今回のCaminoの出発点と決めたフランスのバイヨンヌへ向かう。
成田空港で、リュックは紐などが引っ掛からないようにとビニールの大きなごみ袋に入れて預ける。ビニールが薄くて破れそうなので、チェックインカウンターで袋がないか聞いてみたが、ないとの答え。
成田空港で搭乗時間が近づいたので搭乗口付近で待っていると、放送で呼び出される。預けた荷物の中の髭剃り用の電池が引っ掛かったのだ。充電池ではないのだが、カメラ用のCR123Aというちょっと特殊なもの。機内持ち込みにするようにということだった。
成田から先ずはシャルル・ド・ゴール空港へ。久しぶりのエール・フランス。機内食は結構おいしい。いつものように私は普通食、Ameliaはベジタリアン食にしたが、ベジタリアン食でも卵・乳製品入りなので違和感がなく、春のペルー・メキシコ旅行時のメキシコ航空のが不味かったので、なおさらおいしく感じたのかもしれない。
機内では例によってほとんど映画を見て過ごす。4本見てしまった。その間に合計1時間ほど眠れた。
ド・ゴール空港には定刻より少し早く到着。入国審査を受け荷物を受け取る。そんなに時間はかからなかった。オルリー空港へ移動するバスはすぐにわかり、迷うことなくバス停に到着。窓口で切符を買い、プラットフォームに行ってバスに乗り込むとすぐに出発した。道は混んでいて、日本の日曜日の高速道路のようなノロノロ運転。それでも1時間20分でオルリーに到着。
スマートフォンの機内設定を解除すると、私が使っているプリペイドSIMのTuenti(スペインの携帯通信会社)からすぐにメールが入る。フランスの提携会社の電波が追加料金なしで利用できるとのこと。
オルリー空港からビアリッツ空港へはほぼ定刻通り。1時間ちょっとの行程なのでないと思っていたのだが、飲み物とクラッカー、マドレーヌのサービスがある。短い時間だが少し眠れた。
ビアリッツに着いて荷物を受け取り、空港ビルを出てタクシー乗り場に行くが、タクシーは1台もいない。数人の人影が見えるだけで、彼らは家族の迎えを待っている様子。ビル内に戻ってインフォメーションでたずねると町まで行ったタクシーがしばらくすると戻ってくるので乗り場で待つようにとのこと。地方の小さな飛行場だからこんなものなのだろう。10分ほど待つと1台やってきた。運転手は「こんにちは」「神戸ステーキ」などと日本語の単語を思い出しつつ披露してくれる。スペイン語もできるとのことで途中からはスペイン語での会話。Caminoを歩くことを伝えると、気を付けてと励ましてくれた。
22時半ホテルにチェックイン。シャワー、洗濯、日記。いつもの旅の日々が始まった。
por Andrés
Andrés北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼今回のCaminoの出発点と決めたフランスのバイヨンヌへ向かう。 成田空港で、リュックは紐などが引っ掛からないようにとビニールの大きなごみ袋に入れて預ける。ビニールが薄くて破れそうなので、チェックインカウンターで袋がないか聞いてみたが、ないとの答え。 成田空港で搭乗時間が近づいたので搭乗口付近で待っていると、放送で呼び出される。預けた荷物の中の髭剃り用の電池が引っ掛かったのだ。充電池ではないのだが、カメラ用のCR123Aというちょっと特殊なもの。機内持ち込みにするようにということだった。 成田から先ずはシャルル・ド・ゴール空港へ。久しぶりのエール・フランス。機内食は結構おいしい。いつものように私は普通食、Ameliaはベジタリアン食にしたが、ベジタリアン食でも卵・乳製品入りなので違和感がなく、春のペルー・メキシコ旅行時のメキシコ航空のが不味かったので、なおさらおいしく感じたのかもしれない。 機内では例によってほとんど映画を見て過ごす。4本見てしまった。その間に合計1時間ほど眠れた。 ド・ゴール空港には定刻より少し早く到着。入国審査を受け荷物を受け取る。そんなに時間はかからなかった。オルリー空港へ移動するバスはすぐにわかり、迷うことなくバス停に到着。窓口で切符を買い、プラットフォームに行ってバスに乗り込むとすぐに出発した。道は混んでいて、日本の日曜日の高速道路のようなノロノロ運転。それでも1時間20分でオルリーに到着。 スマートフォンの機内設定を解除すると、私が使っているプリペイドSIMのTuenti(スペインの携帯通信会社)からすぐにメールが入る。フランスの提携会社の電波が追加料金なしで利用できるとのこと。 オルリー空港からビアリッツ空港へはほぼ定刻通り。1時間ちょっとの行程なのでないと思っていたのだが、飲み物とクラッカー、マドレーヌのサービスがある。短い時間だが少し眠れた。 ビアリッツに着いて荷物を受け取り、空港ビルを出てタクシー乗り場に行くが、タクシーは1台もいない。数人の人影が見えるだけで、彼らは家族の迎えを待っている様子。ビル内に戻ってインフォメーションでたずねると町まで行ったタクシーがしばらくすると戻ってくるので乗り場で待つようにとのこと。地方の小さな飛行場だからこんなものなのだろう。10分ほど待つと1台やってきた。運転手は「こんにちは」「神戸ステーキ」などと日本語の単語を思い出しつつ披露してくれる。スペイン語もできるとのことで途中からはスペイン語での会話。Caminoを歩くことを伝えると、気を付けてと励ましてくれた。 22時半ホテルにチェックイン。シャワー、洗濯、日記。いつもの旅の日々が始まった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)