合計距離: 22705 m
最高点の標高: 923 m
最低点の標高: 811 m
累積標高(上り): 451 m
累積標高(下り): -420 m
総所要時間: 06:25:03
8時前に出発。レセプションでホテルの名前、Norte y Londresの由来を尋ねると、Norteは駅の北にあるから、Londresはロンドンがシックな街だからだそうで、意外に単純だった。
天気予報は雨だが、まだ降っていない。
Hotel Norte y LondresからのCamino
Hotel Norte y LondresからのCamino
ホテルの前がCaminoで、5分とかからずにAlbergueの前に。ちょうど8時、閉館の時間で宿泊者が次々に出てきているところ。
Albergue前のBar
Albergue前のBar

向かいのBarにも朝食をとる巡礼者がたくさん入っている。今日も祝日、イスパニア・デーで他のBarが早くから開いているかどうか疑問なので、ここで朝食にする。Café con lecheとクロワッサン。十数分で食べ終えて出発。明るくなっている。
Catedralの石段で
Catedralの石段で

カテドラルの前では20人ほどが石段に座って祈っている。
Burgosの城門
Burgosの城門

城門をくぐり、アルランソン川を渡ると新市街で、
ブルゴス大学付近の並木道
ブルゴス大学付近の並木道

大きな公園やブルゴス大学の間を通る広い並木道がしばらく続く。
街を外れてしばらく進むと再びアルランソン川を渡る。川幅は広くないがきれいな水が流れている。
畑の中の道、国道沿いの道、高速道路の下をくぐりと進むと、Tardajosに到着。村に着く少し前に、道端に座っていたおじいさんが私たちが通りかかると急に立ち上がって一緒に歩きだした。手にはビニール袋。中には茸がたくさん入っている。この辺でよく取れるそうだ。いろいろ話しかけてくるが、早口でなまりがあり、発音が不明瞭なためほとんど理解できない。ところどころ意味が取れたところで相槌を打ってあげると、喜んでまた話すのだが、チンプンカンプン。村の直前で脇に逸れて行ってしまった。
昨夜は食べてないし、今朝もクロワッサンだけなのでいつもより早くお腹が空いた。最初にあったBarでBocadillo con Jamón y Queso。大きなものなので1本を二つに切って食べる。Selloを押す。
食べ終えてBarを出ようとすると雨が降り出している。小雨だったが、間もなく本降りになってくる。
Rabe de las Calzadas村は雨の中
Rabe de las Calzadas村は雨の中

10分ほど歩くと隣のRabe de las Calzadasに着く。この村で良さそうな宿があったら泊まってしまおうと思いながら歩くが、通りがかりには見当たらないので通過。
その後は緩やかな丘の斜面に広がる畑の中の道をひたすら歩く。雨は強くなったり弱くなったり。
彼方にHornillos del Caminoの村
彼方にHornillos del Caminoの村

最後の丘を越えるとくねくね曲がった道の先にHornillos del Caminoの村が見えてきた。しかし丘を越えたあたりから風も少し出てきて、そんなに強くはないが横風で足が濡れる。
祈りながら歩く二人
祈りながら歩く二人

村に着く直前で私たちが追いついた二人連れの男性は、ずっと何か話しながら歩いていると思ったら、手にロザリオを持って祈りながら歩いていたのだった。
村に入って間もなくHostalの看板があるので入口に行ってみるとFullの張り紙。向かいのAlbergueは古くて狭そう。
今夜の宿 La Casa del Abuelo
今夜の宿 La Casa del Abuelo

少し先に行ってみるとBarが営業しており、入口に出された看板にHay Habitacionesとある。早速Barに入って空室があるか尋ねると、あると言って案内してくれる。別棟で、1階に共用の台所。棚のパスタやケチャップ、コーヒーなどは自由に使ってよいとのこと。冷蔵庫もあり、中のミルクも自由に使ってよいそうだ。缶入り清涼飲料KASやワインは値段が書いてあって、箱に代金を入れるようにとのこと。2階が客室。4部屋あって3部屋が空いている。ツインが2室、トリプルが1室空いていて好きなのを選ぶようにとのことなので、ツインの道路側のを選ぶ。代金は朝食込みで45ユーロ。シャワー付きでベッドも清潔そう。もちろんお湯も出る。暖房も入りテレビもついている。先日のAlbergueの二人部屋より安く、内容はこちらの方がはるかに良い。今日の宿はどうなることかと心配していたが、幸運だった。私たちが入って1時間ほどで他の部屋も埋まった模様。
5時になってお腹が空いたので、下のBarへ。チューロがあったのでチョコラーテも注文。しかしチューロはレンジで温めなおしたにしても美味しくない。
村を散歩する。細長い村で、一見きれいな通りも、ぽつぽつと廃屋になったところがある。AlbergueでSelloをもらい、反対側に歩いてみる。
Hornillos del Caminoの教会
Hornillos del Caminoの教会

