合計距離: 21480 m
最高点の標高: 796 m
最低点の標高: 628 m
累積標高(上り): 892 m
累積標高(下り): -992 m
総所要時間: 03:34:37

朝食はホテルで8時半からだが、少し早めに行ってみると利用させてくれた。いつものハムやチーズ以外にトルティーリャもある。リンゴを一個もらって帰る。部屋で準備をして9時10分ごろにチェックアウト。リュックを預けてチケット売り場へ。まだ開いていないので前で待つ。9時半ちょうどに開く。早速チケットを買う。上の道に白い大型バスがあるから9時55分出発の5分前には乗れるとのこと。行ってみると確かに大型バス。ガイドブックにはミニバスと書かれていたが。

 

Suso
Suso

客は十数人。定刻出発。細く曲がりくねった山道をバスは上ってゆく。5分ほどでSusoに到着。男性ガイドが案内し、一通り説明が終わるとあとは自由見学。崖にへばりつくように建てられた小さな教会堂で、内部では崖に穴を穿って部屋がつくられたりしている。ここで修業したのだろうか。滞在時間は30分だったが、それで充分だった。次のグループを運んできたバスでYusoへ下る。

 

Yuso
Yuso

バスを降り、再びチケット売り場で切符を買いYusoへ。Yusoは私たちの泊まったホテルに隣接している。入口でガイドの周りに集まり、見学が始まる。修道院内の見学だが、修道院らしさはあまりなく、教会と博物館といった感じ。書架に巨大な本が少数だが並べられていたのが印象的。縦1m、厚さ20cmはあろうかと言うもの。相当傷んでいるようだった。引き出すだけでも力仕事。

Susoの山奥の穴倉で修業したなどという話と、豪華な修道院内の様子と、どう結び付ければよいのだろう。

 

自動車道を延々と歩く
自動車道を延々と歩く

11時40分ごろに見学を終え、ホテルに戻って荷物を受け取り12時に出発。朝食をたっぷり食べたからか、まだ歩いていないからか、お腹は空いていないので隣のBerceoでも休まずに進む。昨日の後半と同じような自動車道で面白くない。ブドウ畑も近くにはない。Santo Domingo de Carzadaを目指すが、まっすぐの道が丘を越えて波打つように続き、歩きながら眠くなってしまう。

Cirueñaに着いて、アルベルゲでスタンプをもらう。道にアルベルゲまで50mとあったが、実際には100m以上。

元に戻って自動車道を少し進むとCaminoに出る。そこで3人組の巡礼者が来る。Barはあるかと聞くので、Barはない。アルベルゲだけだと答えると彼らはアルベルゲ方向に行ってしまった。村にBarはなさそうなので、そのまま進む。

砂利道を延々と歩く Santiagoまで565km
砂利道を延々と歩く Santiagoまで565km

Caminoは砂利道。若干の上り下りはあるが楽な道だと思ったのは間違いで、強風に苦しめられる。向かい風に横風。巡礼者は、自転車組に会っただけ。

Santo Domingo de Carzadaは予想以上に大きな町で、市街地に入る前に工場街がある。なかにジャガイモ工場があり、大きな機械でジャガイモを選別していた。さらに1㎞ほど歩いて旧市街に到着。Turismoがあったので地図をもらい、スタンプをもらう。教会の前を通るが、チケットを買うだけにして今日の宿、パラドールを目指す。

伝説のニワトリ
伝説のニワトリ

チェックインして部屋に荷物を置き、すぐに外出。カテドラルに行く。特記すべきことはないが、伝説のニワトリが飼われている。堂内から見上げる高い位置のガラス張りの中に。

Santo Domingo de Carzadaの街
Santo Domingo de Carzadaの街

塔に上る。階段は十分にすれ違える幅がある。上り着いたところは鐘が並んでいて、間から外壁に出られる。風が相変わらず強い。街や街の外に広がる畑がすっかり見渡せる。

塔を下りてもう一つの教会に入る。中高年の男性が一人座っている。祈っているのか考えているのか。

 

