今年はCaminoの中で「ポルトガルの道」をリスボンからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで歩こうと、早々と1月に航空券をHISで購入した。その時点では新型コロナの世界的感染拡大など想像もできなかったからだ。

航空券はイベリア航空の便で、10月1日11時35分成田発、18時35分マドリッド着、19時40分マドリッド発、20時05分リスボン着。帰路は11月15日マドリッド発16日成田着。

スペインでの感染拡大が急速に進み、入国制限はもちろん外出制限も厳しくなって、5月ごろには今年のCamino行きは難しいと思うようになっていた。しかし購入した航空券はキャンセル不可のもの。こちらからキャンセルしたのでは1円も戻ってこない。イベリア航空のホームページを見てみると、キャンセルは可能だが返金はない代わりに次回の航空券購入に充てられるクーポンを発行すると記されていた。しかし5月中の便まで、やがて6月中の便までと、スペインの状況に応じて期間は延長されて行ったものの、10月の便についての情報は出なかった。

ところが6月28日にイベリア航空からメールが届き、往路の便が成田発22:40、マドリッド着翌日05:50に変更になったとのこと。しかし乗り継ぎのマドリード発リスボン行きの便については何も書かれていなかった。

このままでは乗り継ぎは不可能。そのころにはスペインの感染状況も落ち着いてきて、徐々に平常に戻りつつあったし、ポルトガルは比較的落ち着いた状態だったので、当面スペイン・ポルトガル・日本の状況を見守って判断しようと考えていた。

7月7日に今度はHISから連絡が入り、乗り継ぎができなくなったので「航空券代金の払い戻しで対応」するとのこと。これで思い迷うこともなく、今年のCamino行きは不可能となってしまった。

キャンセルで全額返金となったが、イベリア航空の手続きの関係で返金までには3カ月ほどかかるとのことだ。ホテルなどの手配はまだしていないので、金銭的損害はないはず。

現在、スペインの感染再拡大は徐々に深刻化しているようでもあり、来年以降の見通しももちろん立たない。再びCaminoを歩ける日は何時になるのだろうか。

Andrésサンティアゴ巡礼今年はCaminoの中で「ポルトガルの道」をリスボンからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで歩こうと、早々と1月に航空券をHISで購入した。その時点では新型コロナの世界的感染拡大など想像もできなかったからだ。航空券はイベリア航空の便で、10月1日11時35分成田発、18時35分マドリッド着、19時40分マドリッド発、20時05分リスボン着。帰路は11月15日マドリッド発16日成田着。スペインでの感染拡大が急速に進み、入国制限はもちろん外出制限も厳しくなって、5月ごろには今年のCamino行きは難しいと思うようになっていた。しかし購入した航空券はキャンセル不可のもの。こちらからキャンセルしたのでは1円も戻ってこない。イベリア航空のホームページを見てみると、キャンセルは可能だが返金はない代わりに次回の航空券購入に充てられるクーポンを発行すると記されていた。しかし5月中の便まで、やがて6月中の便までと、スペインの状況に応じて期間は延長されて行ったものの、10月の便についての情報は出なかった。ところが6月28日にイベリア航空からメールが届き、往路の便が成田発22:40、マドリッド着翌日05:50に変更になったとのこと。しかし乗り継ぎのマドリード発リスボン行きの便については何も書かれていなかった。このままでは乗り継ぎは不可能。そのころにはスペインの感染状況も落ち着いてきて、徐々に平常に戻りつつあったし、ポルトガルは比較的落ち着いた状態だったので、当面スペイン・ポルトガル・日本の状況を見守って判断しようと考えていた。7月7日に今度はHISから連絡が入り、乗り継ぎができなくなったので「航空券代金の払い戻しで対応」するとのこと。これで思い迷うこともなく、今年のCamino行きは不可能となってしまった。キャンセルで全額返金となったが、イベリア航空の手続きの関係で返金までには3カ月ほどかかるとのことだ。ホテルなどの手配はまだしていないので、金銭的損害はないはず。現在、スペインの感染再拡大は徐々に深刻化しているようでもあり、来年以降の見通しももちろん立たない。再びCaminoを歩ける日は何時になるのだろうか。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)