7時起床。まだ暗い。7時半ごろにようやく明るくなり始める。

昨日買っておいたパン、牛乳、ヨーグルトで朝食。ゆっくり過ごし、9時ごろに近所のMercado Anton Martínまで買い物に。生ハム、チーズ各100g、メロン半個を買ってくる。まだ少し早いのか、開いていない店も多い。あまり大きな市場ではないが、ここはBarなど飲食店の割合が大きく、寿司屋さんも一軒あって日本人女性が開店の準備をしていた。
宿に買い物したものを置き、あらためて外出。今日はMuseo Thyssen Bornemisaの見学。12時開館までまだ時間があるので、国会近くのBar Faborit Cortesで2度目の朝食。ミニボカディージョとCafé con leche。ここのトイレは、ドアの横に数字キーがあり、レシートに印字されたPINコードを入力しないと開かない仕組。田舎のBarで鍵を借りて開ける方式は何度か経験したが、これは初めて。なんだか世知辛いことになってきたような気がする。
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スペイン国会議事堂
国会は2人の警官が立っているだけで柵も特別の警備もない。日本の国会とは大違い。
Museo Thyssen Bornemisaへ行くと12時5分前で列ができていた。昨日のPladoと比べると短いもので、12時開館とともにどんどん進み、すぐに入館できた。2階から見て回る。2階はロマネスクからルネサンスが中心。やはりロマネスクはいい。ここの絵は色が非常に鮮やか。保存がいいのか、修復が徹底しているのか、昨日描かれたように見える。
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Portrait of Giovanna Tornabuoni
なかでもここのパンフレットにも使われているPortrait of Giovanna Tornabuoniは、肌も服地も美しい光を放っていて、とても1490年に描かれたとは信じられない。1階や地上階になると19世紀から現代の絵画となり、ピカソやブラックなどにいくつか見るべきものはあるが、全体に私の興味を引くものは少ない。ざっと眺めて過ぎる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
併設のレストランで食事。panelimgひな壇状の屋根のある屋外テラス。チキン・ハンバーガー、ビーフ・ハンバーガー、ソーセージ・ホットドッグ。ポテトフライが沢山ついて満腹になる。下の席は足を投げ出せるようになっていて、はじめは靴を履いたままだなあと言っていたのだが、やがて何人もが靴を脱いで足を上げているのが見える。西洋人は屋外では靴を脱がないと言われていたが、最近は変わってきたようだ。
宿に戻って昼寝。19時半過ぎに明日のAvila行きのために南バスステーションに行ってみる。Atochaから近郊線で一駅。Renfe駅に直結してバスステーションはある。Avila行きの窓口はもう閉まっている。帰りは歩き。たった一駅離れただけなのに、周囲はすっかり郊外の景色。ずっと上り坂が続いて少々疲れる。20分ほどでAtocha駅に帰り着く。ついでにToledo行きの電車も確認。
宿に戻って、今朝Mercadoで買っておいたJamón、チーズ、メロンとパンで夕食。生ハムやチーズは100gだったが、3人でもちょっと多かった。しかし美味しい。なんでスペインのメロンは外れが少ないのだろう。さわやかでみずみずしい甘さが生ハムの塩気と絶妙に合う。
今日は私たちの旅行では考えられないほどのんびりした一日だった。
por Andrés
Andrésスペイン旅行7時起床。まだ暗い。7時半ごろにようやく明るくなり始める。昨日買っておいたパン、牛乳、ヨーグルトで朝食。ゆっくり過ごし、9時ごろに近所のMercado Anton Martínまで買い物に。生ハム、チーズ各100g、メロン半個を買ってくる。まだ少し早いのか、開いていない店も多い。あまり大きな市場ではないが、ここはBarなど飲食店の割合が大きく、寿司屋さんも一軒あって日本人女性が開店の準備をしていた。宿に買い物したものを置き、あらためて外出。今日はMuseo Thyssen Bornemisaの見学。12時開館までまだ時間があるので、国会近くのBar Faborit Cortesで2度目の朝食。ミニボカディージョとCafé con leche。ここのトイレは、ドアの横に数字キーがあり、レシートに印字されたPINコードを入力しないと開かない仕組。田舎のBarで鍵を借りて開ける方式は何度か経験したが、これは初めて。なんだか世知辛いことになってきたような気がする。国会は2人の警官が立っているだけで柵も特別の警備もない。日本の国会とは大違い。Museo Thyssen Bornemisaへ行くと12時5分前で列ができていた。昨日のPladoと比べると短いもので、12時開館とともにどんどん進み、すぐに入館できた。2階から見て回る。2階はロマネスクからルネサンスが中心。やはりロマネスクはいい。ここの絵は色が非常に鮮やか。保存がいいのか、修復が徹底しているのか、昨日描かれたように見える。なかでもここのパンフレットにも使われているPortrait of Giovanna Tornabuoniは、肌も服地も美しい光を放っていて、とても1490年に描かれたとは信じられない。1階や地上階になると19世紀から現代の絵画となり、ピカソやブラックなどにいくつか見るべきものはあるが、全体に私の興味を引くものは少ない。ざっと眺めて過ぎる。            併設のレストランで食事。ひな壇状の屋根のある屋外テラス。チキン・ハンバーガー、ビーフ・ハンバーガー、ソーセージ・ホットドッグ。ポテトフライが沢山ついて満腹になる。下の席は足を投げ出せるようになっていて、はじめは靴を履いたままだなあと言っていたのだが、やがて何人もが靴を脱いで足を上げているのが見える。西洋人は屋外では靴を脱がないと言われていたが、最近は変わってきたようだ。宿に戻って昼寝。19時半過ぎに明日のAvila行きのために南バスステーションに行ってみる。Atochaから近郊線で一駅。Renfe駅に直結してバスステーションはある。Avila行きの窓口はもう閉まっている。帰りは歩き。たった一駅離れただけなのに、周囲はすっかり郊外の景色。ずっと上り坂が続いて少々疲れる。20分ほどでAtocha駅に帰り着く。ついでにToledo行きの電車も確認。宿に戻って、今朝Mercadoで買っておいたJamón、チーズ、メロンとパンで夕食。生ハムやチーズは100gだったが、3人でもちょっと多かった。しかし美味しい。なんでスペインのメロンは外れが少ないのだろう。さわやかでみずみずしい甘さが生ハムの塩気と絶妙に合う。今日は私たちの旅行では考えられないほどのんびりした一日だった。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)