7時起床。朝食を終えたところでタクシーを呼んでくれるように頼み、部屋に戻って出発準備。8時20分にはチェックアウト。タクシーでフェリーターミナルへ向かう。10分ほどで到着。小さなターミナルに見え、フェリーは1隻もいない。まだ早すぎたのかもしれないが、人は60分前、車は90分前までに乗るようにとの注意書きがあるのに。

9時になっても船は現れず、情報ディスプレイには予約してある10時発の便が出てこない。窓口に行ってスマートフォンの搭乗券画面を見せると、遅れているとのこと。12時半発だそうだ。あらためて12時半発の印字されている搭乗券をプリントアウトしてくれる。乗船は11時半だそうなのでまだあ2時間半も待たなければならない。ターミナルの周囲には何もなく、中には売店があるだけ。スマートフォンでニュースなどを読んで過ごし、あとは周囲を歩き回ってみる。

20191205_101910私たちが乗るのとは別のフェリーが入港し、その後に私たちの乗るのが入港。先の船が出港し、また別のが入港。私たちの乗るのはバルセローナから来たもの。ニュースによるとカタルーニャは大雨で洪水になっているところもあるようなので、荒天で遅れたのかもしれない。

11時50分にようやく乗船。乗船前には空港でと同じようなセキュリティーチェックがある。先日の乗船時にはなかったのに。座席は自由席。20191205_121321席に荷物や上着を置き、船内のBarでボカディージョとケーキ、Agua con gas、Limonadaを買い、サロンで食べる。まだ出港までに時間があったので、船内を歩き回る。甲板にも出てみるが、すっかり晴れて暖かい。

12時40分にようやく出港。客は先日のBarcelona~Maóよりも多い。出港して1時間ほど座席で眠る。1時半ごろに船内放送でレストランの営業開始が告げられる。このぶんだとAlcúdia着は15時ごろになりそうで、それから昼食では時間が無くなってしまうので、船内で食べることにする。20191205_13481720191205_134821 カフェテリア形式。サラダ、鶏肉のステーキのポテトフライと温野菜添え、サーモンのムニエルの温野菜とポテトフライ添え、パン、デザートのヨーグルトとアイスクリームを選ぶ。直径1.5mほどの鍋にパエージャがあって人気だったが、あれが美味しかったのかもしれない。私たちのは安食堂の味そのものだった。レストランでは最初はトラックの運転手らしき男たちばかりが食事をしていたが、やがて家族連れなども入ってきていた。食後はまた船内を歩き回る。

15時にAlcúdia着。降りる人は多かったが、ほとんどは車。車無しで降りたのは十数人だろうか。彼らの多くは誰かが迎えに来ていた。中心街に行くには、十数分歩いて港町に出て、そこからバスに乗る以外にはタクシーしかない。フェリーターミナルを出るとタクシーは1台だけ。それに乗って旧市街に行く。

ホテル前までは車は入れず、少し手前の城壁の外で降ろされる。ホテルはそこからほんの十数メートル。チェックインすると外に出て20mほど歩いて別の建物に連れていかれる。そこが私たちの泊まるホテル。建物の入口と部屋の鍵を渡される。受付は3つのホテルの共用になっているようだ。

荷物を片付けて出かける。受付に行ってホテルの説明書と街の地図をもらう。タクシーを降りたところの少し先にTurismoがあるがもう閉まっている。

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しかし明日乗るPalma行きのバスの時刻表は貼ってあるので、もう十分。その先にバス停が見えた。

20191205_160123街は城壁に囲まれているので、城壁に沿って外周を一回り。途中で10代の男女がもめているのに出くわす。女の子は泣いていたようだ。スマートフォンのケースを落としたので、その旨教えてあげたが、他人を受け付けないような雰囲気。近くに知人らしき人が立っていたし、少し離れた車の人も心配そうに見ていたので大したことにはならないだろう。

20191205_162958町を一周したところで城壁の内側に入り反対周りで進む。途中で城壁の上に上がれたので上を進む。外には新市街があるが少しだが畑などもあってのどかな景色。半周ほどで城壁を下ろされる。

