東京の夏が暑過ぎるので、再来年のオリンピックのために夏時間導入の検討を始めたそうだ。相も変わらず繰り返される場当たり主義、刹那主義、そして無責任。

東京の夏がスポーツに適さないことはオリンピック招致前から分かり切っていたこと。しかも選りにも選って7月下旬から8月上旬という最悪の時期。前回の東京オリンピックが10月10日開会だったことを考えれば、当時より温暖化、ヒートアイランド現象の進んでいる現在、夏開催などありえない選択肢だ。それでもなおかつこの時期に決定したのは米国のテレビ放送の都合によることは誰もが知っていること。

「アスリートファースト」だとか「東日本大震災復興」だとか、ありもしない幻想を振りまいてはじめた東京オリンピック。

「決まったことなのだから全力を挙げて成功を」などというのは、単に「やったもん勝ち」を言い換えているに過ぎない。金儲けしか考えず、責任などはどこかに押し付けてしまえばいいとしか思っていないオリンピック関係者、IOC、JOC、東京都、日本政府などに協力する筋合いは全くない。ましてや夏時間など、現状で導入すれば残業の増加、それもサービス残業、寝不足など様々な弊害を生じさせるだけのもの。

夏時間への切り替え時の混乱などは、現場の人間が必死になって対応することだし、その責任は現場に押し付ければ済むだけ。彼らはその程度にしか考えていない。

Andrés政治・経済・国際日記・コラム・つぶやき東京の夏が暑過ぎるので、再来年のオリンピックのために夏時間導入の検討を始めたそうだ。相も変わらず繰り返される場当たり主義、刹那主義、そして無責任。 東京の夏がスポーツに適さないことはオリンピック招致前から分かり切っていたこと。しかも選りにも選って7月下旬から8月上旬という最悪の時期。前回の東京オリンピックが10月10日開会だったことを考えれば、当時より温暖化、ヒートアイランド現象の進んでいる現在、夏開催などありえない選択肢だ。それでもなおかつこの時期に決定したのは米国のテレビ放送の都合によることは誰もが知っていること。 「アスリートファースト」だとか「東日本大震災復興」だとか、ありもしない幻想を振りまいてはじめた東京オリンピック。 「決まったことなのだから全力を挙げて成功を」などというのは、単に「やったもん勝ち」を言い換えているに過ぎない。金儲けしか考えず、責任などはどこかに押し付けてしまえばいいとしか思っていないオリンピック関係者、IOC、JOC、東京都、日本政府などに協力する筋合いは全くない。ましてや夏時間など、現状で導入すれば残業の増加、それもサービス残業、寝不足など様々な弊害を生じさせるだけのもの。 夏時間への切り替え時の混乱などは、現場の人間が必死になって対応することだし、その責任は現場に押し付ければ済むだけ。彼らはその程度にしか考えていない。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)