Tercera Peregrinación 22(11/14 Santa Cillia~Bertún)
最高点の標高: 753 m
最低点の標高: 626 m
累積標高(上り): 934 m
累積標高(下り): -881 m
総所要時間: 05:27:44
16.2㎞ 29,600歩
設定を変えていなかったので6時半に目覚ましが鳴る。しかし朝食は9時からなのであらためて7時半に目覚ましをセットして寝直す。鳴る前に起きてしまったが。
出発の準備を全て済ませて、9時前に出かけ、村の中を少しだけ散策する。静かできれいな家並み。
4歳の誕生日を祝う飾りつけをした家があった。
9時にBar Ascasoに行くと、主人が迎えてくれる。テーブルに朝食がセットされている。Café con leche、オレンジジュース、トーストにバターとジャム、マフィン。最も簡素な部類だが、トーストは焼き立てを持ってきてくれるのがありがたい。食後勘定を済ませる。1泊2食で66€。
部屋に戻って荷物を背負い、Barにもう一度行って鍵を返す。ここのBarは客が来ないのかと思っていたら、数人の客が入っていた。
ここの主人、昨日着いた時には「役立たずのぐうたらおやじ」という印象だったが、昨夜と今朝はテキパキと効率的に仕事をこなす人という感じ。第一印象とこんなに違う人も珍しい。
ペレグリーノ像で記念撮影し、泊まった宿(写真中央)を振り返って出発したのは10時近かった。
Puente la Reina de Jacaまでの道は殆どが国道に沿った田舎道。坂もなく非常に楽。
黄金色に黄葉した林が美しい。
Centro de Vacaciones。入口のBarは営業中のようだが、中のキャンプ場は閉まっている模様。
Caminoを示す矢印が国道から左にそれる道に導くが、行ってみると茨が生い茂っていてとても抜けられないので国道に引き返す。
Santiagoまで809.1㎞の標識がある。私たちは今回ははるか手前までしか行かない。
Puente la Reina de Jacaが近づいて国道からアラゴン川の方へ下ると、賽の河原のように石を積んだのが無数にある。Peregrinoたちが積んで行ったのだろう。
Puente la Reina de Jaca。これはオリジナルではなく1880年に架けられたもの。大型トラックが通っていた。今回の私たちの道の終点であるPuente la Reinaにはオリジナルのものが残っている。
橋を渡って町に入ったところにBarがあるが、閉まっている。
少し先にMesón AnayaとHotel Anayaがある。ここは当初泊まる予定にしていたところだが、今朝発ったSanta Ciliaから6㎞ほどと、あまりにも近いのでやめたホテル。Mesónは営業中だったので入る。するとここのCamareroは、ハーフですから日本語で大丈夫です、と言ってくる。父親が日本人、母親がスペイン人で、日本の高校と大学を出、スペイン人と結婚してこの町に暮らしているとのこと。日本人がここを通りかかることはほとんどないそうだ。トルティーヤで軽いお昼にする。
ここからは国道を歩くことになる。歩道はない上に車は100㎞近いスピードで走るので、ちょっと怖い。私たちが歩いていると車は反対車線まで避けてくれるのだが。
やっと国道から脇道に逸れたと思ったら、途中で道が水没して池になっている。国道に引き返して進む。
殆どが黄葉なのだが、たまに紅葉がある。
丈の低いものだが、素晴らしい色になっているのもある。
振り返ると昨日訪れた修道院のあった山が遠望できる。
今日の目的地、Bertúnの町が見えてくる。まだ恐らく6~7㎞先だろう。
ほとんど直線道路なので、なおさらなかなか近づかないように感じる。
麓にたどり着くと、
複雑に曲がる急坂を上り教会へ。
そのすぐ前が今日の宿、Hostal Rincón de Emilio。案内された部屋は昔ながらのHostalそのものと言った感じ。
Barに降りてコーヒーを飲みながらWiFiをつないで明日の宿を探す。Casa Ruralが2軒あるが、電話を何度かけてもどちらも出ない。Albergueがあるので、調べてみたら暖房があるとのことなので、そこに泊まることにする。電話をかけるが誰も出ないので、メールで連絡しておく。返事が来れば安心なのだが。
町の中を散策してみる。
彼方に先ほど歩いてきた真っ直ぐの道が見える。
職人が切り落としているそばで子供たちが葉のついた枝で遊んでいる。
町の反対側から見ると、アラゴン川が運んできて堆積したのか、灰色の、雨が降るとねちょねちょになって私たちを苦しめる土が丘のように連なっている。
この町には古い家が多く、きれいに使われているものと廃屋のようになっているものが混在している。
部屋に戻ってシャワー、日記書き。
20時から下のBarで夕食。
注文した後、薪の燃えている炉のところに行ってPollo Asadoもここで作るのかと聞くと、そうだけど今日はPolloはない、明日仕入れるとのこと。私の注文したPolloはasadoではないと言うことか。
キノコのステーキ。ニンニクがよく効いていて美味しいが、塩のかけ過ぎ。
魚介とマカロニのスープ。スペインでは珍しく熱々。これは美味しい。
Polloは昨夜と同様、煮込みだった。asadoではなく、残念。しかも昨日の方が美味しい。
サーモンのステーキ。これは単純においしい。
デザートはチョコレートアイスクリームとバニラアイスクリーム。
今日はもう日記をほとんど書いたので、ワインを少し多めに飲んで眠い。早めに床に就くことにしよう。
BarではWiFiが使えるが、Albergueからの返事はない。明日電話してみるか。