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そこからは壁の内側を歩いて元に戻る。

Barで一休み。Ameliaがお茶を頼むが、メニューに載っているのを頼むと、Camareroはたぶんないだろうがと言いながら店内に戻る。今度は数種類の紅茶を持ってきてどれにするかと選ばせる。あまり売れないのだろう。

20191205_174048ホテルに戻る頃には夕暮れて、ライトアップされた城壁が美しい。

ホテルに戻ってみると水道の水が出ない。お湯も水も。受付に行くともう閉まっている。入口に貼ってある紙に、受付がいないときに用事があれば向かいのBarへと書いてあるので、Barに行って水道が出ないと伝える。すぐに一緒に部屋まで来てくれ、水が出ないのを確認して、ちょっと待ってくれと言ってどこかへ行ってしまう。数分で戻ってきて水が出ることを確認してくれた。スペインでは珍しく素早い対応だった。

明日のホテルの予約。今回の旅の主要目的地であるPalma de Mallorcaに明日ようやく到着。

20時近くなってお腹が空いてきたので、このホテル内のレストランに行く。地上階で、外に出なくても行ける。マグロのたたき、餃子、寿司などもあって心配したが、普通のメニューもある。 20191205_20144520191205_201913シシトウの揚げ物とPancitta、ロゼワインと赤ワインをグラスで、Agua con gas、パンにアリオリソースとオリーブを添えたもの。まずまずの味。結構流行っている店のようで少し早めの時間だったが客も良く入っていた。

隣の席に家族連れがいたが、2才ぐらいの男の子と4~5歳の兄。弟がちょろちょろ歩き回るがニコニコして可愛い。ときどきお兄ちゃんが面倒を見に行くが、店の中を歩き回っても客も店員も気にしない。スペインは小さな子に寛容だ。