Santo Domingo de Carzadaの夕食
Santo Domingo de Carzadaの夕食

夕食はMenú del Día。ワインと水。サラダ、肉じゃがのようなもの。メルルーサ・ロマーナと肉団子。昨夜の夕食の後では内容について何も言いたくない。

ホテルに戻って明日の宿の予約。シャワー、洗濯、日記書き。眠い。

虫刺されの跡がかゆい。

por Andrés

Andrésフランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼朝食はホテルで8時半からだが、少し早めに行ってみると利用させてくれた。いつものハムやチーズ以外にトルティーリャもある。リンゴを一個もらって帰る。部屋で準備をして9時10分ごろにチェックアウト。リュックを預けてチケット売り場へ。まだ開いていないので前で待つ。9時半ちょうどに開く。早速チケットを買う。上の道に白い大型バスがあるから9時55分出発の5分前には乗れるとのこと。行ってみると確かに大型バス。ガイドブックにはミニバスと書かれていたが。   客は十数人。定刻出発。細く曲がりくねった山道をバスは上ってゆく。5分ほどでSusoに到着。男性ガイドが案内し、一通り説明が終わるとあとは自由見学。崖にへばりつくように建てられた小さな教会堂で、内部では崖に穴を穿って部屋がつくられたりしている。ここで修業したのだろうか。滞在時間は30分だったが、それで充分だった。次のグループを運んできたバスでYusoへ下る。   バスを降り、再びチケット売り場で切符を買いYusoへ。Yusoは私たちの泊まったホテルに隣接している。入口でガイドの周りに集まり、見学が始まる。修道院内の見学だが、修道院らしさはあまりなく、教会と博物館といった感じ。書架に巨大な本が少数だが並べられていたのが印象的。縦1m、厚さ20cmはあろうかと言うもの。相当傷んでいるようだった。引き出すだけでも力仕事。 Susoの山奥の穴倉で修業したなどという話と、豪華な修道院内の様子と、どう結び付ければよいのだろう。   11時40分ごろに見学を終え、ホテルに戻って荷物を受け取り12時に出発。朝食をたっぷり食べたからか、まだ歩いていないからか、お腹は空いていないので隣のBerceoでも休まずに進む。昨日の後半と同じような自動車道で面白くない。ブドウ畑も近くにはない。Santo Domingo de Carzadaを目指すが、まっすぐの道が丘を越えて波打つように続き、歩きながら眠くなってしまう。 Cirueñaに着いて、アルベルゲでスタンプをもらう。道にアルベルゲまで50mとあったが、実際には100m以上。 元に戻って自動車道を少し進むとCaminoに出る。そこで3人組の巡礼者が来る。Barはあるかと聞くので、Barはない。アルベルゲだけだと答えると彼らはアルベルゲ方向に行ってしまった。村にBarはなさそうなので、そのまま進む。 Caminoは砂利道。若干の上り下りはあるが楽な道だと思ったのは間違いで、強風に苦しめられる。向かい風に横風。巡礼者は、自転車組に会っただけ。 Santo Domingo de Carzadaは予想以上に大きな町で、市街地に入る前に工場街がある。なかにジャガイモ工場があり、大きな機械でジャガイモを選別していた。さらに1㎞ほど歩いて旧市街に到着。Turismoがあったので地図をもらい、スタンプをもらう。教会の前を通るが、チケットを買うだけにして今日の宿、パラドールを目指す。 チェックインして部屋に荷物を置き、すぐに外出。カテドラルに行く。特記すべきことはないが、伝説のニワトリが飼われている。堂内から見上げる高い位置のガラス張りの中に。 塔に上る。階段は十分にすれ違える幅がある。上り着いたところは鐘が並んでいて、間から外壁に出られる。風が相変わらず強い。街や街の外に広がる畑がすっかり見渡せる。 塔を下りてもう一つの教会に入る。中高年の男性が一人座っている。祈っているのか考えているのか。   夕食はMenú del Día。ワインと水。サラダ、肉じゃがのようなもの。メルルーサ・ロマーナと肉団子。昨夜の夕食の後では内容について何も言いたくない。 ホテルに戻って明日の宿の予約。シャワー、洗濯、日記書き。眠い。 虫刺されの跡がかゆい。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)