合計距離: 8557 m
最高点の標高: 0 m
最低点の標高: 0 m
累積標高(上り): 0 m
累積標高(下り): 0 m

14.8km 25,700歩

6時半起床。

8時過ぎから下のBarで朝食。宿の主人(お父さん?)が用意してくれる。

9時20分ごろ出発。今朝も寒くないので、上着は2枚、しばらくは手袋をして歩く。

町を下る途中、朝日の方向に修道院のある山が見える。

clip_image003舗装道路をしばらく歩き、少し坂を下るとアラゴン川を渡る。

またしばらく舗装道路で緩やかな坂を上ると、Puente la Reina de Jacaから川の左岸を通ってきたCaminoと合流し、間もなく土の田舎道に入る。

clip_image004最初は直線で幅も広く、歩きやすい。

clip_image005しかし次第に荒れてきて、大きな水たまりやぬかるみで靴が汚れる。

clip_image006昨日、Berdúnの町から見えたのと同じ地形がアラゴン川の対岸にも広がっている。

clip_image007そんな地形の場所に入ると、道の両側は砂か砂利を積んだように見えるが、実際は粘土質が固まったようなもの。

clip_image008今日は荷物を下ろして休むような場所はないので、この木の橋で休憩。持参のお菓子やバナナでエネルギー補給。

clip_image009泉がある。冷たくきれいな水が湧いているが、残念ながら飲めない。

この後ポツンとある家の前を通ると大小2頭の犬が出てきて、小さい方は離れて吠え掛かり、大きい方は近づいて舐めてくる。Ameliaは手を舐められて手袋をよだれで汚され、私はカメラを入れているリュックのポケットをよだれで濡らされる。さらにお尻も舐められる。そこは幸いほんの少し汚されただけで済んだが。ピレネー犬の雑種のようなので大きい。どんな性格か分からないので追い払うのも怖いので困ってしまった。田舎道を歩いていると放し飼いの犬に出会うことがよくあるが、こんな経験は初めてだ。

clip_image010畑の耕作具合の違いがよくわかる場所がある。手前のようにまず鋤で大きく掘り返し、左奥のように少し砕き、右奥のように細かくして均す。今は大型機械でやっているから良いが、50年ぐらい前までは家畜の力でやっていたのだろう。当然そんなに広い畑は耕せなかっただろうし、貧しかっただろう。

clip_image011今日の目的地、Artiedaが見えてきた。ここもまた丘の上にできた村。例によって到着直前には急坂を上らなければならない。

clip_image012村の入口に墓地があり、諸聖人の日から半月経っているのに鮮やかな花がたくさん残っている。鉢植えと造花のようだ。

clip_image013村に入るとタクシーが2台置いてある。運転手はいないし、あたりに人の気配もないので営業中とは思えないが、Jacaのような都市以外でタクシーを見かけることそのものが珍しい。ましてや2台。何だったのだろう。

clip_image014今日の宿に到着。ここはAlbergue Bar Restauranteという初めての形式。入るとすぐに部屋に案内してくれる。

clip_image0152段ベッドが2組の小さな4人部屋。暖房のラジエターがあり、すぐに入れてくれた。このAlbergueにはこんな部屋が5つ。シャワー、トイレ、洗面台が2つずつある浴室が2つ。Albergueとしては設備が整っている。

夕食は7時としたが、まだ2時過ぎでお腹が空いているので何か食べようと下に降りてみる。食堂にはきちんとテーブルがセットされていて何人かの客が食事に取り掛かろうとしている。軽い食事で済まそうと思い、外に出てTabernaに行ってみる。しかしここは飲み物だけだとのこと。これでは「食べるな」だ。

Albergueに戻り、食事をとることにする。10人ほどの客が食事をしている。

clip_image016パン、ワイン、水が供され、

clip_image017clip_image018一皿目は魚のスープ、インゲン・チョリソー・野菜のスープ。

clip_image019clip_image020二皿目はメルルーサ、肉団子。

clip_image021デザートは焼きリンゴ、クワハーダ。

どれも比較的薄味で美味しかった。

お腹いっぱいになったので夕食はキャンセル。

手持ちの現金が残り少なくなっているのでカード払いができるか聞いてみると、この辺りでは珍しく可能。助かった。ATMがないかも聞くが、案の定ない。明日の朝食も含めて支払いを済ませる。

部屋に戻りシャワー。他にPeregrinoはいないようだが、1号室を1人が使っている。入口ドアにPrivadoと貼り紙してあるので客なのかどうかも分からないが、彼が浴室を私たちと共用。

