目覚ましをかけずにいたら、起床は8時40分になってしまった。
10時10分に外出。カテドラルの正面にあるTurismoでSelloをもらい、巡礼用品を売る店の所在を尋ねると、何がほしいのか聞かれる。洗濯洗剤だと答えると、周辺のスーパーの位置を数か所教えてくれる。
Confitería Leónでの朝食
Confitería Leónでの朝食
カテドラルの近くのConfitería Leónで朝食。クロワッサン以外に美味しそうに見えたパンが2種類あったので、それらも含めて計3つ。Café con lecheとCafé cortado。ところがCaféにはおまけでカスタードクリームの入ったパイもついてきた。美味しいが朝から食べ過ぎ。店を出る時に支払いをすると2.8ユーロ。きっとコーヒー2つだけだと勘違いしたのだろう。しかしコーヒー2つにしても、あのおまけつきなら安い。
昨日は時間切れで入れなかったMuseo de la Catedralへ。巡礼仲間のフランス人女性に出会う。彼女もレオン2泊でここを見学しているとのこと。内部は撮影禁止。意外に充実した展示だった。特にゴシックとロマネスクの聖母子像が多く集められており、変遷がよくわかる。ロマネスクの頭でっかちで目の位置も微妙にずれたりしているのが、妙に安心感を与える。それにしても少なくともスペインではキリスト教ではなくマリア教だという印象が、いつもながら強まる。
San IsidroのPanteón
San IsidroのPanteón
San Isidroへ。ここは2年前にも入ったところ。今日は空いていて待たされることもなかった。Bibliotecaがあったが、これは全く記憶になかった。10世紀ごろからの羊皮紙本が保管されているが、保管状態はあまりよくなさそう。ここも内部は撮影禁止と言われたが、Panteónは撮影禁止の表示もなかったし、他の参観者もいなかったのでフラッシュが出ないようにして1枚だけ撮影。ここの天井画は、とにかく素晴らしい。絵葉書を買う。私のクレデンシャルも空欄が少なくなってきたので買う。2ユーロでAmeliaがBurgosで買ったのと同じ図柄だが値段が違う。なぜ?
礼拝堂
礼拝堂
隣接する礼拝堂へ入ると、ちょうどミサの最中。すこしだけいて出てくる。
Turismoで教えられたスーパーの一つに行く。着いてみるとMercadonaだった。洗剤コーナーに旅行用洗剤として小さな容器のものがあった。スペインの洗剤は巨大な容器のばかりが印象にあったので、こんなに小さなのがあると助かる。昨日買ったのはシミ落としだったので。水とお菓子少々も買う。
旧市街に戻り公園のベンチでお菓子と水で一息つく。
Bario Húmedoの方で昼食のレストランを物色する。ついでにJamón Jamónものぞいてみると、もう営業していて、客も結構入っている。
レストランはHotel Parisのが良さそうと言うことになって入るが、間違って隣のMesónに入ってしまった。メニューを見て間違いに気づき、謝って出る。あらためてHotel Parisへ。
Leónの昼食
Leónの昼食
Menú del Día。一皿目はMarmitako de BonitoとEnsalada mixta。二皿目はLubina al Horno con Patata Panadera y Aceite de AjoとEscalopines al Roquefort。デザートはHeladoとCremallera。そして水とワイン。
Marmitakoが全く見当がつかなかったが、隣の店もメニューに入れていたので頼んでみた。ジャガイモとカツオを煮込んだ肉じゃがのようなもので、ピリッと辛い味付け。先日一度食べたことがあるが、ここのは非常においしい。Lubina(スズキ)もレモンを挟んで焼いてあり、あっさりして美味しい。この店は当たりだった。
虫刺されのあとが痒く、特にワインを飲むと痒みが増したので、しばらくワインはやめていた。ここ数日痒みがほとんどなくなってきたので、今日は試してみたら、痒みが増すことはなかった。よかった。
良い気分になってホテルに戻り、少し昼寝。その後シャワーと洗濯。
Jamón Jamón
Jamón Jamón
8時45分に外出。Jamón Jamónに行く。途中の道は、カテドラル前も含めて人通りはそんなに多くない。Jamón Jamónに通じる路にはBarが何軒もあるが、どこもあまり客が入っていないし、通りにも人は少ない。しかしJamón Jamónだけは客がたくさん入っている。それでもカウンターにはすぐに近づける。何にしようかと見回すが、カウンターにRación(つまみ)などは置いていない。とにかくビールを頼んでみようと、Cañaを注文。すると皿にパンを2切れ置き、それに生ハム、サラミ2種、チーズと載せていったものをつけてくれる。これで二人で3.4ユーロ。他の客を改めて観察すると、飲み物はビールとワインが多いが、そのほかのものを飲んでいる人もいる。しかしつまみは皆同じ。ここは飲み物を頼むと私たちに出されたつまみがついてきて、それ以外にはつまみはないのだ。だから皆、1杯飲んだら終わり。もともとハム、ソーセージ、チーズの小売店。料理と言うものではないが、おいしいには違いない。
もう1軒と思ってしばらく歩くが、大部分の店は閑散としている。混んでいる店が数軒あったので入ってみるが、客はそれぞれにつまみを頼んでいて、特に名物があるようではないのでやめにする。1時間ほどでホテルに戻る。この程度の散歩は疲れないのでちょうどよかった。
おばあさんたちのトランプ
おばあさんたちのトランプ
今夜もホテルのBarでおばあさんたちがトランプ。毎晩なのだろうか。
案外寒くなかった。
明日は20km強の行程。2年前に試しに歩いてみたコース。平坦で距離も特に長くないし、2年前と違って暑くないので楽。ただし宿の予約はない。Hostalが3軒あるので何とかなるだろう。だめなら2年前と同じくバスでLeónに戻ればよい。
