今日は朝から晴れ。気温の少し高めでウインドウブレーカーを着て行くかどうか迷う。着て行ったが、UIMPに着いてすぐ脱いでしまった。

今日も4人そろって授業開始。

最初は動物を使った慣用句のあれこれ。非常に多い。特にmono(サル)を使った表現が多い。聞いてみるとなるほどと思うものも多い。赤ん坊を「かわいい」と言うときにmonoを使うのは知っていたが、男女どちらかわからないときに¡Qué monada!とか ¡Es una monada!と言えばいいそうだ。動物の慣用句を使った作文が宿題。

次はゲームのようなもの。アルファベットが一文字決められ、それが頭につく単語を、飲食物、形容詞、動物、物、国名、動詞、身体それぞれで列挙するというもの。何とか思いつくものが多かったが、身体の一部の名称は難しかった。

文化の時間はC1クラスのドイツ人男性が今日が最後なので、ドイツとスペインの比較を解説。パワーポイントで写真を映しながら、まずスペイン国内を旅行した際に訪れた各地の紹介。次はドレスデンの紹介。両者の比較では、スペインは開放的で、Santanderは安全なので夜出歩いても安心だが、ドイツでは特に週末は因縁をつけられることも多くて危険。一時間丸々彼の講演会のようになった。一般にドイツ人のスペイン語は英語圏のものほどではないが訛りが強くて聞き取りにくいのだが、彼は訛りはあるもののそれを意識して直そうとしているので私たちにも十分聞き取れて理解できた。感じのよい青年だったので、1週間でお別れとは残念だ。

授業終了後、3時半にGemmaと約束があるので、トンネルを抜けてCentroに急ぐ。プレゼントの花を買おうと思っていたが、途中の花屋はもう昼休みに入っている。市場の先に露店の花屋があったのでそちらに向かうと片付けの最中で、ぎりぎりで買うことができた。アジサイの鉢植え。

近くの、一度入ったことのあるQuebecというカフェで昼食。マカロニサラダ、小さなボカディージョ、ハンバーガーにリモナーダと水。

ちょっと遅れてLiderlangに着く。Gemmaが歓迎してくれ、UIMPのことや先日のExcursiónのことなどを話す。授業中だったCristinaを呼び出してくれ、彼女ともしばらくおしゃべり。そのうち授業が終わり子供たちが元気に帰って行った。中の一人の女の子は母親がロシア人、父親がバスク人で、フランス語と英語を勉強していて自宅でロシア語も習っているので、スペイン語とバスク語を合わせて5か国語を習得するとのこと。大変なことだ。

Gemmaは両親が住んでいたpisoが空いていて、来年の夏から外国人の生徒に貸すために整備しているので、7月に今のアパートを出なければならなくて1日足りないのならタダで使ってもいい言ってくれる。

帰ろうとするとちょっと近くまでついてきてくれと言う。行ってみるとそこは生ハム屋さん。手切りしてくれる店だった。しかし昼休み中。Gemmaが、6時半にもう一度来てくれないかと言うので承知していったん分かれる。

1時間半ほどある。近くの広場Plaza Porzadaがラリーのスタート地点かゴールになっており、準備していた。私たちは近くのBarに入ってコーヒーを飲みながら一休みするが、どっと疲れが出てきて6時半まで待つのが辛くなった。疲れたので今日は帰ると言いにLiderlangに行ってその旨伝えると、Gemmaはわかってくれ、しかももうハムを用意してあってプレゼントしてくれた。生ハムと牛肉の生ハム。Santanderを出る前に必ずもう一度訪れることを約束して別れる。

市場でメロン、トマト、桃だけを買ってバスで帰る。疲れ切ったので帰宅してすぐ昼寝。1時間ほどだが、毎日の昼寝が欠かせなくなってしまった。

8時過ぎたので急いでパンを買いに出る。ついでにワインとクワハーダも。通りのBarは客がたくさん入っているが、金曜だからと言って特に催し物があるような様子はない。

アパートで夕食。窓を開けてみても、特に何かの催し物が行われている様子はない。しかし一度も明かりが灯ったことがなく、てっきり廃屋だと思っていた向かいの建物に今夜から明かりがついている。6月になってホテル再開の準備をはじめたのだろうか。

