7時半起床。9時過ぎにホテルの隣のBarに行って朝食。
Ensaimada、クロワッサン、Café con leche、Té con leche 、Zumo de Naranja。Ensaimadaは普通のパン、クロワッサンは甘くもないしバター分も少ない。今回のValenciaでは美味しいパンに巡り合えなかった。オレンジジュースも酸っぱい。
近くのCentro Cultural Bancajaへ。10年前にもピカソ展の垂れ幕が外壁に下がっていたのを覚えているが、今もほぼ記憶通りのものが下がっている。入場すると、まずエレベーターで4階まで上る。そこではSebastián Nicolau展をやっている。かれはValencia出身の現代芸術作家で、展示されているのの多くはアルミの板を布のように折り曲げたり波打たせたりしたもの。悪くはないが、各作品の違いに意味があるとも思えない。
2階ではJulio Romero de Torres展。コルドバ出身の19世紀末から20世紀初めにかけて活躍した画家。私にとっては未知の画家だが、展示されている多くの女性の肖像画や、女性を主人公にした作品は、描かれている人物のその時の感情の動きが伝わってくるようで、現代の具象画はあまり好きではないのに、非常に惹き付けられるものがあった。
1階はピカソ展。ジャクリーヌの肖像と晩年の作品の男女の性器をしつこく繰り返し描いた作品。ここに小学校低学年の20人ほどの一団が引率されてやって来た。日本では考えられないことではないか。小学校1年生か2年生を美術館に連れて行き、そこで性器描写ばかりのピカソを見せるなど、起案した段階で校長、職員会議から反対され、万が一実行に移したら教育委員会やPTA、さらに今ならインターネットで非難の嵐に会うかもしれない。さすがに子どもたちもあまり興味をひかれていなかったようだが、こちらでは子供たちを美術館や博物館で本物に触れさせる機会を多く持っている。それがどれほどの効果を生んでいるかは知らないが、一流のものに触れなければ一流のものを評価できるようにはならないのは確かだろう。
版画に少し手を加えてバリエーションを作った中の一つに猫をあしらったものがあった。面白い遊び。
昼食のレストランの予約が13時半で、30分ほど余裕があったので、1㎞ほどのところにある10年前に私が通ったAipという語学学校に行ってみる。途中に記憶にあるドイツ人学校、学校の仲間と何度か行ったバレンシア大学の学生食堂が今もある。学校も当時のままの姿であった。別館もあって規模を拡大したようだ。
予約していたDe Anaという店。入るとまだ誰も客はおらず、予約のことを伝える間もなく了解したようで席に案内してくれる。グラスワインで赤と白、Agua con gasをまず注文。食事はフルーツ入りサラダとPaella Valenciana。パエージャはCalacoles(カタツムリ)を入れるかと聞かれたが、やめておく。突き出しにポテトチップスがでてきたのには少々がっかり。サラダはレタスやベビーリーフに春巻きの皮でひき肉とチーズを包んで揚げたものとオレンジ、メロン、苺、野イチゴなどを合わせたもので、美味しい。ここのオリーブ油は非常にあっさりしている。
少し待ってPaellaの登場。本来の鶏肉のもの。味も良く米にもわずかに芯が残って美味しい。さすがにホテルでもインターネットでもパエージャの美味しい店として推薦しているだけはある。昨日の大混雑が嘘のようにテーブルは半分も埋まっていないが、何組もがパエージャを頼んでいた。PostreはTarta de ZanahoriaとTorrija con Helado de Horchata。人参ケーキは見た目ほど重くはなく、甘さも程よい。フレンチトーストはパンの違いもあってか食感が日本のとが全く違う。添えられたアイスクリームは確かにほのかにオルチャータの味と香りがした。Café cortadoで締め。Camareroたちの感じや対応も良く、美味しく落ち着いて食事ができ、満足。
Casa del Libroに行き、昨年見つけられなかったCatalunya独立に関する本を探すが見つからない。代わりにスペイン戦争を現代の青少年に解説した本、スペイン語購読用の本、孫への絵本を購入。
Mercadonaでスープの素を購入。
Corte Inglésに土産を買いに行くが、疲れてしまったので上階のカフェテリアで一休み。平日の少し早めの時間なので混んでおらず、ゆっくりできた。
地階に下りて土産の菓子類を買う。クリスマスシーズン用の菓子が売り出されている。疲れて、夜出かける気がしなくなったので、Bocadillo con Jamónを買って帰る。
ホテルに戻り、フロントで明朝のタクシーの手配。明日の帰国に備えて荷物の整理。本で荷物が重くなってしまった。
シャワー、日記。明日は6時に起きて7時に呼んだタクシーで空港へ。Valencia空港ははじめてだが、MadridやBarcelonaよりは小さいだろう。
