今日は朝から空はすっかり雲に覆われている。予報では雨は降らないとなっているので傘は持たずに出る。珍しく蒸し暑い。地元の人はSantanderは湿度が高いと言うが、私たちにとってはこれまでは特に蒸し暑さは感じなかった。UIMPに着いて北側の丘を見ると、上の住宅街に霧か雲がかかっている。気温も24度と言っていたので蒸し暑く感じるのも当然かもしれない。

授業は今日も4人そろって。チェルシーは今日からは胸の谷間がはっきり見えるような夏の服装。

授業は、宿題の答え合わせ。

Muséo de Ama de Cría(乳母博物館)の紹介。Santanderから南に向かった山間部に小さな村が点在しているが、その中の一つSelayaにこの博物館はある。この地域は健康で力強い女性が多いので、昔は王家や貴族などの乳母として採用されることが多かったそうだ。その資料を展示した博物館。ついでにスペインのAVEの話や、Cantabriaが他の地域との交通が不便なこと。Aveは通っていないし、鉄道は本数も少ない。飛行機も便はわずかで、数年前に高速道路が開通してようやくバスの便で他所に行きやすくなったとのこと。

聞き取りは、文章を聞いて質問に答えるもの。選択式なのでわかるが、やはり聞き取れない。単語を聞き取るものもあったが、こちらはさらに難しい。

文化の授業は、文学の続きをやるとばかり思っていたのに、いきなりフラメンコに。しかし、歌、踊り、ギター、手拍子で構成されるとか、カンテ・ホンドだとか、知っていることばかりなので、ほぼ理解できた。しかも今日は踊りや歌の映像、さらに類似したものとしてビリー・ホリディやベッシー・スミスの歌なども聞かせてくれたので楽しむことができた。

帰途に通りの温度計は26度をさしていた。とうとう夏になってしまったのか。

Lupaで買い物。帰って昼食、1時間の昼寝。1時間半ほど宿題。

8時ごろ出かける。先週と同じく8時半からUIMPの講堂でコンサート。観客も先週と同じくらい。座ってプログラムを見ていると、後ろの席の人が「それは今日のプログラムか。どこにあるのか」と尋ねてくる。入口の左側にあると教えてあげたが、この程度の会話は日本語で考えずともできるようになった。

コンサートは、最初に先週の解説者が出てきて話し始めたので心配したが、今日は短い話で終わり、合唱団が登場。30人の混声合唱。最初は無伴奏、その後はピアノ伴奏。そしてヴァイオリン伴奏も加わってと続く。ヴァイオリンも加わった「Ave María」が最も親しみやすい曲で、一番大きな拍手を受けていた。今日は、合唱団員が交互に次の曲を紹介する形式。題名と作曲者や作詞者のごく簡単な紹介なので興趣がそがれることもなく楽しめた。合唱はソプラノの高音が上がり切れずアンサンブルにも少し乱れがあったが、バリトンとアルトのソロは柔らかい声でなかなか良かった。1時間で終了。

帰りにアパート近くのカジノに人がたくさん集まっているので近づいてみると子供のための集まりがあった模様。8時開始でまだ10時でテラスではパーティーが続いているが、帰って行く人も多かった。

por Andrés

Andrésスペイン留学生活今日は朝から空はすっかり雲に覆われている。予報では雨は降らないとなっているので傘は持たずに出る。珍しく蒸し暑い。地元の人はSantanderは湿度が高いと言うが、私たちにとってはこれまでは特に蒸し暑さは感じなかった。UIMPに着いて北側の丘を見ると、上の住宅街に霧か雲がかかっている。気温も24度と言っていたので蒸し暑く感じるのも当然かもしれない。 授業は今日も4人そろって。チェルシーは今日からは胸の谷間がはっきり見えるような夏の服装。 授業は、宿題の答え合わせ。 Muséo de Ama de Cría(乳母博物館)の紹介。Santanderから南に向かった山間部に小さな村が点在しているが、その中の一つSelayaにこの博物館はある。この地域は健康で力強い女性が多いので、昔は王家や貴族などの乳母として採用されることが多かったそうだ。その資料を展示した博物館。ついでにスペインのAVEの話や、Cantabriaが他の地域との交通が不便なこと。Aveは通っていないし、鉄道は本数も少ない。飛行機も便はわずかで、数年前に高速道路が開通してようやくバスの便で他所に行きやすくなったとのこと。 聞き取りは、文章を聞いて質問に答えるもの。選択式なのでわかるが、やはり聞き取れない。単語を聞き取るものもあったが、こちらはさらに難しい。 文化の授業は、文学の続きをやるとばかり思っていたのに、いきなりフラメンコに。しかし、歌、踊り、ギター、手拍子で構成されるとか、カンテ・ホンドだとか、知っていることばかりなので、ほぼ理解できた。しかも今日は踊りや歌の映像、さらに類似したものとしてビリー・ホリディやベッシー・スミスの歌なども聞かせてくれたので楽しむことができた。 帰途に通りの温度計は26度をさしていた。とうとう夏になってしまったのか。 Lupaで買い物。帰って昼食、1時間の昼寝。1時間半ほど宿題。 8時ごろ出かける。先週と同じく8時半からUIMPの講堂でコンサート。観客も先週と同じくらい。座ってプログラムを見ていると、後ろの席の人が「それは今日のプログラムか。どこにあるのか」と尋ねてくる。入口の左側にあると教えてあげたが、この程度の会話は日本語で考えずともできるようになった。 コンサートは、最初に先週の解説者が出てきて話し始めたので心配したが、今日は短い話で終わり、合唱団が登場。30人の混声合唱。最初は無伴奏、その後はピアノ伴奏。そしてヴァイオリン伴奏も加わってと続く。ヴァイオリンも加わった「Ave María」が最も親しみやすい曲で、一番大きな拍手を受けていた。今日は、合唱団員が交互に次の曲を紹介する形式。題名と作曲者や作詞者のごく簡単な紹介なので興趣がそがれることもなく楽しめた。合唱はソプラノの高音が上がり切れずアンサンブルにも少し乱れがあったが、バリトンとアルトのソロは柔らかい声でなかなか良かった。1時間で終了。 帰りにアパート近くのカジノに人がたくさん集まっているので近づいてみると子供のための集まりがあった模様。8時開始でまだ10時でテラスではパーティーが続いているが、帰って行く人も多かった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)