朝食はホテルの斜め前のコメダ珈琲でモーニングサービス。餡トーストと卵ペーストトーストにミルクコーヒーとカフェオレ。

歩いて福岡市立博物館に。大きく立派な建物。向かいにある図書館も立派。文化に力を入れているのか、市の財政が豊かなのか。博物館には入ってすぐのところに「金印」の現物が展示してある。思っていたのより少し小さいような気がする。35年ぐらい前に志賀島の金印公園に行ったが、ようやく本物を目にすることができた。旧石器時代から時代を追っての展示。大陸との関係がずっと博多・福岡の歴史形成の主要因になってきた様子がよくわかる。特別展は日本初の国産車、「アロー号」関係。もう一つは新規収蔵品の展示。これらはそんなに興味深くはない。

午前中で終わるつもりが1時近くになってしまった。バスで天神に行き、「博多漁家すし磯貝」で昼食。海鮮丼と寿司8貫ののランチ。まあまあ。帰る寸前になって小鉢が出ていなかったことにAmeliaが気づいて店員に告げると、店長が出てきて謝ってくれた上に勘定から300円引いてくれた。かえって悪いことをした。

「旧福岡県公会堂貴賓館」へ。明治末期に九州沖縄八県連合共進会(博覧会)の際に来賓の宿泊所として建てられたもの。

建物は当時のものだが、調度品などは復元したもの。ボランティアの人が案内してくれた。貴賓館の一角は貸し出されてレストランになっており、そこの壁紙だけがオリジナルだとのことで行ってみたが、テラスに並べられた椅子の色が悪趣味なので入店するのをやめた。

中州を横断して上川端商店街へ。並ぶ商店は昔からの洋品店など古いものが多いが、シャッター街にはなっていない。

「櫛田神社」は特にどうということもない。
「博多町家ふるさと館」は古い町家を復元したもので、中で博多織や博多人形の実演をやっているが、観光向けに作ったよくある施設で、あまり感心できない。

「かろのうろん」といううどん屋さんで「ごぼう天うどん」を食べてみる。ささがきのごぼうの天ぷらで、うどんつゆも良い味。店内撮影禁止。

博多駅に行ってみると駅前はイルミネーションが輝き、駅前の屋外にはクリスマス用品などを売るテントが並び、歌のライブが行われている。

先日の道路陥没の跡を見に行ってみる。舗装の色が違っているので陥没の跡が確認できた。両側の建物の際まで陥没していたのもわかり、早朝だったから被害がなかったものの、昼間だと車の通行も歩行者も多いので大惨事になっていただろう。通行に支障はないが、まだ一部で工事をしていた。

駅ビルの9階のカフェ「キャンベル・アーリー」でフルーツパンケーキでお茶。窓際の席に座れ、眼下に駅前のイルミネーションがよく見えた。

中州の方に戻る。途中で「キャナルシティ博多」を通る。中央に運河の流れるショッピングモールで、規模も大きい。しかしマカオの「ベネチアン・ホテル」を思い出させられ、安っぽく感じる。

中州の屋台で夕食をと思ったが、屋台街は見つからず、少しあった屋台を見て食べる気を失くしたので、中州は通過。

貴賓館の近くの「福岡市赤煉瓦館」の外観を見て、天神へ向かう。天神地下街で食事場所を探すが、あまり良い店は見つからず時間も遅くなったので、うどん屋さんに入って「ごぼう天うどん」と「丸天うどん」。「かろのうろん」の方が遥かに美味しい。%e5%a4%a9%e7%a5%9e%e5%9c%b0%e4%b8%8b%e8%a1%97%e3%81%ae%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%ac天神地下街にあったトイレは、書店か図書館と見まがうようなものだった。

バスでホテルに戻る。今日は一日中ほとんど曇りで、少し寒かった。
por Andrés
/images/2016/11/PB250323-644x430.jpg/images/2016/11/PB250323-150x150.jpgAndrés国内旅行朝食はホテルの斜め前のコメダ珈琲でモーニングサービス。餡トーストと卵ペーストトーストにミルクコーヒーとカフェオレ。 歩いて福岡市立博物館に。大きく立派な建物。向かいにある図書館も立派。文化に力を入れているのか、市の財政が豊かなのか。博物館には入ってすぐのところに「金印」の現物が展示してある。思っていたのより少し小さいような気がする。35年ぐらい前に志賀島の金印公園に行ったが、ようやく本物を目にすることができた。旧石器時代から時代を追っての展示。大陸との関係がずっと博多・福岡の歴史形成の主要因になってきた様子がよくわかる。特別展は日本初の国産車、「アロー号」関係。もう一つは新規収蔵品の展示。これらはそんなに興味深くはない。 午前中で終わるつもりが1時近くになってしまった。バスで天神に行き、「博多漁家すし磯貝」で昼食。海鮮丼と寿司8貫ののランチ。まあまあ。帰る寸前になって小鉢が出ていなかったことにAmeliaが気づいて店員に告げると、店長が出てきて謝ってくれた上に勘定から300円引いてくれた。かえって悪いことをした。 「旧福岡県公会堂貴賓館」へ。明治末期に九州沖縄八県連合共進会(博覧会)の際に来賓の宿泊所として建てられたもの。 建物は当時のものだが、調度品などは復元したもの。ボランティアの人が案内してくれた。貴賓館の一角は貸し出されてレストランになっており、そこの壁紙だけがオリジナルだとのことで行ってみたが、テラスに並べられた椅子の色が悪趣味なので入店するのをやめた。 中州を横断して上川端商店街へ。並ぶ商店は昔からの洋品店など古いものが多いが、シャッター街にはなっていない。 「櫛田神社」は特にどうということもない。 「博多町家ふるさと館」は古い町家を復元したもので、中で博多織や博多人形の実演をやっているが、観光向けに作ったよくある施設で、あまり感心できない。 「かろのうろん」といううどん屋さんで「ごぼう天うどん」を食べてみる。ささがきのごぼうの天ぷらで、うどんつゆも良い味。店内撮影禁止。 博多駅に行ってみると駅前はイルミネーションが輝き、駅前の屋外にはクリスマス用品などを売るテントが並び、歌のライブが行われている。 先日の道路陥没の跡を見に行ってみる。舗装の色が違っているので陥没の跡が確認できた。両側の建物の際まで陥没していたのもわかり、早朝だったから被害がなかったものの、昼間だと車の通行も歩行者も多いので大惨事になっていただろう。通行に支障はないが、まだ一部で工事をしていた。 駅ビルの9階のカフェ「キャンベル・アーリー」でフルーツパンケーキでお茶。窓際の席に座れ、眼下に駅前のイルミネーションがよく見えた。 中州の方に戻る。途中で「キャナルシティ博多」を通る。中央に運河の流れるショッピングモールで、規模も大きい。しかしマカオの「ベネチアン・ホテル」を思い出させられ、安っぽく感じる。 中州の屋台で夕食をと思ったが、屋台街は見つからず、少しあった屋台を見て食べる気を失くしたので、中州は通過。 貴賓館の近くの「福岡市赤煉瓦館」の外観を見て、天神へ向かう。天神地下街で食事場所を探すが、あまり良い店は見つからず時間も遅くなったので、うどん屋さんに入って「ごぼう天うどん」と「丸天うどん」。「かろのうろん」の方が遥かに美味しい。天神地下街にあったトイレは、書店か図書館と見まがうようなものだった。 バスでホテルに戻る。今日は一日中ほとんど曇りで、少し寒かった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)