https://dosperegrinos.net/2018/11/15/tercera-peregrinacin-22%ef%bc%8811-14-santa-cillia%ef%bd%9ebertn%ef%bc%89//images/2018/11/clip_image015-21-644x430.png/images/2018/11/clip_image015-21-150x150.pngカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼16.2㎞ 29,600歩 設定を変えていなかったので6時半に目覚ましが鳴る。しかし朝食は9時からなのであらためて7時半に目覚ましをセットして寝直す。鳴る前に起きてしまったが。 出発の準備を全て済ませて、9時前に出かけ、村の中を少しだけ散策する。静かできれいな家並み。 4歳の誕生日を祝う飾りつけをした家があった。 9時にBar Ascasoに行くと、主人が迎えてくれる。テーブルに朝食がセットされている。Café con leche、オレンジジュース、トーストにバターとジャム、マフィン。最も簡素な部類だが、トーストは焼き立てを持ってきてくれるのがありがたい。食後勘定を済ませる。1泊2食で66€。 部屋に戻って荷物を背負い、Barにもう一度行って鍵を返す。ここのBarは客が来ないのかと思っていたら、数人の客が入っていた。 ここの主人、昨日着いた時には「役立たずのぐうたらおやじ」という印象だったが、昨夜と今朝はテキパキと効率的に仕事をこなす人という感じ。第一印象とこんなに違う人も珍しい。 ペレグリーノ像で記念撮影し、泊まった宿(写真中央)を振り返って出発したのは10時近かった。 Puente la Reina de Jacaまでの道は殆どが国道に沿った田舎道。坂もなく非常に楽。 黄金色に黄葉した林が美しい。 Centro de Vacaciones。入口のBarは営業中のようだが、中のキャンプ場は閉まっている模様。 Caminoを示す矢印が国道から左にそれる道に導くが、行ってみると茨が生い茂っていてとても抜けられないので国道に引き返す。 Santiagoまで809.1㎞の標識がある。私たちは今回ははるか手前までしか行かない。 Puente la Reina de Jacaが近づいて国道からアラゴン川の方へ下ると、賽の河原のように石を積んだのが無数にある。Peregrinoたちが積んで行ったのだろう。 Puente la Reina de Jaca。これはオリジナルではなく1880年に架けられたもの。大型トラックが通っていた。今回の私たちの道の終点であるPuente la Reinaにはオリジナルのものが残っている。 橋を渡って町に入ったところにBarがあるが、閉まっている。 少し先にMesón AnayaとHotel Anayaがある。ここは当初泊まる予定にしていたところだが、今朝発ったSanta Ciliaから6㎞ほどと、あまりにも近いのでやめたホテル。Mesónは営業中だったので入る。するとここのCamareroは、ハーフですから日本語で大丈夫です、と言ってくる。父親が日本人、母親がスペイン人で、日本の高校と大学を出、スペイン人と結婚してこの町に暮らしているとのこと。日本人がここを通りかかることはほとんどないそうだ。トルティーヤで軽いお昼にする。 ここからは国道を歩くことになる。歩道はない上に車は100㎞近いスピードで走るので、ちょっと怖い。私たちが歩いていると車は反対車線まで避けてくれるのだが。 やっと国道から脇道に逸れたと思ったら、途中で道が水没して池になっている。国道に引き返して進む。 殆どが黄葉なのだが、たまに紅葉がある。 丈の低いものだが、素晴らしい色になっているのもある。 振り返ると昨日訪れた修道院のあった山が遠望できる。 今日の目的地、Bertúnの町が見えてくる。まだ恐らく6~7㎞先だろう。 ほとんど直線道路なので、なおさらなかなか近づかないように感じる。 麓にたどり着くと、 複雑に曲がる急坂を上り教会へ。 そのすぐ前が今日の宿、Hostal Rincón de Emilio。案内された部屋は昔ながらのHostalそのものと言った感じ。 Barに降りてコーヒーを飲みながらWiFiをつないで明日の宿を探す。Casa Ruralが2軒あるが、電話を何度かけてもどちらも出ない。Albergueがあるので、調べてみたら暖房があるとのことなので、そこに泊まることにする。電話をかけるが誰も出ないので、メールで連絡しておく。返事が来れば安心なのだが。 町の中を散策してみる。 彼方に先ほど歩いてきた真っ直ぐの道が見える。 職人が切り落としているそばで子供たちが葉のついた枝で遊んでいる。 町の反対側から見ると、アラゴン川が運んできて堆積したのか、灰色の、雨が降るとねちょねちょになって私たちを苦しめる土が丘のように連なっている。 この町には古い家が多く、きれいに使われているものと廃屋のようになっているものが混在している。 部屋に戻ってシャワー、日記書き。 20時から下のBarで夕食。 注文した後、薪の燃えている炉のところに行ってPollo Asadoもここで作るのかと聞くと、そうだけど今日はPolloはない、明日仕入れるとのこと。私の注文したPolloはasadoではないと言うことか。 キノコのステーキ。ニンニクがよく効いていて美味しいが、塩のかけ過ぎ。 魚介とマカロニのスープ。スペインでは珍しく熱々。これは美味しい。 Polloは昨夜と同様、煮込みだった。asadoではなく、残念。しかも昨日の方が美味しい。 サーモンのステーキ。これは単純においしい。 デザートはチョコレートアイスクリームとバニラアイスクリーム。 今日はもう日記をほとんど書いたので、ワインを少し多めに飲んで眠い。早めに床に就くことにしよう。 BarではWiFiが使えるが、Albergueからの返事はない。明日電話してみるか。Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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