ホテルで朝食。内容は特段の変化なし。胃腸の調子はだいぶ良くなったが、念のため軽く済ませておく。ホテル最上階にあるレストランから、建物の間にチチカカ湖が垣間見られた。水便はなくなり、下痢と言えるかどうかというレベルになっている。
7時45分少し前にロビーに下りると、ガイドさんが迎えに来ていた。すぐにチェックアウトし、車でチチカカ湖畔の港に向かう。ほんの数分。すぐに船の方に向かう。たくさんの船が係留されていて、桟橋にも4隻が横付けで係留され、それを順に渡って私たちの船に乗り込む。と言っても乗客は私たちだけ。すぐに出発。

しばらく走るとトトラ(浮島の材料の水草)の間の水路を進む。
やがて前方に浮島が見えて来ると、チェックポイントがあり船は少し止まってチェックを受ける。そこから少し進むと両側に浮島の並んだ水路となる。その中の比較的小さな島に接岸して上陸。

ちょうど日用品を売る小舟が来ていた。

ガイドさんが島の仕組みなどをミニチュアを使って説明してくれるが、それを島の女性が手伝う。説明が終わるとガイドはこれから10分ほど自由時間にするが、この女性が案内するので家の中なども自由に撮影していいと言う。女性が自宅に案内してくれる。

6畳ほどの一間だけで、寝台が一つその横にも寝るスペースがあり、寝台に4人、横に2人が寝るそうだ。Ameliaに彼女のスカートと上着を貸してくれ撮影。部屋の中は寝具なのか着替えなのかわからない布類が無造作に積み上げられている。部屋の中にはコバエが飛び交い天井にもたくさんとまっていて、家畜小屋のような匂いがする。湖の水で体を洗うとは言っても、お湯ではないので回数が少ないのだろうか。

部屋を出てあらためて周りを見てみると、鳥が飼われており、また隅の方にはペットボトルをはじめゴミがあちこちに捨てられている。
間も無く土産品の売り込みが始まる。

特にテーブルマットのようなものを盛んに売り込んで来る。どれかは買おうと思うが、大き過ぎたり色柄が気に入らなかったりで他の品物にしようとするが、自分が作ったものだからとマットを買って欲しがる。最後に出されたものが色柄とも気に入ったので、価格交渉。もう一人の女性が出て来て交渉の相手となる。なかなか手強い。適当なところで手を打って購入。こういう交渉はあまり気持ちの良いものではない。
ガイドさんにゴミの始末について聞いてみると、週に4回ゴミ収集が来るが確実ではないとのこと。島の中の様子を見るとそれも少し怪しいような気がする。トイレは島から少し離れたトトラの茂みの中で済ませるそうで、料理用の水は湖の水を使うとのこと。昔は火事で島が焼けてしまうこともあったが、今はプロパンガスを使い、ソーラーパネルを設置してテレビや携帯電話なども利用しているそうだ。

葦舟で大きな島まで移動し、そこで来た時の船に乗り換えて港に戻る。陽射しが強く少し暑いほど。


ガイドさんによると、チチカカ湖の対岸の道は密輸に使われる。ボリビアの物価はペルーの半分なので、日用品の密輸も盛んだそうだ。


港から車でフリアカ空港へ向かう。途中の丘の上で少し停車してチチカカ湖を遠望しながら撮影。
フリアカの街は昨日と同じく混雑と喧騒。空港でチェックインを済ませるとガイドさん帰って行った。


待合ロビーでランチボックスの昼食。これまでのボックスの中では最高。とても食べきれないが胃腸の調子もほぼ回復したので、ずいぶん食べられた。
食後、私はVIPラウンジでお茶。
搭乗してみると今日は客が少なく、私たちの横も空席。定刻より少し早く出発。定刻ごろにリマ空港に到着。ところがなかなかハッチが開かずずいぶん待たされる。説明は一切なし。降機すると外は暑い。
迎えてくれたのは先日も世話になったガイドさん。車でホテルに向かうが、相変わらず混沌とした道路状況で、ヒヤヒヤしながらの運転。
ホテルに着いて少し休憩してからお土産を買いにLarcoMarへ。このショッピングセンター内のアルパカ専門店でS、Cへのベビーアルパカのマフラー、Amliaのセーターを買う。私のは気に入ったものはあったがサイズが合わない。近所にMサイズを売っている店はないかと聞いてみると、宿に帰る道筋にあることを教えてくれる。
行ってみるとMサイズがあったが、試着してみると少し大きいのでSサイズを購入。
その少し先のPunto Azulというレストランで夕食。