por Andrés
Andrésフランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼目覚ましをかけずにいたら、起床は8時40分になってしまった。10時10分に外出。カテドラルの正面にあるTurismoでSelloをもらい、巡礼用品を売る店の所在を尋ねると、何がほしいのか聞かれる。洗濯洗剤だと答えると、周辺のスーパーの位置を数か所教えてくれる。カテドラルの近くのConfitería Leónで朝食。クロワッサン以外に美味しそうに見えたパンが2種類あったので、それらも含めて計3つ。Café con lecheとCafé cortado。ところがCaféにはおまけでカスタードクリームの入ったパイもついてきた。美味しいが朝から食べ過ぎ。店を出る時に支払いをすると2.8ユーロ。きっとコーヒー2つだけだと勘違いしたのだろう。しかしコーヒー2つにしても、あのおまけつきなら安い。昨日は時間切れで入れなかったMuseo de la Catedralへ。巡礼仲間のフランス人女性に出会う。彼女もレオン2泊でここを見学しているとのこと。内部は撮影禁止。意外に充実した展示だった。特にゴシックとロマネスクの聖母子像が多く集められており、変遷がよくわかる。ロマネスクの頭でっかちで目の位置も微妙にずれたりしているのが、妙に安心感を与える。それにしても少なくともスペインではキリスト教ではなくマリア教だという印象が、いつもながら強まる。San Isidroへ。ここは2年前にも入ったところ。今日は空いていて待たされることもなかった。Bibliotecaがあったが、これは全く記憶になかった。10世紀ごろからの羊皮紙本が保管されているが、保管状態はあまりよくなさそう。ここも内部は撮影禁止と言われたが、Panteónは撮影禁止の表示もなかったし、他の参観者もいなかったのでフラッシュが出ないようにして1枚だけ撮影。ここの天井画は、とにかく素晴らしい。絵葉書を買う。私のクレデンシャルも空欄が少なくなってきたので買う。2ユーロでAmeliaがBurgosで買ったのと同じ図柄だが値段が違う。なぜ?隣接する礼拝堂へ入ると、ちょうどミサの最中。すこしだけいて出てくる。Turismoで教えられたスーパーの一つに行く。着いてみるとMercadonaだった。洗剤コーナーに旅行用洗剤として小さな容器のものがあった。スペインの洗剤は巨大な容器のばかりが印象にあったので、こんなに小さなのがあると助かる。昨日買ったのはシミ落としだったので。水とお菓子少々も買う。旧市街に戻り公園のベンチでお菓子と水で一息つく。Bario Húmedoの方で昼食のレストランを物色する。ついでにJamón Jamónものぞいてみると、もう営業していて、客も結構入っている。レストランはHotel Parisのが良さそうと言うことになって入るが、間違って隣のMesónに入ってしまった。メニューを見て間違いに気づき、謝って出る。あらためてHotel Parisへ。Menú del Día。一皿目はMarmitako de BonitoとEnsalada mixta。二皿目はLubina al Horno con Patata Panadera y Aceite de AjoとEscalopines al Roquefort。デザートはHeladoとCremallera。そして水とワイン。Marmitakoが全く見当がつかなかったが、隣の店もメニューに入れていたので頼んでみた。ジャガイモとカツオを煮込んだ肉じゃがのようなもので、ピリッと辛い味付け。先日一度食べたことがあるが、ここのは非常においしい。Lubina(スズキ)もレモンを挟んで焼いてあり、あっさりして美味しい。この店は当たりだった。虫刺されのあとが痒く、特にワインを飲むと痒みが増したので、しばらくワインはやめていた。ここ数日痒みがほとんどなくなってきたので、今日は試してみたら、痒みが増すことはなかった。よかった。良い気分になってホテルに戻り、少し昼寝。その後シャワーと洗濯。8時45分に外出。Jamón Jamónに行く。途中の道は、カテドラル前も含めて人通りはそんなに多くない。Jamón Jamónに通じる路にはBarが何軒もあるが、どこもあまり客が入っていないし、通りにも人は少ない。しかしJamón Jamónだけは客がたくさん入っている。それでもカウンターにはすぐに近づける。何にしようかと見回すが、カウンターにRación(つまみ)などは置いていない。とにかくビールを頼んでみようと、Cañaを注文。すると皿にパンを2切れ置き、それに生ハム、サラミ2種、チーズと載せていったものをつけてくれる。これで二人で3.4ユーロ。他の客を改めて観察すると、飲み物はビールとワインが多いが、そのほかのものを飲んでいる人もいる。しかしつまみは皆同じ。ここは飲み物を頼むと私たちに出されたつまみがついてきて、それ以外にはつまみはないのだ。だから皆、1杯飲んだら終わり。もともとハム、ソーセージ、チーズの小売店。料理と言うものではないが、おいしいには違いない。もう1軒と思ってしばらく歩くが、大部分の店は閑散としている。混んでいる店が数軒あったので入ってみるが、客はそれぞれにつまみを頼んでいて、特に名物があるようではないのでやめにする。1時間ほどでホテルに戻る。この程度の散歩は疲れないのでちょうどよかった。今夜もホテルのBarでおばあさんたちがトランプ。毎晩なのだろうか。案外寒くなかった。明日は20km強の行程。2年前に試しに歩いてみたコース。平坦で距離も特に長くないし、2年前と違って暑くないので楽。ただし宿の予約はない。Hostalが3軒あるので何とかなるだろう。だめなら2年前と同じくバスでLeónに戻ればよい。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)