今日からは6時45分起床にした。昨日まで6時半だったが、時間に余裕があったので。

9時にUIMPの教室に到着。間もなくJuan Carlosが来る。Swapも。チェルシーは授業が始まってしばらくしてから来た。

授業は、まず宿題の答え合わせ。文章を音読させられ、Ameliaが上手に読めてJuan Carlosから「次回のテキストの朗読をやってもらいたい」と褒められる。

次は、Violeta Parraの”Gracias a la Vida”を題材にした短い文章を題材に、動詞の変化、聞き取り。Violeta Parraの生涯を描いた映画を見たことがあるので、なじみ深い。

休み時間にSwapと彼の彼女も交えておしゃべりしようとの話がまとまる。メールアドレスと電話番号を交換。彼女が車を持っているので、今日の午後、迎えに行くから5時過ぎに連絡するとのこと。

発音の授業はK。ca, que, qui, co, cu。

文化講座はピカソ。昨日までのボッシュと違ってある程度予備知識があるので少しはましだが、神経を集中しても半分程度しか理解できないので非常に疲れる。

14時に終わって帰途にLupaでパンだけを買う。

昼食後1時間ほど昼寝。宿題と復習を少々。

Gemmaから返事が来ないので、メールがうまく送られてない可能性があるので、Facebookを使って送りなおしてみたら、すぐに返事が来た。金曜の3時半に待っているそうだ。

6時半ごろSwapから電話。彼女の車でPuerto Chicoにいるとのこと。10分後にカジノの前で待ち合わせることになる。

行ってみるともう二人はついていた。彼女の名ははBeatrizで学校の英語の先生。落ち着いた非常に感じの良い女性。灯台に行ったことがあるかと尋ねるのでまだだと答えると、そこに行ってコーヒーを飲みながら話そうということになる。

Beatrizが灯台は市民戦争時に処刑場になったところで、祖父も戦争で足を切断し、兄弟で戦いあうこともあったと話してくれた。灯台に着いてみると、灯台自体はそんなに古くは見えない。

傍の崖っぷちに記念碑が建てられている。市民戦争での犠牲者を記念したもの。しかし台座にも他にも全く文字が記されていない。台座部分にはかすかに削られた跡が残っているので、そこに何らかの説明が書かれていたのかもしれないが。近くの岬の先まで少し歩いてみる。Swapはダンベルを落として足を骨折したのが治りかけで、まだ杖を使っているが、大丈夫だと言って歩く。風が冷たいが周りが見渡せて気持ちの良い場所。

灯台の近くのCaféでおしゃべり。Beatrizはインフシオン。SwapはCafé con lecheの大、Ameliaは中、私はCortado。カマレロがCortadoにミルクを注ぐときに最初はほんのちょっと入れたので、もっとと言うとたっぷり注いでくれた。con lecheみたいだと言うと、カマレロも笑って肩をたたいて行った。

Swapは35歳で、以前はカナダと日本の合弁の石油掘削会社(サンドオイル)に勤めていたが、仕事に疲れて辞めたそうだ。カナダは仕事を見つけるのは難しくないそうだが、日本で働きたがっていた。日本は人が親切で町が清潔で、すべてがコンパクトで素晴らしいそうだ。Beatrizとは学校の話。本当に仕事は14時までで、夏休みも3カ月近くあるそうで、日本の様子を話すと違いの大きさに驚いていた。あとは彼らの日本旅行のプランの話。韓国に一週間ほどいて、プサンからフェリーで福岡に渡り、新幹線で広島、京都(奈良や大阪も)、東京。その後に沖縄に飛び、台湾へとのプラン。沖縄の情報を教える。富士山に登りたいとも言っていたが混んでいて難しいと助言する。