レストランは宿泊客は10%割引。

食事を終えて階段を上って部屋に戻る。シャワーを浴び、日記を書く。外がすこし騒がしかったが、23時になるとすっかり静かになった。

Andrésスペイン旅行7時起床。朝食を終えたところでタクシーを呼んでくれるように頼み、部屋に戻って出発準備。8時20分にはチェックアウト。タクシーでフェリーターミナルへ向かう。10分ほどで到着。小さなターミナルに見え、フェリーは1隻もいない。まだ早すぎたのかもしれないが、人は60分前、車は90分前までに乗るようにとの注意書きがあるのに。 9時になっても船は現れず、情報ディスプレイには予約してある10時発の便が出てこない。窓口に行ってスマートフォンの搭乗券画面を見せると、遅れているとのこと。12時半発だそうだ。あらためて12時半発の印字されている搭乗券をプリントアウトしてくれる。乗船は11時半だそうなのでまだあ2時間半も待たなければならない。ターミナルの周囲には何もなく、中には売店があるだけ。スマートフォンでニュースなどを読んで過ごし、あとは周囲を歩き回ってみる。 私たちが乗るのとは別のフェリーが入港し、その後に私たちの乗るのが入港。先の船が出港し、また別のが入港。私たちの乗るのはバルセローナから来たもの。ニュースによるとカタルーニャは大雨で洪水になっているところもあるようなので、荒天で遅れたのかもしれない。 11時50分にようやく乗船。乗船前には空港でと同じようなセキュリティーチェックがある。先日の乗船時にはなかったのに。座席は自由席。席に荷物や上着を置き、船内のBarでボカディージョとケーキ、Agua con gas、Limonadaを買い、サロンで食べる。まだ出港までに時間があったので、船内を歩き回る。甲板にも出てみるが、すっかり晴れて暖かい。 12時40分にようやく出港。客は先日のBarcelona~Maóよりも多い。出港して1時間ほど座席で眠る。1時半ごろに船内放送でレストランの営業開始が告げられる。このぶんだとAlcúdia着は15時ごろになりそうで、それから昼食では時間が無くなってしまうので、船内で食べることにする。 カフェテリア形式。サラダ、鶏肉のステーキのポテトフライと温野菜添え、サーモンのムニエルの温野菜とポテトフライ添え、パン、デザートのヨーグルトとアイスクリームを選ぶ。直径1.5mほどの鍋にパエージャがあって人気だったが、あれが美味しかったのかもしれない。私たちのは安食堂の味そのものだった。レストランでは最初はトラックの運転手らしき男たちばかりが食事をしていたが、やがて家族連れなども入ってきていた。食後はまた船内を歩き回る。 15時にAlcúdia着。降りる人は多かったが、ほとんどは車。車無しで降りたのは十数人だろうか。彼らの多くは誰かが迎えに来ていた。中心街に行くには、十数分歩いて港町に出て、そこからバスに乗る以外にはタクシーしかない。フェリーターミナルを出るとタクシーは1台だけ。それに乗って旧市街に行く。 ホテル前までは車は入れず、少し手前の城壁の外で降ろされる。ホテルはそこからほんの十数メートル。チェックインすると外に出て20mほど歩いて別の建物に連れていかれる。そこが私たちの泊まるホテル。建物の入口と部屋の鍵を渡される。受付は3つのホテルの共用になっているようだ。 荷物を片付けて出かける。受付に行ってホテルの説明書と街の地図をもらう。タクシーを降りたところの少し先にTurismoがあるがもう閉まっている。 しかし明日乗るPalma行きのバスの時刻表は貼ってあるので、もう十分。その先にバス停が見えた。 街は城壁に囲まれているので、城壁に沿って外周を一回り。途中で10代の男女がもめているのに出くわす。女の子は泣いていたようだ。スマートフォンのケースを落としたので、その旨教えてあげたが、他人を受け付けないような雰囲気。近くに知人らしき人が立っていたし、少し離れた車の人も心配そうに見ていたので大したことにはならないだろう。 町を一周したところで城壁の内側に入り反対周りで進む。途中で城壁の上に上がれたので上を進む。外には新市街があるが少しだが畑などもあってのどかな景色。半周ほどで城壁を下ろされる。 そこからは壁の内側を歩いて元に戻る。 Barで一休み。Ameliaがお茶を頼むが、メニューに載っているのを頼むと、Camareroはたぶんないだろうがと言いながら店内に戻る。今度は数種類の紅茶を持ってきてどれにするかと選ばせる。あまり売れないのだろう。 ホテルに戻る頃には夕暮れて、ライトアップされた城壁が美しい。 ホテルに戻ってみると水道の水が出ない。お湯も水も。受付に行くともう閉まっている。入口に貼ってある紙に、受付がいないときに用事があれば向かいのBarへと書いてあるので、Barに行って水道が出ないと伝える。すぐに一緒に部屋まで来てくれ、水が出ないのを確認して、ちょっと待ってくれと言ってどこかへ行ってしまう。数分で戻ってきて水が出ることを確認してくれた。スペインでは珍しく素早い対応だった。 明日のホテルの予約。今回の旅の主要目的地であるPalma de Mallorcaに明日ようやく到着。 20時近くなってお腹が空いてきたので、このホテル内のレストランに行く。地上階で、外に出なくても行ける。マグロのたたき、餃子、寿司などもあって心配したが、普通のメニューもある。 シシトウの揚げ物とPancitta、ロゼワインと赤ワインをグラスで、Agua con gas、パンにアリオリソースとオリーブを添えたもの。まずまずの味。結構流行っている店のようで少し早めの時間だったが客も良く入っていた。 隣の席に家族連れがいたが、2才ぐらいの男の子と4~5歳の兄。弟がちょろちょろ歩き回るがニコニコして可愛い。ときどきお兄ちゃんが面倒を見に行くが、店の中を歩き回っても客も店員も気にしない。スペインは小さな子に寛容だ。 レストランは宿泊客は10%割引。 食事を終えて階段を上って部屋に戻る。シャワーを浴び、日記を書く。外がすこし騒がしかったが、23時になるとすっかり静かになった。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)