合計距離: 56600 m
最高点の標高: 885 m
最低点の標高: 844 m
累積標高(上り): 12 m
累積標高(下り): -8 m
総所要時間: 01:07:52

(Camino歩きは中断) 19,100歩

6時半起床。ホテルの前の広場に猟銃らしきものを持った4人が集まり2台の車に分乗して出て行った。イノシシ狩りだろうか。

clip_image001さらに四輪バギーのような車が何台か集まって出て行った。

出発の準備を整えてから、8時に食堂に降りて朝食。今朝はDaniが当番のようだが、眠そう。朝食の内容は昨日と全く同じ。私たちは今日はCaminoを歩かないことにしたので、朝食もそんなにたくさんは食べない。

9時半にタクシーが来ることになっているので、9時過ぎにフロントに行って支払いを済ませる。

部屋に戻って時間をつぶし9時半に荷物を持って下りると、タクシーは来ていて運転手はDaniとおしゃべりしていた。運転手は昨日のことを謝ってきた。

タクシーに乗ってAyerbe駅へ。宿から10分ほど。列車が来るまで1時間近くある。

clip_image002人影もなく寂しい駅だが、待合室に入ってみると窓口が開いていて駅員がいる。Jacaまでの切符を購入。

clip_image003きっと客はほとんどいないと思っていたが、出発時間の15分ほど前からどんどん人がやって来た。ほとんどの客が小さなリュックを背負ったりステッキを持ったりしているのでハイキングか山登りのようだ。

列車が来る前に私は駅員に何番線かを確認していたのだが、おばさん数人があっちのホームだと自信たっぷりに言うのでついて行く。ほかの客も何人か一緒に移動。ところが駅員にあわてて呼び戻された。おばさんたちは私たちに謝っていたが、あの自信たっぷりの根拠は何だったのだろう。

やってきた列車は2両編成で、乗客はほとんどいない。私たちと一緒に乗ったのは30人ほど。

clip_image004ほぼ定刻に発車。最初は山を遠くに見て走っていたが、

clip_image005次第に山に近づき、昨日歩いた時に見たような風景が迫ってくる。

clip_image0061時間ちょっとで、昨日私たちが車を待ったSanta Maria y la Peña駅に到着。ほとんどの客がここで降りた。私たちが歩いた道を逆に歩くのだろうか、先に進もうと思っていたコースを行くのだろうか。予報と少し違って曇っているが雨は降っていない。

私たちは列車に乗り続ける。

clip_image007この駅から次第に周囲の風景は開け始める。

clip_image008Jaca駅に定刻より少し早く到着。降りたのは乗務員二人と私たち以外には3人だけ。

clip_image009駅はJacaの街はずれにあるので、秋枯れのプラタナスの並木を歩いて中心街に向かう。

clip_image010小さいとは言ってもさすがに都会。通りを歩く人々も少なくはない。

clip_image011街の反対側まで歩いて今日明日のホテルに到着。4つ星だが1泊46€。安いHostalと大差ない値段で快適に過ごせるのだから、1~2㎞歩くのは何ということもない。

チェックイン時にMonasterios de San Juan de la Peñaに行く方法を教えてもらう。街の中心のバスセンターからバスが出るが、行きは9時20分発、帰りは14時発。月曜日は運行しないとのこと。これで明日はJacaで過ごすことが決まった。

部屋で1時間ほど今後のことを検討し、街まで昼食に出かける。バスセンターに寄ってバスを確認するが、窓口の人はMonasterio行きのことはここでは分からないのでTurismoで聞いてくれとのこと。Turismoは今日は日曜日で休みなので、明日訪ねることにする。

昼食は最初に入ろうとした店は満席。次にはやっていそうな店に入ると、ここも満席なので待つように言われる。入口のメニューを検討しながら待ち始めるとおじいさんが話しかけてくる。ワインで少し酔った人かと思ったら、この店の主人だったらしく、すぐにテーブルを用意してくれた。

clip_image012clip_image013一皿目はバカラオのサラダとチキンサラダ。

clip_image014clip_image015二皿目は牛肉の煮込みとメルルーサ。

clip_image016デザートはナティージャとチョコレートケーキ。

いずれも大したことはない。客がたくさん入っているので期待したが、特に美味しい訳でも安い訳でもない。

Catedral de San Pedroに入ってみる。

clip_image017中央祭壇の後ろにオルガンのパイプがあるという珍しい配置。

脇にMuseoの入口があるが、日曜日は休みなので明日再訪することにする。

clip_image018Jaca市内第一の見どころ、Ciudadelaに行く。函館の五稜郭や長野県の龍岡城と同形式の星形の城塞。17時過ぎに入ると、最後の回のガイドツアーになる。全部で10人ほどが参加。

