映画「火の山のマリア」
監督はグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ。
舞台は火山のふもとのマヤ人の農村。
17歳のマリアは両親と共に暮らしていたが、男手一つで子供を育てていた地主のイグナシオと結婚することになった。しかしマリアは、農園で働いているがアメリカに行くというペペに、一緒に連れて行ってほしいと頼む。彼女は彼の要求に応えてペペに身を任せてしまうが、ペペは一人で旅立ってしまう。やがてマリアの妊娠を知った母ファナの「この子は生きる運命だ」という言葉で、マリアは産むことを決意する。
北米と中南米、中南米諸国内でのスペイン系と先住民系、スペイン語話者と非スペイン語話者、地主と借地人、男と女。様々な差別や格差。それらを、どこにでもあるような日々の営み、ありふれた出来事を通して描いている。特に、母親ファナの見せる「潔さ」、大地に根差したような強さ、地母神のような大きさが印象的だった。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2016/02/16/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e7%81%ab%e3%81%ae%e5%b1%b1%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%80%8d//images/2016/02/ca02dcf280b4cd23cd8ad43f048cfae3-644x910.jpg/images/2016/02/ca02dcf280b4cd23cd8ad43f048cfae3-150x150.jpg映画・テレビ監督はグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ。舞台は火山のふもとのマヤ人の農村。17歳のマリアは両親と共に暮らしていたが、男手一つで子供を育てていた地主のイグナシオと結婚することになった。しかしマリアは、農園で働いているがアメリカに行くというペペに、一緒に連れて行ってほしいと頼む。彼女は彼の要求に応えてペペに身を任せてしまうが、ペペは一人で旅立ってしまう。やがてマリアの妊娠を知った母ファナの「この子は生きる運命だ」という言葉で、マリアは産むことを決意する。 北米と中南米、中南米諸国内でのスペイン系と先住民系、スペイン語話者と非スペイン語話者、地主と借地人、男と女。様々な差別や格差。それらを、どこにでもあるような日々の営み、ありふれた出来事を通して描いている。特に、母親ファナの見せる「潔さ」、大地に根差したような強さ、地母神のような大きさが印象的だった。por AndrésAndrés
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