セビーチェとAroz con Mariscos。どちらも美味しく、量はちょっと多かったが完食できた。

por Andrés

/images/2017/04/slooProImg_20170421173821.jpg/images/2017/04/slooProImg_20170421173821-150x150.jpgAndrésペルー旅行ホテルで朝食。内容は特段の変化なし。胃腸の調子はだいぶ良くなったが、念のため軽く済ませておく。ホテル最上階にあるレストランから、建物の間にチチカカ湖が垣間見られた。水便はなくなり、下痢と言えるかどうかというレベルになっている。 7時45分少し前にロビーに下りると、ガイドさんが迎えに来ていた。すぐにチェックアウトし、車でチチカカ湖畔の港に向かう。ほんの数分。すぐに船の方に向かう。たくさんの船が係留されていて、桟橋にも4隻が横付けで係留され、それを順に渡って私たちの船に乗り込む。と言っても乗客は私たちだけ。すぐに出発。 しばらく走るとトトラ(浮島の材料の水草)の間の水路を進む。 やがて前方に浮島が見えて来ると、チェックポイントがあり船は少し止まってチェックを受ける。そこから少し進むと両側に浮島の並んだ水路となる。その中の比較的小さな島に接岸して上陸。 ちょうど日用品を売る小舟が来ていた。 ガイドさんが島の仕組みなどをミニチュアを使って説明してくれるが、それを島の女性が手伝う。説明が終わるとガイドはこれから10分ほど自由時間にするが、この女性が案内するので家の中なども自由に撮影していいと言う。女性が自宅に案内してくれる。 6畳ほどの一間だけで、寝台が一つその横にも寝るスペースがあり、寝台に4人、横に2人が寝るそうだ。Ameliaに彼女のスカートと上着を貸してくれ撮影。部屋の中は寝具なのか着替えなのかわからない布類が無造作に積み上げられている。部屋の中にはコバエが飛び交い天井にもたくさんとまっていて、家畜小屋のような匂いがする。湖の水で体を洗うとは言っても、お湯ではないので回数が少ないのだろうか。 部屋を出てあらためて周りを見てみると、鳥が飼われており、また隅の方にはペットボトルをはじめゴミがあちこちに捨てられている。 間も無く土産品の売り込みが始まる。 特にテーブルマットのようなものを盛んに売り込んで来る。どれかは買おうと思うが、大き過ぎたり色柄が気に入らなかったりで他の品物にしようとするが、自分が作ったものだからとマットを買って欲しがる。最後に出されたものが色柄とも気に入ったので、価格交渉。もう一人の女性が出て来て交渉の相手となる。なかなか手強い。適当なところで手を打って購入。こういう交渉はあまり気持ちの良いものではない。 ガイドさんにゴミの始末について聞いてみると、週に4回ゴミ収集が来るが確実ではないとのこと。島の中の様子を見るとそれも少し怪しいような気がする。トイレは島から少し離れたトトラの茂みの中で済ませるそうで、料理用の水は湖の水を使うとのこと。昔は火事で島が焼けてしまうこともあったが、今はプロパンガスを使い、ソーラーパネルを設置してテレビや携帯電話なども利用しているそうだ。 葦舟で大きな島まで移動し、そこで来た時の船に乗り換えて港に戻る。陽射しが強く少し暑いほど。 ガイドさんによると、チチカカ湖の対岸の道は密輸に使われる。ボリビアの物価はペルーの半分なので、日用品の密輸も盛んだそうだ。 港から車でフリアカ空港へ向かう。途中の丘の上で少し停車してチチカカ湖を遠望しながら撮影。 フリアカの街は昨日と同じく混雑と喧騒。空港でチェックインを済ませるとガイドさん帰って行った。 待合ロビーでランチボックスの昼食。これまでのボックスの中では最高。とても食べきれないが胃腸の調子もほぼ回復したので、ずいぶん食べられた。 食後、私はVIPラウンジでお茶。 搭乗してみると今日は客が少なく、私たちの横も空席。定刻より少し早く出発。定刻ごろにリマ空港に到着。ところがなかなかハッチが開かずずいぶん待たされる。説明は一切なし。降機すると外は暑い。 迎えてくれたのは先日も世話になったガイドさん。車でホテルに向かうが、相変わらず混沌とした道路状況で、ヒヤヒヤしながらの運転。 ホテルに着いて少し休憩してからお土産を買いにLarcoMarへ。このショッピングセンター内のアルパカ専門店でS、Cへのベビーアルパカのマフラー、Amliaのセーターを買う。私のは気に入ったものはあったがサイズが合わない。近所にMサイズを売っている店はないかと聞いてみると、宿に帰る道筋にあることを教えてくれる。 行ってみるとMサイズがあったが、試着してみると少し大きいのでSサイズを購入。 その少し先のPunto Azulというレストランで夕食。 セビーチェとAroz con Mariscos。どちらも美味しく、量はちょっと多かったが完食できた。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)