por Andrés

Andrésスペイン留学生活今日は朝から晴れ。気温の少し高めでウインドウブレーカーを着て行くかどうか迷う。着て行ったが、UIMPに着いてすぐ脱いでしまった。 今日も4人そろって授業開始。 最初は動物を使った慣用句のあれこれ。非常に多い。特にmono(サル)を使った表現が多い。聞いてみるとなるほどと思うものも多い。赤ん坊を「かわいい」と言うときにmonoを使うのは知っていたが、男女どちらかわからないときに¡Qué monada!とか ¡Es una monada!と言えばいいそうだ。動物の慣用句を使った作文が宿題。 次はゲームのようなもの。アルファベットが一文字決められ、それが頭につく単語を、飲食物、形容詞、動物、物、国名、動詞、身体それぞれで列挙するというもの。何とか思いつくものが多かったが、身体の一部の名称は難しかった。 文化の時間はC1クラスのドイツ人男性が今日が最後なので、ドイツとスペインの比較を解説。パワーポイントで写真を映しながら、まずスペイン国内を旅行した際に訪れた各地の紹介。次はドレスデンの紹介。両者の比較では、スペインは開放的で、Santanderは安全なので夜出歩いても安心だが、ドイツでは特に週末は因縁をつけられることも多くて危険。一時間丸々彼の講演会のようになった。一般にドイツ人のスペイン語は英語圏のものほどではないが訛りが強くて聞き取りにくいのだが、彼は訛りはあるもののそれを意識して直そうとしているので私たちにも十分聞き取れて理解できた。感じのよい青年だったので、1週間でお別れとは残念だ。 授業終了後、3時半にGemmaと約束があるので、トンネルを抜けてCentroに急ぐ。プレゼントの花を買おうと思っていたが、途中の花屋はもう昼休みに入っている。市場の先に露店の花屋があったのでそちらに向かうと片付けの最中で、ぎりぎりで買うことができた。アジサイの鉢植え。 近くの、一度入ったことのあるQuebecというカフェで昼食。マカロニサラダ、小さなボカディージョ、ハンバーガーにリモナーダと水。 ちょっと遅れてLiderlangに着く。Gemmaが歓迎してくれ、UIMPのことや先日のExcursiónのことなどを話す。授業中だったCristinaを呼び出してくれ、彼女ともしばらくおしゃべり。そのうち授業が終わり子供たちが元気に帰って行った。中の一人の女の子は母親がロシア人、父親がバスク人で、フランス語と英語を勉強していて自宅でロシア語も習っているので、スペイン語とバスク語を合わせて5か国語を習得するとのこと。大変なことだ。 Gemmaは両親が住んでいたpisoが空いていて、来年の夏から外国人の生徒に貸すために整備しているので、7月に今のアパートを出なければならなくて1日足りないのならタダで使ってもいい言ってくれる。 帰ろうとするとちょっと近くまでついてきてくれと言う。行ってみるとそこは生ハム屋さん。手切りしてくれる店だった。しかし昼休み中。Gemmaが、6時半にもう一度来てくれないかと言うので承知していったん分かれる。 1時間半ほどある。近くの広場Plaza Porzadaがラリーのスタート地点かゴールになっており、準備していた。私たちは近くのBarに入ってコーヒーを飲みながら一休みするが、どっと疲れが出てきて6時半まで待つのが辛くなった。疲れたので今日は帰ると言いにLiderlangに行ってその旨伝えると、Gemmaはわかってくれ、しかももうハムを用意してあってプレゼントしてくれた。生ハムと牛肉の生ハム。Santanderを出る前に必ずもう一度訪れることを約束して別れる。 市場でメロン、トマト、桃だけを買ってバスで帰る。疲れ切ったので帰宅してすぐ昼寝。1時間ほどだが、毎日の昼寝が欠かせなくなってしまった。 8時過ぎたので急いでパンを買いに出る。ついでにワインとクワハーダも。通りのBarは客がたくさん入っているが、金曜だからと言って特に催し物があるような様子はない。 アパートで夕食。窓を開けてみても、特に何かの催し物が行われている様子はない。しかし一度も明かりが灯ったことがなく、てっきり廃屋だと思っていた向かいの建物に今夜から明かりがついている。6月になってホテル再開の準備をはじめたのだろうか。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)