしていたのでダウンジャケットを着て出たが、昼食後に日向を歩くと暑くなり、ダウンジャケットは脱いで長袖のポロシャツになる。 バスは定刻に出発。街を抜けると間もなくローマ時代のだろう水道橋が長く延びているのが見える。 アラゴンに入ったあたりから風力発電の風車が丘の上などに無数に並んでいるのが見える。 サラゴサに2時間で到着。バスセンターは駅舎と同じ建物で新しい。鉄道の自動券売機があったので、バルセローナまでのAveの切符購入をやってみる。直後の発車の切符購入もできそうなので、バルセローナに行く時は予約なしでやってみよう。 タクシーでホテルに向かう。思いのほか遠い。ホテルはピラール寺院に近い市場の付近。旧市街の細い道に面している。部屋からピラール寺院の尖塔が見える。少し休んで夕食のために出掛ける。サラゴサは暑く、日暮れ後の外出でも長袖シャツ1枚で十分。ピラール祭のせいだろう、ピラール寺院周辺は大変な人出。排気ガスの匂いが街中に残り、人の多さにうんざり。ホテル前の広場をはじめ、何カ所かでロックの演奏を大音量でやっているのも耳障り。Ameliaは気持ち悪くなったと言う。水を1リットル買い、一息。ピラール寺院に入ってみると、礼拝中。ざっと一周。巨大な寺院だが、外から見ても中から見ても長方形にしか見えないが、どうなっているのだろう。 バルでの夕食はAmeliaの体調から無理そうなので、どこかでボカディージョでも買ってホテルに戻ろうと思い歩いていると、スーパーが開いている。リンゴ、クロワッサン、オレンジジュースを買ってホテルに戻り、部屋で夕食。 ロックの演奏が部屋にまで響いてきていたが、0時には終わった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)