Andrésスペイン旅行7時半起床。9時過ぎにホテルの隣のBarに行って朝食。 Ensaimada、クロワッサン、Café con leche、Té con leche 、Zumo de Naranja。Ensaimadaは普通のパン、クロワッサンは甘くもないしバター分も少ない。今回のValenciaでは美味しいパンに巡り合えなかった。オレンジジュースも酸っぱい。 近くのCentro Cultural Bancajaへ。10年前にもピカソ展の垂れ幕が外壁に下がっていたのを覚えているが、今もほぼ記憶通りのものが下がっている。入場すると、まずエレベーターで4階まで上る。そこではSebastián Nicolau展をやっている。かれはValencia出身の現代芸術作家で、展示されているのの多くはアルミの板を布のように折り曲げたり波打たせたりしたもの。悪くはないが、各作品の違いに意味があるとも思えない。 2階ではJulio Romero de Torres展。コルドバ出身の19世紀末から20世紀初めにかけて活躍した画家。私にとっては未知の画家だが、展示されている多くの女性の肖像画や、女性を主人公にした作品は、描かれている人物のその時の感情の動きが伝わってくるようで、現代の具象画はあまり好きではないのに、非常に惹き付けられるものがあった。 1階はピカソ展。ジャクリーヌの肖像と晩年の作品の男女の性器をしつこく繰り返し描いた作品。ここに小学校低学年の20人ほどの一団が引率されてやって来た。日本では考えられないことではないか。小学校1年生か2年生を美術館に連れて行き、そこで性器描写ばかりのピカソを見せるなど、起案した段階で校長、職員会議から反対され、万が一実行に移したら教育委員会やPTA、さらに今ならインターネットで非難の嵐に会うかもしれない。さすがに子どもたちもあまり興味をひかれていなかったようだが、こちらでは子供たちを美術館や博物館で本物に触れさせる機会を多く持っている。それがどれほどの効果を生んでいるかは知らないが、一流のものに触れなければ一流のものを評価できるようにはならないのは確かだろう。 版画に少し手を加えてバリエーションを作った中の一つに猫をあしらったものがあった。面白い遊び。 昼食のレストランの予約が13時半で、30分ほど余裕があったので、1㎞ほどのところにある10年前に私が通ったAipという語学学校に行ってみる。途中に記憶にあるドイツ人学校、学校の仲間と何度か行ったバレンシア大学の学生食堂が今もある。学校も当時のままの姿であった。別館もあって規模を拡大したようだ。 予約していたDe Anaという店。入るとまだ誰も客はおらず、予約のことを伝える間もなく了解したようで席に案内してくれる。グラスワインで赤と白、Agua con gasをまず注文。食事はフルーツ入りサラダとPaella Valenciana。パエージャはCalacoles(カタツムリ)を入れるかと聞かれたが、やめておく。突き出しにポテトチップスがでてきたのには少々がっかり。サラダはレタスやベビーリーフに春巻きの皮でひき肉とチーズを包んで揚げたものとオレンジ、メロン、苺、野イチゴなどを合わせたもので、美味しい。ここのオリーブ油は非常にあっさりしている。 少し待ってPaellaの登場。本来の鶏肉のもの。味も良く米にもわずかに芯が残って美味しい。さすがにホテルでもインターネットでもパエージャの美味しい店として推薦しているだけはある。昨日の大混雑が嘘のようにテーブルは半分も埋まっていないが、何組もがパエージャを頼んでいた。PostreはTarta de ZanahoriaとTorrija con Helado de Horchata。人参ケーキは見た目ほど重くはなく、甘さも程よい。フレンチトーストはパンの違いもあってか食感が日本のとが全く違う。添えられたアイスクリームは確かにほのかにオルチャータの味と香りがした。Café cortadoで締め。Camareroたちの感じや対応も良く、美味しく落ち着いて食事ができ、満足。 Casa del Libroに行き、昨年見つけられなかったCatalunya独立に関する本を探すが見つからない。代わりにスペイン戦争を現代の青少年に解説した本、スペイン語購読用の本、孫への絵本を購入。 Mercadonaでスープの素を購入。 Corte Inglésに土産を買いに行くが、疲れてしまったので上階のカフェテリアで一休み。平日の少し早めの時間なので混んでおらず、ゆっくりできた。 地階に下りて土産の菓子類を買う。クリスマスシーズン用の菓子が売り出されている。疲れて、夜出かける気がしなくなったので、Bocadillo con Jamónを買って帰る。 ホテルに戻り、フロントで明朝のタクシーの手配。明日の帰国に備えて荷物の整理。本で荷物が重くなってしまった。 シャワー、日記。明日は6時に起きて7時に呼んだタクシーで空港へ。Valencia空港ははじめてだが、MadridやBarcelonaよりは小さいだろう。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)