6時起床。ほとんど出発できる準備をして、7時半に食堂に下りる。フロントには初めて見る男性が座っている。朝食をとるが、女性スタッフが来ていないためかオレンジジュースはないし、温かい料理もトルティーリャが少しあるだけ。パン、チーズ、ハムの類は昨日と同じものがあるので、コーヒーを淹れて食べる。8時ごろに食べ終えるころ、いつもの女性スタッフが出勤。部屋に戻って荷物を持ちロビーに下りる。イビサに行くと言うと、イビサのレストランを教えてくれる。タクシーが来ていてチェックアウトするとすぐの港に向かった。
フェリーターミナルまでは10分少々。到着すると運転手はターミナルのドアを開けて行き先を教えてくれた。言われた通りに窓口に行きスマートフォンの乗船券を見せると、裏側の待合室で待つようにとのこと。広い待合室には先客は2人だけ。出港1時間前を過ぎて出口が開かれ、バスに乗り込む。8時45分になってバスが出発。船は見えているのだが、街の中の道まで出て遠回りをしなければならないので10分ほどもかかってしまう。乗船場に着くと、車の搭乗口に隣り合った通路から乗船し、エスカレーターを2つ乗り継いで客室のある階へ。まだ新しい船のようだ。スーツケースを置き場に預け、座席へ。自由席。客はそんなにいない。船内には、1等座席、2等座席、個室、レストラン、Bar、売店などがあるのは前回などと同様。今回も大部分の客は車で来ている。
定刻に出港。海は静かで揺れもほとんどなく、甲板に出ても寒くない。港を出るとやることもないので座席で昼寝。2時間以上も眠っただろうか。12時を過ぎたのでBarに行ってホットボカディージョとAgua con gasで軽めの昼食。
ほぼ定刻にIbiza到着。入港時に見ると、Ibizaもかなり大きな街で。右側はリゾートマンションらしきものが建ち並ぶ新市街、左側は小高い丘を中心に旧市街になっている。船は新市街の右端よりさらに右に停泊。降りる時に車無しだったのは5人だけだったようだ。少し歩いてターミナルビルに入り、出口を出るとタクシーは1台だけ。しかしその向こうにミニバスが停まっていて、それで中心街まで行ける。
中心街まで10分ほど。そこから少し歩いてホテルへ。バスを降りたあたりも港になっていて、フォルメンテラ島行きのフェリーや高速船が何隻か泊まっている。ホテルにチェックイン。14時近いので部屋に入れる。5つ星のホテルだが、悪くはないが大したこともない。値段との兼ね合いも考えると今朝までのホテルの方が良い。
ウエルカムドリンクがあるので、下のBarに行き、Cavaを飲む。
今日は旧市街を歩くことにして出かける。旧市街は城壁に囲まれていて、城壁は非常に立派で高く頑丈そうだ。城壁内の坂道を上り現代美術館があったので入ろうと思ったが、閉館まで30分ほどしかないので明日にする。城壁に沿って進むと大砲を並べた要塞部分が何か所かある。下の海は街のすぐ近くなのにもかかわらず透き通っている。夏の浜辺のリゾートとして生きる島としては、水質は命なのだろう。
上からロープでぶら下がってロッククライミングのようなことをしている人がいたが、城壁の途中に生えた雑草をとる作業をしているのだった。
カテドラルにも行くが、ここも閉まっている。
修道院のお菓子を売っているところがあったので、入口に掲示してある通りに呼び出しブザーを押してみるが、何度やっても反応がないので、これも明日もう一度やってみることにする。出てすぐ左に礼拝堂があり、ちょうどミサの最中。これが反応のなかった理由のようだ。
休憩しようと思ったが、城壁内の旧市街には開いているBarは見当たらなかった。
ホテルに戻り休憩。少しのつもりが1時間ほども昼寝してしまった。疲れがたまっているのだろうか。
19時近くなって夕食も兼ねて散歩に。ネットで調べた良さそうなレストランに向かう。旧市街の一角に並んでいるので向かったのだが、みんな閉まっている。グーグルマップの情報も全くあてにならない。ホテルの周りや港の方も歩いてみたが良さそうなのがなかったので、ホテルのレストランで食べることにする。
アラカルトで、ミックスサラダ、魚介のスープ、子羊のロースト。ワインはグラスで赤と白。それにAgua con gas。突き出しにソーセージが出された。パンは田舎パンでちょっと焼きすぎだが好みの硬さと味。サラダはレタスと玉ねぎだけのシンプルなもの。魚介のスープは塩ッぱくなく美味しい。子羊はカスエラに入れられて供されたにもかかわらず少し冷めていて残念な味だった。デザートのメニューを見るとChocolate con aseite de oliva y salというのがあったので、興味本位で注文してみた。柔らかいチョコレートにオリーブ油をかけ塩を少し振ったもの。チョコレートが程よく柔らかく、甘さと塩がよく合っていた。
部屋に戻ってシャワー、日記。この部屋はバリアフリーなのだが、シャワー室はカーテンだけで区切られ、カーテンが短いのでどんなに注意深く使ってもシャワーの飛沫が外の床まで濡らしてしまう。ドライヤーが備えてあるが、洗面所にあるコンセントは対応しておらず、ベッドわきのコンセントを使わないといけない。何を考えて設計したのか、実に使いにくい部屋だ。
あんなに昼寝をしたのに、24時を過ぎるとやはり眠い。
