エンジンの振動が伝わってきて気になったが、安眠の障害にはならなかった。6時30分起床。直後に船は明石海峡大橋をくぐる。神戸が近づくにつ入れて船の往来も多くなるが、このフェリーが一番大きいようだ。朝食は昨日買っておいたパンと部屋のコーヒーや紅茶で済ませる。デッキでとも思ったが、風が強くてすぐに冷めてしまいそうなので室内で食べる。定刻の7時55分に神戸港に着岸。車に行き少し待って上陸。まだ時間が早くて見学するようなところはどこも開いていないので、六甲山に行く。頂上に向かうが、峰のあたりまで上っているのだが、道を間違ったのかぐるぐると回される。車の通行量も結構あり、自転車で登っている人も多い。また登山・ハイキング客もたくさん見かける。天気の良い日曜日だからか。街から30分もかからないところにこんな山が控えているのだから、登山好き、ハイキング好きの人たちにとって神戸は最高の地だろう。木々の葉がすっかり色づいているが、鮮やかな紅は少ない。

山を下りて「竹中大工道具館」に向かう。すっかり遠回りしたようで、有馬温泉を抜けることになる。「竹中大工道具館」は竹中工務店が運営しているもので、まだ真新しい建物。1階では兵庫県三木市の玉鋼(たまはがね)を使って鋸を作る鋸鍛冶(のこぎりかじ)、二代目宮野鉄之助(1901~96)の作品展。鋸についての知識は全くないが、興味深く見ることができた。地下1階と地下2階は常設展で、大工道具、大工の仕事、大工の技術、木造建築等についての展示。石器時代から電動工具以前まで。何よりも職人仕事の見事さが伝わってくる充実した内容だった。

コロナ対策で、12時から13時は閉館になるため、12時に退館。少し早いがホテルに行くことにする。神戸港のポートピアホテル。駐車場に車を置き、荷物を持ってフロントに行く。部屋には入れないだろうが荷物を預けて街に出ようと思っていたが、日本のホテルでは珍しく部屋に入ることができた。部屋は少し古くなっているが、ビジネスホテル並の値段で部屋は広く、お得。

ホテルのシャトルバスを利用して三宮に出る。神戸のパンで昼食にしようと少し歩き、さんプラザの「カスケード」に入る。店内で食べるが、見ていると大きな袋一杯にパンを買い込んでいる人が結構いる。パン好きが多いのだろうか。Ameliaが買いたがっているクマのビスケット。店名も商品名も忘れているが、ネットで調べたら「ケーニヒスクローネ」という店の「神戸に住んでる小ぐま」だということが分かり、すぐ近くに店舗があるので行ってみる。10年ほど前に行ったことを、店の前に着いて思い出した。土産に「神戸に住んでる子ぐま」を買う。「さんちか」は人通りが多いので避けて、元町のアーケードを歩く。こちらは庶民的な通りで、人出もそんなに多くない。珍しく人だかりのある店があったので覗いてみたら、マスクの大安売り。30枚入りのが199円。他にも1枚100円や50円の布製やウレタン製のも。

この通りの店は古くからのが多いようだ。店の種類、構えもそうだし、歩いているのも近所の人といった風情。ただ今はやりの食パン屋がいくつもあり、1店だけに行列ができている。古本屋も何店かある。