あとはゆっくり日記を書き、たまったブログをアップする。

/images/2018/11/clip_image007-25-644x430.png/images/2018/11/clip_image007-25-150x150.pngAndrésカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼14.8km 25,700歩 6時半起床。 8時過ぎから下のBarで朝食。宿の主人(お父さん?)が用意してくれる。 9時20分ごろ出発。今朝も寒くないので、上着は2枚、しばらくは手袋をして歩く。 町を下る途中、朝日の方向に修道院のある山が見える。 舗装道路をしばらく歩き、少し坂を下るとアラゴン川を渡る。 またしばらく舗装道路で緩やかな坂を上ると、Puente la Reina de Jacaから川の左岸を通ってきたCaminoと合流し、間もなく土の田舎道に入る。 最初は直線で幅も広く、歩きやすい。 しかし次第に荒れてきて、大きな水たまりやぬかるみで靴が汚れる。 昨日、Berdúnの町から見えたのと同じ地形がアラゴン川の対岸にも広がっている。 そんな地形の場所に入ると、道の両側は砂か砂利を積んだように見えるが、実際は粘土質が固まったようなもの。 今日は荷物を下ろして休むような場所はないので、この木の橋で休憩。持参のお菓子やバナナでエネルギー補給。 泉がある。冷たくきれいな水が湧いているが、残念ながら飲めない。 この後ポツンとある家の前を通ると大小2頭の犬が出てきて、小さい方は離れて吠え掛かり、大きい方は近づいて舐めてくる。Ameliaは手を舐められて手袋をよだれで汚され、私はカメラを入れているリュックのポケットをよだれで濡らされる。さらにお尻も舐められる。そこは幸いほんの少し汚されただけで済んだが。ピレネー犬の雑種のようなので大きい。どんな性格か分からないので追い払うのも怖いので困ってしまった。田舎道を歩いていると放し飼いの犬に出会うことがよくあるが、こんな経験は初めてだ。 畑の耕作具合の違いがよくわかる場所がある。手前のようにまず鋤で大きく掘り返し、左奥のように少し砕き、右奥のように細かくして均す。今は大型機械でやっているから良いが、50年ぐらい前までは家畜の力でやっていたのだろう。当然そんなに広い畑は耕せなかっただろうし、貧しかっただろう。 今日の目的地、Artiedaが見えてきた。ここもまた丘の上にできた村。例によって到着直前には急坂を上らなければならない。 村の入口に墓地があり、諸聖人の日から半月経っているのに鮮やかな花がたくさん残っている。鉢植えと造花のようだ。 村に入るとタクシーが2台置いてある。運転手はいないし、あたりに人の気配もないので営業中とは思えないが、Jacaのような都市以外でタクシーを見かけることそのものが珍しい。ましてや2台。何だったのだろう。 今日の宿に到着。ここはAlbergue Bar Restauranteという初めての形式。入るとすぐに部屋に案内してくれる。 2段ベッドが2組の小さな4人部屋。暖房のラジエターがあり、すぐに入れてくれた。このAlbergueにはこんな部屋が5つ。シャワー、トイレ、洗面台が2つずつある浴室が2つ。Albergueとしては設備が整っている。 夕食は7時としたが、まだ2時過ぎでお腹が空いているので何か食べようと下に降りてみる。食堂にはきちんとテーブルがセットされていて何人かの客が食事に取り掛かろうとしている。軽い食事で済まそうと思い、外に出てTabernaに行ってみる。しかしここは飲み物だけだとのこと。これでは「食べるな」だ。 Albergueに戻り、食事をとることにする。10人ほどの客が食事をしている。 パン、ワイン、水が供され、 一皿目は魚のスープ、インゲン・チョリソー・野菜のスープ。 二皿目はメルルーサ、肉団子。 デザートは焼きリンゴ、クワハーダ。 どれも比較的薄味で美味しかった。 お腹いっぱいになったので夕食はキャンセル。 手持ちの現金が残り少なくなっているのでカード払いができるか聞いてみると、この辺りでは珍しく可能。助かった。ATMがないかも聞くが、案の定ない。明日の朝食も含めて支払いを済ませる。 部屋に戻りシャワー。他にPeregrinoはいないようだが、1号室を1人が使っている。入口ドアにPrivadoと貼り紙してあるので客なのかどうかも分からないが、彼が浴室を私たちと共用。 あとはゆっくり日記を書き、たまったブログをアップする。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)