合計距離: 21963 m
最高点の標高: 104 m
最低点の標高: -87 m
累積標高(上り): 548 m
累積標高(下り): -511 m
総所要時間: 07:01:30

6時半に起床。8時に昨夜目星をつけておいた近くのCafeteríaに行って朝食。PA314064ここは朝食セットを何種類も用意している。Desayuno AmericanoとDesayuno Internacionalにする。Americanoはベーコンエッグがつき、Internacionalはクロワッサンのトースト。

ホテルに戻り、支度を済ませて9時10分に出る。支払いは昨日済ませてあるので部屋の鍵をレセプションのテーブルに置いて行くだけで構わないのだが、スタンプをもらいたいのでレセプションで電話してみるが誰も出ない。向かいのAlbergueでもらうことにして行ってみるが、誰もいない。奥に声をかけていたら昨日の受付の男が外から入ってきた。ホテルと同じ経営なので不思議はないが。スタンプをもらい出発。Albergueに泊まった人たちは全員出発済み。

すぐ近くの急な細い坂道を上って市街を抜ける。PA314068昨夜、上の方に見えたErmitaの近くまで上るが、Ermitaそのものはどうということもない建物なのでそちらには寄らずに進む。坂の上から街を振り返るとPA314070、狭い谷底に建物が密集しているのがよくわかる。見た目にはなかなか趣のある風景だが、住むにはどうなのだろう。街の反対側の丘の中腹に鉄道の石のアーチが小さく見える。

丘の上に至ると農村風景になり、牧場も広がっていて家が点在する。PA314073これまでは四角い木造のオレオだったのが、ガリシアに多い長方形のオレオが現れる。

PA314075海が近いとは言っても、牧草地にカモメがたくさん飛来しているのはどうしてだろう。

朝から寒かったが、晴れて太陽が温かく感じられる。今日の行程は20㎞強で、Luarcaの街を出る時の上り坂と、7㎞ほど進んだところで始まる80mほどの上りがほんの少し大変なだけで、あとはわずかな上り下り。

7㎞からの上り坂の手前で上着を脱いだので、汗をかくこともほとんどなく快適な行程だった。

ほとんど小川のようになっている道がある。小石の多い道だっPA314087たのでぬかるむことがなくて助かった。

PA314089PA314090石碑があったので近づいてみると、A los que dieron su vida por la libertad y la democracia.(自由と民主主義のために命をささげた人々へ)とある。Principado de Asturias(アストゥリアス州)がなぜこれを設置したのだろう。石碑には花がささげられ、たくさんのカタツムリが集まっていた。

オレオの模型を庭先に飾っている家がある。オレオにはなかなか思い入れがあるようだ。

PA31409813時半ごろにBarに行き着く。数人のPergrinoが日向のテラスで休んでいる。一声挨拶してから私たちは紫外線とたばこの煙を避けて店内へ。ピンチョスのToetillaとPolloを頼む。Bocadilloの半分ほどの大きさで、結構な量。それにTeとAgua con gas。全部で4.4€と激安だった。向かいの墓地には明日の諸聖人の日のため、墓に花を供えに来る人がたくさんいる。

PA314103オレオの模型をいくつも並べているところがある。やはりここの人たちはオレオが好きなようだ。

PA314110思ったよ早く目的のNaviaの街に着く。河口の港町なのだが、昨夜のLuarcaよりもずっと小さく感じる。PA314115河岸にある公園から見てもあまり趣はない。5分ほど歩いてホテルへ。庭側と川側の部屋を見せてもらい、川側に決める。PA314118窓から目の前に川が見え、満潮で川を潮が遡ってくるのが見える。

シャワー、洗濯、日記。温度調節器を調整すると暖房が入る。

20時すぎに夕食に出かける。インターネットで調べてみるとこの町で一番の店が近くに去あるので、そこに行く。PA314126上階が食堂で、地上階のBarには客が入っているが、食堂は私たちが入って明かりがつけられる。

Menú del díaは昼だけ。アラカルトでイワシ入りのガスパッチョ、サンブリーナ、Capocho。飲み物は白ワインとAgua con gas。PA314127イワシは初めての料理。ガスパッチョの酸味がイワシにはよく合う。PA314128サンブリーナは少し大きめでサンタンデールで食べたものより少し落ちる。Capochoはまずまずの味。店内の雰囲気は良く、味もまずまずだが、私たちが食べ終えた22時過ぎまでほかの客は来なかった。