通りの端まで行って引き返す。バスセンターに行き、ホテルのシャトルバスを待つが、ここは以前来た時にホテルオークラのバスを待った場所だと思い出した。

ホテルの部屋に戻り、夕食用にホテル内のレストランの席を予約してから昼寝。朝早くから動いたので少し疲れた。

18時半から夕食。もう少しましかと思っていたが、ファミリーレストランと大差ない内容で、ホテルのレストラン並みの値段。がっかり。

部屋に戻って入浴、日記。明日は奈良へ。明日からは少し気温が下がるようだ。

/images/2020/11/20201108_063259-scaled-700x394.jpg/images/2020/11/20201108_063259-scaled-150x150.jpgAndrés国内旅行エンジンの振動が伝わってきて気になったが、安眠の障害にはならなかった。6時30分起床。直後に船は明石海峡大橋をくぐる。神戸が近づくにつ入れて船の往来も多くなるが、このフェリーが一番大きいようだ。朝食は昨日買っておいたパンと部屋のコーヒーや紅茶で済ませる。デッキでとも思ったが、風が強くてすぐに冷めてしまいそうなので室内で食べる。定刻の7時55分に神戸港に着岸。車に行き少し待って上陸。まだ時間が早くて見学するようなところはどこも開いていないので、六甲山に行く。頂上に向かうが、峰のあたりまで上っているのだが、道を間違ったのかぐるぐると回される。車の通行量も結構あり、自転車で登っている人も多い。また登山・ハイキング客もたくさん見かける。天気の良い日曜日だからか。街から30分もかからないところにこんな山が控えているのだから、登山好き、ハイキング好きの人たちにとって神戸は最高の地だろう。木々の葉がすっかり色づいているが、鮮やかな紅は少ない。 山を下りて「竹中大工道具館」に向かう。すっかり遠回りしたようで、有馬温泉を抜けることになる。「竹中大工道具館」は竹中工務店が運営しているもので、まだ真新しい建物。1階では兵庫県三木市の玉鋼(たまはがね)を使って鋸を作る鋸鍛冶(のこぎりかじ)、二代目宮野鉄之助(1901~96)の作品展。鋸についての知識は全くないが、興味深く見ることができた。地下1階と地下2階は常設展で、大工道具、大工の仕事、大工の技術、木造建築等についての展示。石器時代から電動工具以前まで。何よりも職人仕事の見事さが伝わってくる充実した内容だった。 コロナ対策で、12時から13時は閉館になるため、12時に退館。少し早いがホテルに行くことにする。神戸港のポートピアホテル。駐車場に車を置き、荷物を持ってフロントに行く。部屋には入れないだろうが荷物を預けて街に出ようと思っていたが、日本のホテルでは珍しく部屋に入ることができた。部屋は少し古くなっているが、ビジネスホテル並の値段で部屋は広く、お得。 ホテルのシャトルバスを利用して三宮に出る。神戸のパンで昼食にしようと少し歩き、さんプラザの「カスケード」に入る。店内で食べるが、見ていると大きな袋一杯にパンを買い込んでいる人が結構いる。パン好きが多いのだろうか。Ameliaが買いたがっているクマのビスケット。店名も商品名も忘れているが、ネットで調べたら「ケーニヒスクローネ」という店の「神戸に住んでる小ぐま」だということが分かり、すぐ近くに店舗があるので行ってみる。10年ほど前に行ったことを、店の前に着いて思い出した。土産に「神戸に住んでる子ぐま」を買う。「さんちか」は人通りが多いので避けて、元町のアーケードを歩く。こちらは庶民的な通りで、人出もそんなに多くない。珍しく人だかりのある店があったので覗いてみたら、マスクの大安売り。30枚入りのが199円。他にも1枚100円や50円の布製やウレタン製のも。 この通りの店は古くからのが多いようだ。店の種類、構えもそうだし、歩いているのも近所の人といった風情。ただ今はやりの食パン屋がいくつもあり、1店だけに行列ができている。古本屋も何店かある。 通りの端まで行って引き返す。バスセンターに行き、ホテルのシャトルバスを待つが、ここは以前来た時にホテルオークラのバスを待った場所だと思い出した。 ホテルの部屋に戻り、夕食用にホテル内のレストランの席を予約してから昼寝。朝早くから動いたので少し疲れた。 18時半から夕食。もう少しましかと思っていたが、ファミリーレストランと大差ない内容で、ホテルのレストラン並みの値段。がっかり。 部屋に戻って入浴、日記。明日は奈良へ。明日からは少し気温が下がるようだ。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)