7時半過ぎに起床。9時前に朝食に出かける。Mercadoの前のGranierというチェーンのパン屋。Bocadillo con tortillaとクロワッサン。Café con leche、Té con leche、Zumo de naranja。ここのTortillaは型に入れて焼いたような、いかにも工場での大量生産品のような感じ。
Mercadoは日曜日で閉まっているが、周囲には日曜市が立っている。また常設の店の中には昔と同様、Paella鍋をたくさん並べているのがある。
Lonjaは記憶にある通り。絹の取引所だったのだが、建物内はがらんとしている。その分かえって建物の立派さがわかる。
Mercadoの向かいにIglesia de los Santos Juanesがあるので入る。入場券はここと、Iglesia de San Nicolás、Museo de Sedaを合わせて3か所の共通券。ここは天井のフレスコ画が修復中で、一部は出来上がっているが、完了すると見応えがあるだろう。
Iglesia de San Nicolásに行くが、見学は13時からとのことなのでここは明日に回す。
通りに出ると、今日も数人見かけた民族衣装姿の人が集まっている。突然爆竹が鳴り、音楽が始まって、民族衣装姿の男女二組が踊りはじめる。踊り終えると他の人も含めて民族衣装の人々は建物の中に入って行った。ここで今日は催しがあるのだろう。
Museo de la Sedaへ。ここはLonjaが絹の取引所だったこともありValenciaがヨーロッパでの絹流通の中心地だったことを示す様々な資料を展示。地図では絹流通路の東端に九州があり、西端がValencia。
ホテルに戻り荷物を受け取って今夜から2泊するVincci Palaceに移動。中心街を横切って行くので、人通りの多い中をスーツケースを引いて移動しなければならない。
ホテルに着くとチェックイン後すぐに部屋に入れる。
直ぐに昼食に出かける。ネットで見つけたDe Ana Restaurantに行くが、予約で満席。隣に良さそうな店、Lienzoがあるので入ろうとするが、ここも予約で満席だと断られる。昨日に続き良さそうな店は予約が必須のようだ。ホテルに戻ってフロントで良い店を紹介してもらうと、ここでもDe Anaを紹介される。電話をかけてもらうが、やはり満席だと断られた。日曜日は良い店はどこも混むから明日にすれば、と言うのでそうすることに。
午後の予定だったMuseo de Valenciaの見学に行き、そこのレストランで昼食にしようと考える。スペインのMuseoのレストランは結構良いので。しかし着いてみると館内はがらんとしているのにレストランは満席。Camareroが15分後に来るようにと言うので、それまでロマネスクからルネサンスの展示を見る。なかなか質の高い展示。しかしお腹が空いて仕方がないので、もう一度レストランに行ってみる。しかし先ほどとは別のCamareroが満席だと言うだけ。再び展示室に戻り見学を続ける。次第に空腹で見学に身が入らなくなったのでもう一度レストランへ。すると最初のCamareroが1か所だけあった空席に案内してくれた。助かった。
Menú del díaで一皿目はEnsalada ValencianaとCalabacines Rellenosを頼んだが、Calabacinesはなくてラザーニャに。二皿目はZarzuela de PescadosとSolomillo Ibériico a la Plancha。Zarzuelaは魚の出汁がよく出ている。PostreはCalabaza asadaとHelado。Calabazaは市場で見たので興味はあったが、デザートとは思っていなかった。食べてみるとかぼちゃの煮物。かぼちゃがほくほくしていれば美味しいだろうが、水っぽいのでいただけない。
担当してくれたCamareroは店内を走り回り、他のCamareroの何倍も働いているよう。しかも目が行き届き、こちらの食べ具合を見て料理を運び、注文を取りに来てくれる。良いCamareroに当たった。
見学を続ける。Ribera、Murillo、Alonso Cano、Velazquez、Goyaなどの作品も並んでいるが、特にSorollaの作品が充実している。
長崎でのキリシタン殉教を描いた作品があるが、処刑に携わる役人も集まった群衆も、どう見てもムスリムだ。また、後方の景色も日本ではない。伝聞だけを基に描いたのだろう。
見終えて外に出ると真っ暗になっている。来た時とは別の道でホテルの方に戻る。トゥリア川の公園ではまだ散歩する姿が見られる。
Pl. de la Reinaに出た。ここにもベレン。大雑把なつくりのように思えるが、人だかりがしている。一休みしようと思うが、チョコレート屋のValorは入店待ちの列ができている。
近くに落ち着いた感じのCappuccino Valenciaという店があったので入る。客のほとんどは中高年。クレープとコーヒーと紅茶。値段は高いがゆっくりできる。通行人を眺めて過ごす。
ホテルの向かいのスーパーで水を買って帰る。最近は中国人の小さなスーパー以外にも日曜日に開いている店が増えた。今日、水を買ったのもカルフールだし、他にも土産店の類ではなく、普通の商店、ちょっと高級なブティックなどでも営業しているところがある。便利ではあるが、こういう変化は考えものだ。休みは休むべきだろう。日本のコンビニのようなのは多くの隠れた弊害を抱えているのだから。