2時間ほどで私たちを車で送ってくれて別れる。また今度は一緒に夕食を、と約束。

BeatrizはSwapとの付き合いでスペイン語をわかりやすく話すのに慣れているのか、会話を楽しめた。ほとんど毎日、冬も海で泳いでいるという人。すぐに溶け込めて話せる人だが、ちゃらちゃらしたところのない落ち着いた大人の女性。感じの良い人たちと知り合えて本当に良かった。7月末に東京でも会えそうなので、是非どこかに招待したいものだ。

por Andrés

/images/2016/06/P6055044-2.jpg/images/2016/06/P6055044-2-150x150.jpgAndrésスペイン留学生活今日からは6時45分起床にした。昨日まで6時半だったが、時間に余裕があったので。 9時にUIMPの教室に到着。間もなくJuan Carlosが来る。Swapも。チェルシーは授業が始まってしばらくしてから来た。 授業は、まず宿題の答え合わせ。文章を音読させられ、Ameliaが上手に読めてJuan Carlosから「次回のテキストの朗読をやってもらいたい」と褒められる。 次は、Violeta Parraの'Gracias a la Vida'を題材にした短い文章を題材に、動詞の変化、聞き取り。Violeta Parraの生涯を描いた映画を見たことがあるので、なじみ深い。 休み時間にSwapと彼の彼女も交えておしゃべりしようとの話がまとまる。メールアドレスと電話番号を交換。彼女が車を持っているので、今日の午後、迎えに行くから5時過ぎに連絡するとのこと。 発音の授業はK。ca, que, qui, co, cu。 文化講座はピカソ。昨日までのボッシュと違ってある程度予備知識があるので少しはましだが、神経を集中しても半分程度しか理解できないので非常に疲れる。 14時に終わって帰途にLupaでパンだけを買う。 昼食後1時間ほど昼寝。宿題と復習を少々。 Gemmaから返事が来ないので、メールがうまく送られてない可能性があるので、Facebookを使って送りなおしてみたら、すぐに返事が来た。金曜の3時半に待っているそうだ。 6時半ごろSwapから電話。彼女の車でPuerto Chicoにいるとのこと。10分後にカジノの前で待ち合わせることになる。 行ってみるともう二人はついていた。彼女の名ははBeatrizで学校の英語の先生。落ち着いた非常に感じの良い女性。灯台に行ったことがあるかと尋ねるのでまだだと答えると、そこに行ってコーヒーを飲みながら話そうということになる。 Beatrizが灯台は市民戦争時に処刑場になったところで、祖父も戦争で足を切断し、兄弟で戦いあうこともあったと話してくれた。灯台に着いてみると、灯台自体はそんなに古くは見えない。 傍の崖っぷちに記念碑が建てられている。市民戦争での犠牲者を記念したもの。しかし台座にも他にも全く文字が記されていない。台座部分にはかすかに削られた跡が残っているので、そこに何らかの説明が書かれていたのかもしれないが。近くの岬の先まで少し歩いてみる。Swapはダンベルを落として足を骨折したのが治りかけで、まだ杖を使っているが、大丈夫だと言って歩く。風が冷たいが周りが見渡せて気持ちの良い場所。 灯台の近くのCaféでおしゃべり。Beatrizはインフシオン。SwapはCafé con lecheの大、Ameliaは中、私はCortado。カマレロがCortadoにミルクを注ぐときに最初はほんのちょっと入れたので、もっとと言うとたっぷり注いでくれた。con lecheみたいだと言うと、カマレロも笑って肩をたたいて行った。 Swapは35歳で、以前はカナダと日本の合弁の石油掘削会社(サンドオイル)に勤めていたが、仕事に疲れて辞めたそうだ。カナダは仕事を見つけるのは難しくないそうだが、日本で働きたがっていた。日本は人が親切で町が清潔で、すべてがコンパクトで素晴らしいそうだ。Beatrizとは学校の話。本当に仕事は14時までで、夏休みも3カ月近くあるそうで、日本の様子を話すと違いの大きさに驚いていた。あとは彼らの日本旅行のプランの話。韓国に一週間ほどいて、プサンからフェリーで福岡に渡り、新幹線で広島、京都(奈良や大阪も)、東京。その後に沖縄に飛び、台湾へとのプラン。沖縄の情報を教える。富士山に登りたいとも言っていたが混んでいて難しいと助言する。 2時間ほどで私たちを車で送ってくれて別れる。また今度は一緒に夕食を、と約束。 BeatrizはSwapとの付き合いでスペイン語をわかりやすく話すのに慣れているのか、会話を楽しめた。ほとんど毎日、冬も海で泳いでいるという人。すぐに溶け込めて話せる人だが、ちゃらちゃらしたところのない落ち着いた大人の女性。感じの良い人たちと知り合えて本当に良かった。7月末に東京でも会えそうなので、是非どこかに招待したいものだ。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)