PA314131店を出るとすっかり寒くなっている。ホテルには入口の暗証番号を教えてもらっているので問題なくは入れれる。部屋は暖房が効いていて暖かい。

34,700歩 22.0㎞

por Andrés

Andrés北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼6時半に起床。8時に昨夜目星をつけておいた近くのCafeteríaに行って朝食。ここは朝食セットを何種類も用意している。Desayuno AmericanoとDesayuno Internacionalにする。Americanoはベーコンエッグがつき、Internacionalはクロワッサンのトースト。 ホテルに戻り、支度を済ませて9時10分に出る。支払いは昨日済ませてあるので部屋の鍵をレセプションのテーブルに置いて行くだけで構わないのだが、スタンプをもらいたいのでレセプションで電話してみるが誰も出ない。向かいのAlbergueでもらうことにして行ってみるが、誰もいない。奥に声をかけていたら昨日の受付の男が外から入ってきた。ホテルと同じ経営なので不思議はないが。スタンプをもらい出発。Albergueに泊まった人たちは全員出発済み。 すぐ近くの急な細い坂道を上って市街を抜ける。昨夜、上の方に見えたErmitaの近くまで上るが、Ermitaそのものはどうということもない建物なのでそちらには寄らずに進む。坂の上から街を振り返ると、狭い谷底に建物が密集しているのがよくわかる。見た目にはなかなか趣のある風景だが、住むにはどうなのだろう。街の反対側の丘の中腹に鉄道の石のアーチが小さく見える。 丘の上に至ると農村風景になり、牧場も広がっていて家が点在する。これまでは四角い木造のオレオだったのが、ガリシアに多い長方形のオレオが現れる。 海が近いとは言っても、牧草地にカモメがたくさん飛来しているのはどうしてだろう。 朝から寒かったが、晴れて太陽が温かく感じられる。今日の行程は20㎞強で、Luarcaの街を出る時の上り坂と、7㎞ほど進んだところで始まる80mほどの上りがほんの少し大変なだけで、あとはわずかな上り下り。 7㎞からの上り坂の手前で上着を脱いだので、汗をかくこともほとんどなく快適な行程だった。 ほとんど小川のようになっている道がある。小石の多い道だったのでぬかるむことがなくて助かった。 石碑があったので近づいてみると、A los que dieron su vida por la libertad y la democracia.(自由と民主主義のために命をささげた人々へ)とある。Principado de Asturias(アストゥリアス州)がなぜこれを設置したのだろう。石碑には花がささげられ、たくさんのカタツムリが集まっていた。 オレオの模型を庭先に飾っている家がある。オレオにはなかなか思い入れがあるようだ。 13時半ごろにBarに行き着く。数人のPergrinoが日向のテラスで休んでいる。一声挨拶してから私たちは紫外線とたばこの煙を避けて店内へ。ピンチョスのToetillaとPolloを頼む。Bocadilloの半分ほどの大きさで、結構な量。それにTeとAgua con gas。全部で4.4€と激安だった。向かいの墓地には明日の諸聖人の日のため、墓に花を供えに来る人がたくさんいる。 オレオの模型をいくつも並べているところがある。やはりここの人たちはオレオが好きなようだ。 思ったよ早く目的のNaviaの街に着く。河口の港町なのだが、昨夜のLuarcaよりもずっと小さく感じる。河岸にある公園から見てもあまり趣はない。5分ほど歩いてホテルへ。庭側と川側の部屋を見せてもらい、川側に決める。窓から目の前に川が見え、満潮で川を潮が遡ってくるのが見える。 シャワー、洗濯、日記。温度調節器を調整すると暖房が入る。 20時すぎに夕食に出かける。インターネットで調べてみるとこの町で一番の店が近くに去あるので、そこに行く。上階が食堂で、地上階のBarには客が入っているが、食堂は私たちが入って明かりがつけられる。 Menú del díaは昼だけ。アラカルトでイワシ入りのガスパッチョ、サンブリーナ、Capocho。飲み物は白ワインとAgua con gas。イワシは初めての料理。ガスパッチョの酸味がイワシにはよく合う。サンブリーナは少し大きめでサンタンデールで食べたものより少し落ちる。Capochoはまずまずの味。店内の雰囲気は良く、味もまずまずだが、私たちが食べ終えた22時過ぎまでほかの客は来なかった。 店を出るとすっかり寒くなっている。ホテルには入口の暗証番号を教えてもらっているので問題なくは入れれる。部屋は暖房が効いていて暖かい。 34,700歩 22.0㎞ por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)