城内各部の役割の説明を受けながら半周する。

clip_image020郊外の山は雪をかぶり、冷たい風が吹いてきて寒い。

clip_image021ガイドツアーが終わると暗くなりかけているが、Museoを各自で見学。

clip_image022スペインの軍隊博物館はどこもそうだが、ひたすらミニチュアの膨大な数の兵隊をそれぞれの戦闘を模して並べているだけ、と言ってもいいような内容。 

clip_image023見終えて城を出たのは18時半で、すっかり暗くなっていたが、まだ城内には数人が残っていた。

中心街に戻ってChuleríaでチューロとチョコラーテで身体を温めてからホテルに帰る。

シャワー―を浴び日記を書くが、夜までの外出のせいか、Camino歩きをしなかった気の緩みからか、眠くなって早めに寝てしまった。 

/images/2018/11/clip_image018-15-644x430.png/images/2018/11/clip_image018-15-150x150.pngAndrésカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼(Camino歩きは中断) 19,100歩 6時半起床。ホテルの前の広場に猟銃らしきものを持った4人が集まり2台の車に分乗して出て行った。イノシシ狩りだろうか。 さらに四輪バギーのような車が何台か集まって出て行った。 出発の準備を整えてから、8時に食堂に降りて朝食。今朝はDaniが当番のようだが、眠そう。朝食の内容は昨日と全く同じ。私たちは今日はCaminoを歩かないことにしたので、朝食もそんなにたくさんは食べない。 9時半にタクシーが来ることになっているので、9時過ぎにフロントに行って支払いを済ませる。 部屋に戻って時間をつぶし9時半に荷物を持って下りると、タクシーは来ていて運転手はDaniとおしゃべりしていた。運転手は昨日のことを謝ってきた。 タクシーに乗ってAyerbe駅へ。宿から10分ほど。列車が来るまで1時間近くある。 人影もなく寂しい駅だが、待合室に入ってみると窓口が開いていて駅員がいる。Jacaまでの切符を購入。 きっと客はほとんどいないと思っていたが、出発時間の15分ほど前からどんどん人がやって来た。ほとんどの客が小さなリュックを背負ったりステッキを持ったりしているのでハイキングか山登りのようだ。 列車が来る前に私は駅員に何番線かを確認していたのだが、おばさん数人があっちのホームだと自信たっぷりに言うのでついて行く。ほかの客も何人か一緒に移動。ところが駅員にあわてて呼び戻された。おばさんたちは私たちに謝っていたが、あの自信たっぷりの根拠は何だったのだろう。 やってきた列車は2両編成で、乗客はほとんどいない。私たちと一緒に乗ったのは30人ほど。 ほぼ定刻に発車。最初は山を遠くに見て走っていたが、 次第に山に近づき、昨日歩いた時に見たような風景が迫ってくる。 1時間ちょっとで、昨日私たちが車を待ったSanta Maria y la Peña駅に到着。ほとんどの客がここで降りた。私たちが歩いた道を逆に歩くのだろうか、先に進もうと思っていたコースを行くのだろうか。予報と少し違って曇っているが雨は降っていない。 私たちは列車に乗り続ける。 この駅から次第に周囲の風景は開け始める。 Jaca駅に定刻より少し早く到着。降りたのは乗務員二人と私たち以外には3人だけ。 駅はJacaの街はずれにあるので、秋枯れのプラタナスの並木を歩いて中心街に向かう。 小さいとは言ってもさすがに都会。通りを歩く人々も少なくはない。 街の反対側まで歩いて今日明日のホテルに到着。4つ星だが1泊46€。安いHostalと大差ない値段で快適に過ごせるのだから、1~2㎞歩くのは何ということもない。 チェックイン時にMonasterios de San Juan de la Peñaに行く方法を教えてもらう。街の中心のバスセンターからバスが出るが、行きは9時20分発、帰りは14時発。月曜日は運行しないとのこと。これで明日はJacaで過ごすことが決まった。 部屋で1時間ほど今後のことを検討し、街まで昼食に出かける。バスセンターに寄ってバスを確認するが、窓口の人はMonasterio行きのことはここでは分からないのでTurismoで聞いてくれとのこと。Turismoは今日は日曜日で休みなので、明日訪ねることにする。 昼食は最初に入ろうとした店は満席。次にはやっていそうな店に入ると、ここも満席なので待つように言われる。入口のメニューを検討しながら待ち始めるとおじいさんが話しかけてくる。ワインで少し酔った人かと思ったら、この店の主人だったらしく、すぐにテーブルを用意してくれた。 一皿目はバカラオのサラダとチキンサラダ。 二皿目は牛肉の煮込みとメルルーサ。 デザートはナティージャとチョコレートケーキ。 いずれも大したことはない。客がたくさん入っているので期待したが、特に美味しい訳でも安い訳でもない。 Catedral de San Pedroに入ってみる。 中央祭壇の後ろにオルガンのパイプがあるという珍しい配置。 脇にMuseoの入口があるが、日曜日は休みなので明日再訪することにする。 Jaca市内第一の見どころ、Ciudadelaに行く。函館の五稜郭や長野県の龍岡城と同形式の星形の城塞。17時過ぎに入ると、最後の回のガイドツアーになる。全部で10人ほどが参加。 城内各部の役割の説明を受けながら半周する。 郊外の山は雪をかぶり、冷たい風が吹いてきて寒い。 ガイドツアーが終わると暗くなりかけているが、Museoを各自で見学。 スペインの軍隊博物館はどこもそうだが、ひたすらミニチュアの膨大な数の兵隊をそれぞれの戦闘を模して並べているだけ、と言ってもいいような内容。  見終えて城を出たのは18時半で、すっかり暗くなっていたが、まだ城内には数人が残っていた。 中心街に戻ってChuleríaでチューロとチョコラーテで身体を温めてからホテルに帰る。 シャワー―を浴び日記を書くが、夜までの外出のせいか、Camino歩きをしなかった気の緩みからか、眠くなって早めに寝てしまった。 退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)