Andrésスペイン旅行7時半過ぎに起床。9時前に朝食に出かける。Mercadoの前のGranierというチェーンのパン屋。Bocadillo con tortillaとクロワッサン。Café con leche、Té con leche、Zumo de naranja。ここのTortillaは型に入れて焼いたような、いかにも工場での大量生産品のような感じ。 Mercadoは日曜日で閉まっているが、周囲には日曜市が立っている。また常設の店の中には昔と同様、Paella鍋をたくさん並べているのがある。 Lonjaは記憶にある通り。絹の取引所だったのだが、建物内はがらんとしている。その分かえって建物の立派さがわかる。 Mercadoの向かいにIglesia de los Santos Juanesがあるので入る。入場券はここと、Iglesia de San Nicolás、Museo de Sedaを合わせて3か所の共通券。ここは天井のフレスコ画が修復中で、一部は出来上がっているが、完了すると見応えがあるだろう。 Iglesia de San Nicolásに行くが、見学は13時からとのことなのでここは明日に回す。 通りに出ると、今日も数人見かけた民族衣装姿の人が集まっている。突然爆竹が鳴り、音楽が始まって、民族衣装姿の男女二組が踊りはじめる。踊り終えると他の人も含めて民族衣装の人々は建物の中に入って行った。ここで今日は催しがあるのだろう。 Museo de la Sedaへ。ここはLonjaが絹の取引所だったこともありValenciaがヨーロッパでの絹流通の中心地だったことを示す様々な資料を展示。地図では絹流通路の東端に九州があり、西端がValencia。 ホテルに戻り荷物を受け取って今夜から2泊するVincci Palaceに移動。中心街を横切って行くので、人通りの多い中をスーツケースを引いて移動しなければならない。 ホテルに着くとチェックイン後すぐに部屋に入れる。 直ぐに昼食に出かける。ネットで見つけたDe Ana Restaurantに行くが、予約で満席。隣に良さそうな店、Lienzoがあるので入ろうとするが、ここも予約で満席だと断られる。昨日に続き良さそうな店は予約が必須のようだ。ホテルに戻ってフロントで良い店を紹介してもらうと、ここでもDe Anaを紹介される。電話をかけてもらうが、やはり満席だと断られた。日曜日は良い店はどこも混むから明日にすれば、と言うのでそうすることに。 午後の予定だったMuseo de Valenciaの見学に行き、そこのレストランで昼食にしようと考える。スペインのMuseoのレストランは結構良いので。しかし着いてみると館内はがらんとしているのにレストランは満席。Camareroが15分後に来るようにと言うので、それまでロマネスクからルネサンスの展示を見る。なかなか質の高い展示。しかしお腹が空いて仕方がないので、もう一度レストランに行ってみる。しかし先ほどとは別のCamareroが満席だと言うだけ。再び展示室に戻り見学を続ける。次第に空腹で見学に身が入らなくなったのでもう一度レストランへ。すると最初のCamareroが1か所だけあった空席に案内してくれた。助かった。 Menú del díaで一皿目はEnsalada ValencianaとCalabacines Rellenosを頼んだが、Calabacinesはなくてラザーニャに。二皿目はZarzuela de PescadosとSolomillo Ibériico a la Plancha。Zarzuelaは魚の出汁がよく出ている。PostreはCalabaza asadaとHelado。Calabazaは市場で見たので興味はあったが、デザートとは思っていなかった。食べてみるとかぼちゃの煮物。かぼちゃがほくほくしていれば美味しいだろうが、水っぽいのでいただけない。 担当してくれたCamareroは店内を走り回り、他のCamareroの何倍も働いているよう。しかも目が行き届き、こちらの食べ具合を見て料理を運び、注文を取りに来てくれる。良いCamareroに当たった。 見学を続ける。Ribera、Murillo、Alonso Cano、Velazquez、Goyaなどの作品も並んでいるが、特にSorollaの作品が充実している。 長崎でのキリシタン殉教を描いた作品があるが、処刑に携わる役人も集まった群衆も、どう見てもムスリムだ。また、後方の景色も日本ではない。伝聞だけを基に描いたのだろう。 見終えて外に出ると真っ暗になっている。来た時とは別の道でホテルの方に戻る。トゥリア川の公園ではまだ散歩する姿が見られる。 Pl. de la Reinaに出た。ここにもベレン。大雑把なつくりのように思えるが、人だかりがしている。一休みしようと思うが、チョコレート屋のValorは入店待ちの列ができている。 近くに落ち着いた感じのCappuccino Valenciaという店があったので入る。客のほとんどは中高年。クレープとコーヒーと紅茶。値段は高いがゆっくりできる。通行人を眺めて過ごす。 ホテルの向かいのスーパーで水を買って帰る。最近は中国人の小さなスーパー以外にも日曜日に開いている店が増えた。今日、水を買ったのもカルフールだし、他にも土産店の類ではなく、普通の商店、ちょっと高級なブティックなどでも営業しているところがある。便利ではあるが、こういう変化は考えものだ。休みは休むべきだろう。日本のコンビニのようなのは多くの隠れた弊害を抱えているのだから。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)