教会があったので入ってみるが、中は荒れてきているような印象。夕食の場所も探してみたが、Paella専門らしきBarが一軒。宿のBarで食べるしかなさそう。
宿に戻り、下階のサロンで一休み。薪ストーブに火が入っていて暖かい。寄せ書き帖があったので見てみると、2年前からのもので日本人の書き込みが2つあった。私たちも記入する。明後日のFrómistaの宿を予約。そこに宿の人が来て、パスポートの提示と宿泊代の支払い。
7時半に夕食。Menú del día。一皿目はEnsalada mixtaとAlubias blancas。二皿目はPechugaとSecreto Iberico。デザートはMelónとHelado。ワインと水。一人9.5ユーロ。味や質を云々するものではない。
このBarには子供が6人いる。二家族のようだ。それにしても巡礼路の小さな村をいくつも過ぎてきたが学校を見かけたことがない。ある程度の町にはもちろんあるが。村の子供たちはどうやって学校に通っているのだろうか。
por Andrés
Andrésフランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼8時前に出発。レセプションでホテルの名前、Norte y Londresの由来を尋ねると、Norteは駅の北にあるから、Londresはロンドンがシックな街だからだそうで、意外に単純だった。 天気予報は雨だが、まだ降っていない。 ホテルの前がCaminoで、5分とかからずにAlbergueの前に。ちょうど8時、閉館の時間で宿泊者が次々に出てきているところ。 向かいのBarにも朝食をとる巡礼者がたくさん入っている。今日も祝日、イスパニア・デーで他のBarが早くから開いているかどうか疑問なので、ここで朝食にする。Café con lecheとクロワッサン。十数分で食べ終えて出発。明るくなっている。 カテドラルの前では20人ほどが石段に座って祈っている。 城門をくぐり、アルランソン川を渡ると新市街で、 大きな公園やブルゴス大学の間を通る広い並木道がしばらく続く。 街を外れてしばらく進むと再びアルランソン川を渡る。川幅は広くないがきれいな水が流れている。 畑の中の道、国道沿いの道、高速道路の下をくぐりと進むと、Tardajosに到着。村に着く少し前に、道端に座っていたおじいさんが私たちが通りかかると急に立ち上がって一緒に歩きだした。手にはビニール袋。中には茸がたくさん入っている。この辺でよく取れるそうだ。いろいろ話しかけてくるが、早口でなまりがあり、発音が不明瞭なためほとんど理解できない。ところどころ意味が取れたところで相槌を打ってあげると、喜んでまた話すのだが、チンプンカンプン。村の直前で脇に逸れて行ってしまった。 昨夜は食べてないし、今朝もクロワッサンだけなのでいつもより早くお腹が空いた。最初にあったBarでBocadillo con Jamón y Queso。大きなものなので1本を二つに切って食べる。Selloを押す。 食べ終えてBarを出ようとすると雨が降り出している。小雨だったが、間もなく本降りになってくる。 10分ほど歩くと隣のRabe de las Calzadasに着く。この村で良さそうな宿があったら泊まってしまおうと思いながら歩くが、通りがかりには見当たらないので通過。 その後は緩やかな丘の斜面に広がる畑の中の道をひたすら歩く。雨は強くなったり弱くなったり。 最後の丘を越えるとくねくね曲がった道の先にHornillos del Caminoの村が見えてきた。しかし丘を越えたあたりから風も少し出てきて、そんなに強くはないが横風で足が濡れる。 村に着く直前で私たちが追いついた二人連れの男性は、ずっと何か話しながら歩いていると思ったら、手にロザリオを持って祈りながら歩いていたのだった。 村に入って間もなくHostalの看板があるので入口に行ってみるとFullの張り紙。向かいのAlbergueは古くて狭そう。 少し先に行ってみるとBarが営業しており、入口に出された看板にHay Habitacionesとある。早速Barに入って空室があるか尋ねると、あると言って案内してくれる。別棟で、1階に共用の台所。棚のパスタやケチャップ、コーヒーなどは自由に使ってよいとのこと。冷蔵庫もあり、中のミルクも自由に使ってよいそうだ。缶入り清涼飲料KASやワインは値段が書いてあって、箱に代金を入れるようにとのこと。2階が客室。4部屋あって3部屋が空いている。ツインが2室、トリプルが1室空いていて好きなのを選ぶようにとのことなので、ツインの道路側のを選ぶ。代金は朝食込みで45ユーロ。シャワー付きでベッドも清潔そう。もちろんお湯も出る。暖房も入りテレビもついている。先日のAlbergueの二人部屋より安く、内容はこちらの方がはるかに良い。今日の宿はどうなることかと心配していたが、幸運だった。私たちが入って1時間ほどで他の部屋も埋まった模様。 5時になってお腹が空いたので、下のBarへ。チューロがあったのでチョコラーテも注文。しかしチューロはレンジで温めなおしたにしても美味しくない。 村を散歩する。細長い村で、一見きれいな通りも、ぽつぽつと廃屋になったところがある。AlbergueでSelloをもらい、反対側に歩いてみる。 教会があったので入ってみるが、中は荒れてきているような印象。夕食の場所も探してみたが、Paella専門らしきBarが一軒。宿のBarで食べるしかなさそう。 宿に戻り、下階のサロンで一休み。薪ストーブに火が入っていて暖かい。寄せ書き帖があったので見てみると、2年前からのもので日本人の書き込みが2つあった。私たちも記入する。明後日のFrómistaの宿を予約。そこに宿の人が来て、パスポートの提示と宿泊代の支払い。 7時半に夕食。Menú del día。一皿目はEnsalada mixtaとAlubias blancas。二皿目はPechugaとSecreto Iberico。デザートはMelónとHelado。ワインと水。一人9.5ユーロ。味や質を云々するものではない。 このBarには子供が6人いる。二家族のようだ。それにしても巡礼路の小さな村をいくつも過ぎてきたが学校を見かけたことがない。ある程度の町にはもちろんあるが。村の子供たちはどうやって学校に通っているのだろうか。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)