Andrésスペイン旅行6時起床。ほとんど出発できる準備をして、7時半に食堂に下りる。フロントには初めて見る男性が座っている。朝食をとるが、女性スタッフが来ていないためかオレンジジュースはないし、温かい料理もトルティーリャが少しあるだけ。パン、チーズ、ハムの類は昨日と同じものがあるので、コーヒーを淹れて食べる。8時ごろに食べ終えるころ、いつもの女性スタッフが出勤。部屋に戻って荷物を持ちロビーに下りる。イビサに行くと言うと、イビサのレストランを教えてくれる。タクシーが来ていてチェックアウトするとすぐの港に向かった。 フェリーターミナルまでは10分少々。到着すると運転手はターミナルのドアを開けて行き先を教えてくれた。言われた通りに窓口に行きスマートフォンの乗船券を見せると、裏側の待合室で待つようにとのこと。広い待合室には先客は2人だけ。出港1時間前を過ぎて出口が開かれ、バスに乗り込む。8時45分になってバスが出発。船は見えているのだが、街の中の道まで出て遠回りをしなければならないので10分ほどもかかってしまう。乗船場に着くと、車の搭乗口に隣り合った通路から乗船し、エスカレーターを2つ乗り継いで客室のある階へ。まだ新しい船のようだ。スーツケースを置き場に預け、座席へ。自由席。客はそんなにいない。船内には、1等座席、2等座席、個室、レストラン、Bar、売店などがあるのは前回などと同様。今回も大部分の客は車で来ている。 定刻に出港。海は静かで揺れもほとんどなく、甲板に出ても寒くない。港を出るとやることもないので座席で昼寝。2時間以上も眠っただろうか。12時を過ぎたのでBarに行ってホットボカディージョとAgua con gasで軽めの昼食。 ほぼ定刻にIbiza到着。入港時に見ると、Ibizaもかなり大きな街で。右側はリゾートマンションらしきものが建ち並ぶ新市街、左側は小高い丘を中心に旧市街になっている。船は新市街の右端よりさらに右に停泊。降りる時に車無しだったのは5人だけだったようだ。少し歩いてターミナルビルに入り、出口を出るとタクシーは1台だけ。しかしその向こうにミニバスが停まっていて、それで中心街まで行ける。 中心街まで10分ほど。そこから少し歩いてホテルへ。バスを降りたあたりも港になっていて、フォルメンテラ島行きのフェリーや高速船が何隻か泊まっている。ホテルにチェックイン。14時近いので部屋に入れる。5つ星のホテルだが、悪くはないが大したこともない。値段との兼ね合いも考えると今朝までのホテルの方が良い。 ウエルカムドリンクがあるので、下のBarに行き、Cavaを飲む。 今日は旧市街を歩くことにして出かける。旧市街は城壁に囲まれていて、城壁は非常に立派で高く頑丈そうだ。城壁内の坂道を上り現代美術館があったので入ろうと思ったが、閉館まで30分ほどしかないので明日にする。城壁に沿って進むと大砲を並べた要塞部分が何か所かある。下の海は街のすぐ近くなのにもかかわらず透き通っている。夏の浜辺のリゾートとして生きる島としては、水質は命なのだろう。 上からロープでぶら下がってロッククライミングのようなことをしている人がいたが、城壁の途中に生えた雑草をとる作業をしているのだった。 カテドラルにも行くが、ここも閉まっている。 修道院のお菓子を売っているところがあったので、入口に掲示してある通りに呼び出しブザーを押してみるが、何度やっても反応がないので、これも明日もう一度やってみることにする。出てすぐ左に礼拝堂があり、ちょうどミサの最中。これが反応のなかった理由のようだ。 休憩しようと思ったが、城壁内の旧市街には開いているBarは見当たらなかった。 ホテルに戻り休憩。少しのつもりが1時間ほども昼寝してしまった。疲れがたまっているのだろうか。 19時近くなって夕食も兼ねて散歩に。ネットで調べた良さそうなレストランに向かう。旧市街の一角に並んでいるので向かったのだが、みんな閉まっている。グーグルマップの情報も全くあてにならない。ホテルの周りや港の方も歩いてみたが良さそうなのがなかったので、ホテルのレストランで食べることにする。 アラカルトで、ミックスサラダ、魚介のスープ、子羊のロースト。ワインはグラスで赤と白。それにAgua con gas。突き出しにソーセージが出された。パンは田舎パンでちょっと焼きすぎだが好みの硬さと味。サラダはレタスと玉ねぎだけのシンプルなもの。魚介のスープは塩ッぱくなく美味しい。子羊はカスエラに入れられて供されたにもかかわらず少し冷めていて残念な味だった。デザートのメニューを見るとChocolate con aseite de oliva y salというのがあったので、興味本位で注文してみた。柔らかいチョコレートにオリーブ油をかけ塩を少し振ったもの。チョコレートが程よく柔らかく、甘さと塩がよく合っていた。 部屋に戻ってシャワー、日記。この部屋はバリアフリーなのだが、シャワー室はカーテンだけで区切られ、カーテンが短いのでどんなに注意深く使ってもシャワーの飛沫が外の床まで濡らしてしまう。ドライヤーが備えてあるが、洗面所にあるコンセントは対応しておらず、ベッドわきのコンセントを使わないといけない。何を考えて設計したのか、実に使いにくい部屋だ。 あんなに昼寝をしたのに、24時を過ぎるとやはり眠い。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)